こんにちは。今日は鉄斎です。 | さばとごはん

こんにちは。今日は鉄斎です。

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こんにちは。



今日は富岡鉄斎の『漁楽図』(部分)を描いてみました。





ところで、皆さん、


日本でも、世界でも、どこでもよろしいのですが、


美術館などで色々絵を見たときに、


この絵のどこが良いのかな? とか


何がうまいのかな? とか


思ったことはないですか?





絵だけでなく、芸術を本当に鑑賞するためには


生まれながらの感性だけでなく、


知識や教養や勉強が必要だということは


よく言われることで、


僕もそれは理解している積りなのですが、


それでも、正直に申し上げれば、


時折、「この絵は本当に凄くて、うまくて、素晴らしいのだろうか」と


思ったりすることがあります。





教科書や雑誌やテレビによって刷り込まれてきたから、


僕はこれを良いと思おうとしているのではないかとさえ


考えることがあります。




美術史上に燦然と輝く名画だと


誰もが言っているのに、


僕だけがそれを感じることができないのだと


憂鬱になったりします。、






そんな経験はないですか?




こんなことを書くと、


「お前は絵が分からないのだ」とか


「教養がないだけのことだ」と叱られそうですが。







鉄斎の絵を見て、


「素晴らしい」と


心から感激できる人は


果たしてどのくらいいるのでしょう?





ブルーノ・タウトはその論文の中で


「鉄斎の芸術は日本画でもなければ東洋画でもない。


まさに鉄斎その人の芸術だ」と、


最上級の賛辞を与えているそうです。


タウトが言うからという訳でもないのですが、


しかし、このタウトの観方が正しく、深いのでしょう。



自分自身の目でしっかりと物を見ること、


そのためには謙虚に学んで、


知識や教養を身につけ、


日々感受性を磨かねばならぬようです。



富岡鉄斎は天保7年(1837年)、京都生まれ。没年は大正13年(1924年)。





  鯖江市図書館の鉄斎関連本です。



  『現代日本美術全集 1 』  集英社

  『鉄斎大成』  講談社

  『富岡鉄斎の屏風』  京都国立博物館

  『富岡鉄斎』  小高根太郎/著  吉川弘文館