【2020シーズン滑走日数:6、7、8日目】
鯖が住む町主催のスキー教室に、2泊3日で行ってきました!今回は鯖一人です。
地元の自治体が毎冬にやってるスキー教室なのですが、これの児童版に、長男・チビゴン太くんは3年生から参加させていただいてます。その大人版に鯖が行ってきた、というわけです。
↑3日目以外は晴天!(第六ゲレンデ)
スキー場は、鯖家も何度か行かせてもらっている、長野県の東御市にある 「湯の丸スキー場」でした。朝、役場に集合して、観光バス2台が連なって、まずは自治体が持つ保養所に行きました。
ここに荷物を置いて、スキーウェアに着替えて宿でお昼を頂いてからスキー場に向かい、その後は班ごとに講習を受けながら滑ります。
鯖はスキーの2級検定を受けたいと考えている参加者が集まった班で8名でした。他にも1級受験者の班、1級所得者のエキスパート?班、全くの未経験者の班、初心者の班、中級者の班など、レベルごとに10クラスくらいありました。
鯖の班では、初日は大回り、2日目が小回りと、シュテムターン、3日目に検定、という流れ。
初日は午後からのスタートってこともあり、途中休憩ナシとはいえ、2時間あるかないかくらいでちょっと短めの講習時間でした。(人数もいるから一人アタマの滑走時間がどうしても短くなる)
検定を前提としたドリルの数々は大変勉強になり、自分の弱点とかを客観的に指摘していだだけて、とってもありがたいです。鯖の場合、進行方向に対して左足が外足になる、右ターンがアカンそうで、内倒や上体のローテーションが目立つそう。しょぼぼーん
(この欠点については、結局今回の講習では最後まで完全には直りきらなかったようで、それが結果にも反映しています…)
ただ、講習的にちょっと残念だったというか、自分の不甲斐なさでもあるのですが、ドリルの種類が多くて処理しきれなかったことがあります。1セットごとに次のドリルになることが多く、反復練習をやって叩きこむ感じではないので、消化しきれないまま次のドリルが変わっていくので、こなしきれない中途半端なままの状態が続いてしまいました。
たぶん、人数のこともあって、それぞれのドリルがAさんにはピッタリハマるが、Bさんにはピンとこない、でも、別のドリルではその逆もあるかもしれない、だからいろいろと提示して、生徒さんの「あ!これか!」っていう気付きの「芽」を植えるチャンスを少しでも増やす、みたいな意味合いなのかなあ、などと考えたりしました。ホントのところは分かりませんけども。
で、最終日、3日目の2級検定。1級検定者と一緒にだいたい同じバーンで行われて、小回り、大回り、シュテムターンの順に実施されました。
↑検定日は雪が降ってコンディションはまずまず
鯖は講習では3種目全部がちゃんとクリア出来ないまま、検定に突入してしまい、不安感一杯でのスタートでした。案の定、最初の小回りではゴール直後にクラッシュ!頭から突っ込んだのか、片方の板がすっとび、ゴーグルもすっ飛ぶ派手なコケ方でした。三日間で唯一の転倒がこれだという…。打撲のせいか、まだ肩回りが痛いです…。ひー
とまあ、そんな無様な検定第一種目の出だしとなり、こりゃダメだ~と意気消沈のまま、あっという間に大回り、シュテムターンと続いた検定は終了してしまいました。ち~ん
やはり結果は3種目とも64点で、文句ナシの不合格!65点×3種の195点以上が合格ラインで、一見192点の鯖は僅差のようですが、そこは全然違います。
各種目1点が足りないのは、10点か20点以上の差があります。要は全然ダメってこと…。
昨シーズン、嬬恋で受けた初の2級検定では大回りだけは65点でしたから、むしろ退化しているというあまりに残念無念な結末となりました。 キーーーーー、くやしーーーーー!情けなーい!
ちなみにこの日、2級検定では8人が受けて、合格者は1名。1級は3人受けて、1名が合格という結果になってます。うーん、キビシ~!
とまあ、長男・チビゴン太が年末に中1にしてあっさりGET出来した2級を、父はまたも取ることが出来ない、情けない格好になってしまいました…。
でも、腐らず、コツコツと努力して、イイ歳こいたおじさん(父)が、懸命にがんばって合格を勝ち取る姿を見せてやりたいと思います!(つーか、こんな残念な運動神経で、果たして合格出来るのだろうか不安で一杯ですけども…)
↑最終日はかなり混雑しました
あ、せっかくなので、今回の講習で教わった(指摘された)注意ポイントをメモします。
2級を目指す人の一助になれば幸いですけど、あくまで鯖自身のメモなので、ニュアンスも含めて参考になるかどうか怪しいです。(そもそも勘違いしたまま解釈してる可能性も否定出来ないので…)
【基本ポジション】
・おんぶの姿勢… 足裏全体に体重を感じる場所を意識する。前にも、特に後ろにならないよう。
【大回り】
・大回りでの動きの派生が小回りであり、シュテムターンになるので、とても大事、という大前提で。
・ぎゅーっと沈み込んでからベースポジションに戻る時、上方向でなく、谷方向へ落とすイメージ。
(板がフォールラインに向かっていくきっかけ。シュテムの動きにも通じる)
・鯖の場合、板方向にカラダが向く?ローテーションが目立ち、内倒気味になる傾向が特に右回りで多いので注意。外向傾?という、「くの字姿勢」みたいなのがないので外足に乗りきれていない。
【小回り】
・体は常に谷方向に向く(目線は遠くに)
・多少のワイドスタンスのほうがパラレルは維持しやすい(踏みかえ動作が起きにくくなる)
↑プルークになっては当然ダメ。あくまでパラレルのまま。また1級レベルではダメみたいだが。
・やや前足加重気味で、テールを軽くするほうが回しやすい。
・ストックワークはマストで!(ないと減点必至)
・ローテーションや、内倒などは大回りと同じでダメポイント。
【シュテムターン】
・ギュー(斜滑降で沈み込む)、パッ!(板の開きと上体もどす。谷方向へ)、トン(ストック突く)
この「ギュー/パッ/トン」を意識して動く。
・内足の引付けは意識しない。意識すると持ち上げ動作が出て良くない。自然にパラレルへ導く。
・「トン」のストックワークは、小回り同様、シュテムでは必須動作。
とまあ、↑のように改めてメモにしてみると、ほーんと、何も出来てなかったなあと感じます。
「外足加重」が総じて足りてないんだなと思われます。次のスキーではこのメモをもとに練習に励みたいと思います!(次回はいつになるかな…)
そうそう、検定は残念な結果でしたが、初参加だった自治体主催のスキー教室は、面識ある人は誰もいませんでしたが、皆さん同じスキー好き同士の集まりってこともあり、だんだんと仲良くなって、とっても楽しい3日間でした。
↑検定デビューを合格出来なくてごめんね、S9i
またチャンスがあれば、ぜひ参加したいなーと思います。なんせとっても安かったし。(総額2万ほど)
あー、早くまた滑りにいきたーーい!
了