じこ報告書 -51ページ目

そのストーリィは突然に

先日の市民マラソン以降、しばらくは引きずりながらでしか動かなかった左足。

少しずつ回復してはいたのだが、なかなか満足に動かない。
思い通りに動けないことへの苛立ちが募る。
が、10日目を迎え、足の状態は加速度的に改善されていった。

そして、2週間後。

現在は、市民マラソン参加前のように、軽い足どりで動けるところまで回復出来ている。

いや、むしろ走ることに飢えていた分、状態はいいのかもしれない。
徐々に体を慣らしていくつもりだが、新たなストーリィの始まりの予感がしてならない。

走る喜びに満ち溢れた男の口元から、「完治」と呟く声が聞こえた。