鯖家のPCを「ツクモ」のBTOで新調したが…とほほの巻①(購入編) | 鯖が行く!ゴルフ(+camp +ski +Diving)あっちこっち

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2009年から8年間使ってきた家のデスクトップPCを新調いたしました!

モノは、「ツクモ(TSUKUMO)」「eX.computer エアロストリームRM5J-B91/T2」なる、BTO(Build To Order)で、自分好みに組んでもらう、ミニタワー型のデスクトップパソコンです。

 

←久々の新デスクトップ

 

これまで覚えている範囲では、VAIO、DELL、HPとBTO系のパソコンを渡り歩いてきて、今のHPはけっこう長く使ってても基本ノートラブルで、なかなかに快適でした。

 

が、ウィンドウズ「7」から「10」に自動でアップデートされてから、確かに操作性は上がってサクサク動くようになったけども、微妙に狂いが生じてきたのか、10の細かなアップデートが出来なくなってしまい、常用してるIE11も不調になってしまいました。(グーグルツールバーの機能がおかしい、度々ハングアップするようになった、など)

 

↑左が新PCで右が旧PC(HP)でちょっと大きい

 

OSがアップデートできてないとウィルスなどの危険性も怖いし、今回の新調にあたってあれこれと話を聞いたり、ネットで勉強したのですが、電源の耐久性が悪いとパソコン全体がお釈迦になる可能性が製造して5年位を過ぎる(粗悪品ではもっと早く)と出てくる、てなことも分かり、嫁ゴン太の了解を得て(ここ大事)、買い替えに踏み切りました。

 

↑こんな箱でやってきた

 

本稿では、それほどパソコンの知識のない鯖が、BTOでパソコンを選ぶ中で、何故に「ツクモ」のこの機種を選んだのか、また実際の使い勝手はどんな具合かなんぞを書いてみたいと思います。

※専門的な知識を持った方にとっては正直かなりヌルいと思うので、そのあたりはご容赦下さい。

 

新PCの予算は10~12万くらい。モニターは今も使ってる、三菱製の23型液晶モニターをそのまま使うプランで、検討した当初は、またHPで組むつもりでした。

 

先先代のDELLはやたらファン?がうるさくて、印象がどうも悪かったので、やはり安心の「東京生産」で品質的にも満足してた、HPでよかろう、と。

 

半年ほど前に仕事用のノートPCをこれまたHPで組んだ際、ハードディスクを「SSD」にしたところ、とっても快適なんで、デスクトップのPCもSSDをCドライブにして、画像やらのデータは別のHDDに保管するスタイルにしようと考えました。(ノートはそれほど大きなファイルを抱えないのでSSDのみで足りてる)

 

が、↑のような『SSD+HDD』のような構成に出来るのはHPではCPUやグラフィックボードやら無駄に高スペックな機種に限定され、価格もかるーく20~30万はするような、べらぼうなに高いPCになってしまうようでした。

 

その傾向は、一応チェックしてみたDELLでも似たようなもので、他にもエプソンダイレクトでも15万越えでちょっと厳しい。うーむ、まだデスクトップPCではオーソドックスに、HDDのみの構成で考えるしかないかなあと思っていました。

 

そんな折、何かの拍子、あ、テレビCMかな?乃木坂46がキャラクターの「マウスコンピューター」のサイトを見て、ざっと構成してみたところ、予算内に組めそうなものがある!ってことが分かりました。

 

そこから派生して、秋葉原とかにお店があるBTO系の「ドスパラ」、「ツクモ」、「パソコン工房」などの同業パソコンショップがあることが分かってきて、サイトをチェックして構成を立ててみてたり、お店に行って実機を見たり触ったり、店員さんにあれこれ話を聞いたりするなかで、ドスパラとツクモに絞られました。

 

ツクモはかつては「九十九電機」で、会社的にはいろいろあったようで、今はヤマダ電機の傘下だか、資本が入ってるだかになってるそうです。BTO製品の組み立ては栃木でやってるんだそうです。

 

最終的に「ツクモ」のBTOモデル、eX.computer「AeroStream RM5J-B91/T2」をベースにカスタマイズした製品を選びました。価格は、税込み11万9124円(送料込みだと12万1284円)で、まあ予算内。

 

これを選んだ理由はいくつかあり、ケース本体が随所にわたって工夫されていたのが大きいです。

ま、HPやDELLなどのメーカー製に比べると、ケースのデザイン性、質感の低さは秋葉系BTOの製品全体に言えることですが、大概ビミョーな感じで、ツクモのケースもパッと見、正直言ってだいぶ残念な感じはします。

 

でも、ケースの前と後ろにそれぞれ一機ずつPC内を冷やすためのファンが最初から付いている(フロントファンを後付けする機種ですら、ミニタワー型では結構少ない)こと、静音と防塵を考え、サイド側に空気穴がないこと、空気の入るフロント側にはケース内部への埃の侵入を防ぐ防塵フィルター(外して水洗い可能)を標準で搭載しています。

 

↑フロントファン。横のスリットから吸気する格好

 

自作用のケースを選ぶなどして、じっくりカスタマイズしていけば、おそらく同様のことは出来るでしょうが、デフォルトの状態でここまでがんばってるケースは鯖が見たところ他にはなかったので、その点を大きく評価しました。

 

ただ、見た目での質感の高さは、鯖の感想ではマウス>パソコン工房>ツクモ>ドスパラって感じです。

 

でも、似たような「ミニタワー型」で構成した場合、マウス(「LUV MACHINES シリーズ」)は高級感が漂うケースでなかなかにイイ感じでしたが、ケース前面にUSB3.0が付いていない(2.0は付いてる)点でケチっている感じがした(他のBTOは皆3.0だったはず)のと、店員さんがあまり親身になってくんないので、なんかテンションがね…。

 

パソコン工房(STYLE-M022-i5-HNS )は空力が微妙そうで、しかも光学ドライブのふたパーツが貧弱なのか、たまたまなのかもしれませんが、展示品のふたが引っかかって締まらないのを見てちとゲンナリ。前面のUSB端子もフタ付きなので、USBのドングルなどを付けたら不格好になってしまうので、ちょっとね…。店員さんはとても親切でしたが。

 

有力候補だったドスパラ(Magnate IM)は、店員さんが実に親切。パソコンに疎い鯖に親身になって相談に乗ってくれたのは好印象。コストパフォーマンスが高そうで、モノは良さげなんだけど、ケースがだいぶ残念な感じがした(ゲーミングPCのケースはカッコいいのに)上に、鯖が最終的に決めたタイミングではツクモと同様な構成にすると多少割高になってしまう、てな理由もあってツクモになりました。(ドスパラはSSDが安かったキャンペーンがちょうど終わったタイミングだったのが逆風だったかなー)

 

ちなみに、ツクモでも店員さんはとても親身になって相談して下さったのですが、やいのやいの言いながら決めたスペックは以下の通りです。

(※鯖はパソコンゲームはやらないのと、動画編集もごくたまにしかやらず、ネット閲覧とオフィスソフト、画像のちょっとした加工程度、の用途です。)

 

OS/Windows 10 Home 64bit版

CPU/Intel Core i5-7500 プロセッサー (4コア / 3.4GHz、TB時最大3.8GHz / 6MB スマートキャッシュ)

マザーボード/Intel H110 Express チップセット MicroATXマザーボード (MSI製 H110M PRO-VH)

メモリ/8GB (4GB x2枚) DDR4 SDRAM PC4-19200

SSD/240GB (SanDisk UltraII Series / SATA 6Gbps)

HDD/1TB SATA6Gbps対応(東芝製 DT01ABA100V)

光学ドライブ/DL対応 DVDスーパーマルチ(ASUS製 / 書込ソフト付 / SATA接続 )

電源/【80PLUS GOLD認証】 Seasonic製 SSR-650RMS (定格650W)

ソフト/Microsoft Office Home and Business Premium

 

とまあ、こんな感じの構成です。先代のPCのスペックがざっと、OSがwin7の32bit版で、i7の第一世代(860:2.8GHz)、メモリ4GB、HDDが600GBってところなので、大幅にパワーアップしています。USB3.0が前面に2つ、背面には3.1が2つあるのもうれしい。高速でデータの転送が可能になります。

 

↑前面部のUSB3.0               ↑背面部には2つ

 

あ、でもビデオカードは今回ナシにしたんだわ。予算の関係上、削りました。ゲームや動画編集をガッツリやらないならオンボード(もともと組み込まれているパーツ)で十分でしょう、ってことだったので。

 

 

ツクモでは組まれてるパーツのメーカーも大概わかるようになっているのがウリの一つみたいです。パーツすべてを銘柄で指名買い出来るBTOメーカーはあまりないみたいです。(グレードの高いパーツだけはメーカーを開示してるところは多いですが)

 

↑CORE?シリーズでは第七世代のCPU

 

もっとも、メーカーやモデル名で言われても、なんだか分からないのも鯖には多いので、全部全部を理解出来てるわけじゃありませんが、なーんか姿勢としては誠実な感じはします。

 

また、↑のような構成は、DELLやHPではちょっと見かけない組み合わせだし、もし組めたとしても、おそらくずっと割高になるだろうなと思います。そういう意味ではお買い得なんじゃないでしょうか。

 

↑でかめな電源スイッチ

 

そうそう、今回のアキバ行脚でわかったのは、電源ユニットはイイものを選んだほうが良い」とのこと。

これはいろんなお店の人からアドバイスされた話です。鯖的には全くの初耳でした。

 

電源はパソコンの心臓みたいなもの(CPUやハードディスクが脳)だから、ここの信頼性がカナメになります、CPUの性能も大事だけど、実はこっちのほうが大事ですよ、的なことでした。(電源がイカれてPC全体がお釈迦になるケースもあるとか。ま、そんな経験一度もないけど…)

 

↑電源部

 

「80PLUS」と表示された規格のものが、信頼性があって無難なんだそう。その中にもランクがあり、ブロンズ→シルバー→ゴールド、最上級にはプラチナとかもあるんだとか。

グレードが上がるほど省エネにもなり、パソコン内の温度上昇を抑えたり、静粛性も高くなるそうな。

 

ホントはさらにメモリーを16GBに増やしたいなあと思いましたが、その分のお金は電源に回すべきでしょう、ってことでした。うーん、電源とはねえ。

 

これに加えてCPUのグレードを「i7」なんぞに上げたいところですが、そんなことをやってるとどんどん予算を超えてしまうので、鯖の用途ではこれくらいで十分だろうと思います。

 

とまあ、最終的にはこんな感じでツクモ製品で組んでもらうことになりましたが、だいたい似通ったスペック構成であっても、鯖が秋葉原行脚してたタイミングでは(たぶん時期によって多少差があると思われます)、ツクモが一番コストパフォーマンスが高かったと思われます。ま、1万円前後くらいの差ですが。

 

ただ、製品価格だけなく、店頭での注文だったのでポイントやらいろいろ勉強して付けてもらったおかげで、3年保障が実質3000円弱で付いたのもラッキーでした。(お店での注文のほうか、こうした付加価値が付くように大概のお店では何かしらのサービスがあるようです。)

 

保証についてですが、これまで結構な年数、いろいろなパソコンをいろいろ使ってきて、メーカーに修理に出すような故障とかを実は一度も経験していないので、実際問題保証ってどうなんだろうね?って考えないでもないですが、初のツクモだし、年1000円計算なら、お守りとしては上出来とすべきかなあ。

(単にこれまで故障知らずだったのが、ラッキーなだけなのか…?) 

 

そうそう、店頭での注文だったせいか、場所柄というか、「つくもたん」なる、萌えキャラ風のキャラクターイラスト入りのクリアファイルを頂戴しました…。ま、話のタネにはなるね…。モヘ~

 

さて、実際に「eX.computer エアロストリーム」を使ってみての感想ですが、SSDの起動の速さにはやはり感動します。再起動が苦にならないので、ソフトのインストールやアップデート後の再起動プロセスが実に楽です。(↓がSSD。薄型ですねー)

 

 

SSDはCドライブなので、アプリケーションソフトはみんなそっちに入れているのですが、そもそものOSの立ち上がりだけでなく、ソフトの立ち上がりも早いのでこれも快適。SSDを使うようになると戻れないって話はよく分かります。250GBの容量で、いろいろ突っ込んでも、現在4分の3ほど余裕がある計算です。

 

とまあ、いいことづくめのようですが、問題が発生し、修理に出すハメに…。

 

↑こんな感じで収まったのに

 

ここまでがかなりの長文なのと、継続中なので、戻ってきたらまた書きます。

そんなわけでつづく… つづきはこちら