22日、名古屋で行われた日本バンタム級タイトルマッチ
大場浩平(大一スペースK)26戦25勝(10KO)1分 WBC世界バンタム級5位WBA世界同級10位
対するは、当時WBA世界バンタム級チャンピオンだったウラジミール・シドレンコに挑むも判定負けを喫した
池原信遂(大阪帝拳)32戦29勝(19KO)3敗 東洋太平洋バンタム級3位
大場は、評価がはっきりと分かれるボクサーではあるが、スピードとセンスはいいものを持っているが
ここ数試合は、試行錯誤を繰り返し、大場のスタイルを構築中であった
名古屋で行われたチャンピオンカーニバルは観戦しているが、ロープを背負って戦う傾向がある分
クリーンヒットをもらわないにもかかわらず、見栄えが悪い、そういう印象を抱いた
スパーリングで拳を交えた選手たちからは、高い評価を必ず得ているだけに
ここで大きく化けてほしいものである
池原は、堅固なディフェンスを軸にしたボクサーで
福島学(当時JB→現花形)、三谷将之(高砂)との試合を観戦しているが
実直なボクサーという印象、嫌いなスタイルではない
その池原を、きちんと9R 2:58TKOで仕留めたのだから、大場も力をつけてきている
やはり日本のベルトを保持し、防衛し続けることで、力を付けていくというのが今後のスタイルとなっていくのであろう…