鯖がインフル療養中に読んだ傑作マンガのご紹介 | 鯖が行く!ゴルフ(+camp +ski +Diving)あっちこっち

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先日、鯖はおそらく何十年ぶりかでインフルエンザに罹ってヒーヒー言ってましたが、少し元気になって暇な時間、ベッドで鯖ライブラリー漫画を読んでました。

 

とっくの昔に連載が終わっている、ふる~い作品ばっかりですが、わざわざ単行本を残してあるだけに、どれもおススメの作品ばかりです。鯖ブログのブックレビュー的な評価にすればどれも星5つクラスなのですが、手にとってもらえるチャンスがあればぜひにと思って記事にしました。

 

 

◆ EDEN・遠藤 浩輝

 

 

近未来モノですが、3世代にわたる壮大な物語であり、非常に緻密に作られた物語です。多少のエログロはありますし、マフィア抗争的要素とかもあって良い子のみんなも読もう!とはなかなか言い難い部分もあるっちゃありますし、展開的に中だるみ感もありますが、何度でも読める奥深~いSF物語。

 

 

◆ 柔道部物語・小林まこと

 

 

鯖が高校生の頃?だったかの漫画なんですが、まだ売ってるんですね!三五十五(さんご・じゅうご)というふざけた名前の主人公は、柔道経験ゼロで柔道部に間違って?入ってしまったズブの素人。

 

その彼が天賦の才を開花させ、わずか2年半で高校チャンピオンになるまでの物語。ギャクもいいし、柔道の動きの圧倒的なスピード感、ダイナミズムもあって、これまた何度も読める柔道マンガの傑作。実に爽快です。続編は女子柔道らしいですが、三五の話じゃないから読んでません…。

 

 

◆ 人形の国・弐瓶勉

 

 

現在3巻まで出てて、今も連載中。鯖が好きな作家さんの一人、弐瓶勉さんの作品です。弐瓶作品は未来SFモノが多くて、その世界観の描写、空間的にも物語的にも奥行きの広大さは圧倒的です。

 

本作の設定もまたぶっ飛んでおりますが、いったいどこで着地するのか全く読めません。ま、変身格闘モノって言えば当たっているような…。弐瓶作品好きにはたまらない要素があちこちにあります。

 

 

◆ シドニアの騎士・弐瓶勉

 

 

いつか単行本を買おう買おうと思いながら踏み切れずにいましたが、療養してて鯖蔵書漫画が尽きそうだったので、アマゾンで全巻買ってしまいました…。(嫁ゴン太に怒られました)

 

2015年に連載が完結している、宇宙SFロボットモノで、これもまたストーリー的にぶっ飛んでいますが、見事な大団円でフィナーレを迎える弐瓶漫画の傑作です。本作から弐瓶ワールドにハマる人も多いようです。

 

本作は月刊アフタヌーンで連載したのをずっと読んでいたので、最後まで読んではいましたが、改めて読み直して完成度の高さ、凄さを再確認。

 

弐瓶さんの作品には他にも「ブラム!」とか「バイオメガ」とかもっとダークでハードなのがありますが、ちゃんと完結した状態かつ、ストーリー展開が見事な本作がベストオブベストではないかと。必読です。

 

鯖の勝手な推測ですが、シドニアの騎士の未来の、さらにずっと先の世界が人形の国なのかなーとみていますが、果たして?

ちなみに本作は途中までがアニメ化されています。これも原作ファンを裏切らない見事な出来。