私のお勧めの本
こんにちは
寿康です。
今日は、私が今まで読んだ本の中で
一番おもしろかった本をご紹介します。
井上靖著 『北の海』 です。
最初に読んだのは、高校生のときですが
以来、何回となく読み返しています。
殊に気持ちが、落ち込んでいる時に読むと
すこぶる、気持ちがおおらかになります。
この作品は
『しろばんば』
『夏草冬濤』 
に続く自伝三部作の第三作です。
『しろばんば』 が幼少年時代を描いたもので
『夏草冬濤』 は少年から青年への
過渡期を描いています。
『北の海』
は、先の二作に続くもので
旧制中学卒業後の浪人生活の
春から初秋にかけての、半年を
濃密に描いています。
特に金沢四校の柔道部の
勧誘を受け
静岡の沼津から
のこのこ、金沢へ出掛け
受験生でありながら
四校柔道部の
夏稽古に参加する後半部分は
何度読んでも、ひきつけられます。
皆さんも、気持ちが窮屈になったときなど
ぜひご一読ください。
主人公の洪作の
極楽トンボな生き方が
気持ちを、おおらかにしてくれると思います。
鯖江図書館には
「井上 靖」 石川近代文学全集 7
「北の海」 新潮文庫
等があります。