こんにちは。今日は海北友松です。 | さばとごはん

こんにちは。今日は海北友松です。

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こんにちは。今日は 海北友松の『山水図』を描いてみました。


海北友松(1533年~1615年)は安土桃山文化を代表する画家で、


多くの作品が国の重要文化財になっているのですが、


宗達や等伯や光琳に比べますと、知名度はいまひとつかもしれません。


名前も、一体どう読んで良いのか、困ってしまいます。


実は、僕も今日まで読み間違えていました。


『日本美術絵画全集 11』(集英社)の解説によると、


「かいほう ゆうしょう」と読むそうです。難しい読み方です。




それにしても、


水墨山水画は、いいですね。


そぎ落とされ、抑制された表現、


鋭さと茫洋さを同時にたたえた墨の線、


広がる空間。




暫く眺めていますと、


何も描いてないところにも


空や原野や森が見えてくるような気がします。


絵の世界は、晴れていたり、雪が降っていたり、霙だったり、


眺める側の意識のありようで、千変万化します。


極めて高度な抽象性と言えるのでしょうが、


室町の昔から現代にいたるまで、


この美意識は人々の心から心へと、つながれつながれ


流れてきているのですね。




豊かで豪華なものではなく、乏しく質素なもの


多いものでなく、少ないもの


加えることでなく、引くこと


埋めるのではなく、空けること




水墨山水画を生み出す美意識は


そういうところに成り立っているのではないだろうかと、


僕は考えています。





鯖江市図書館所蔵の

        「海北友松」関連本です。


   『日本の美術 NO.324』  至文堂

   『水墨画の巨匠 4』  講談社

   『水墨美術体系 9』  講談社

   『日本美術絵画全集 11』  集英社