私は、リウマチの痛みの軽減のために鍼灸治療院に通っていますが、鍼灸治療院での治療は鍼やお灸だけではありません。
その患者の状態によっては、刺絡(シラク)を行う場合もあります。
刺絡(シラク)とは、特殊な鍼で皮膚をさして悪い血を出す、鍼灸治療の一つです。
今回の記事は、刺絡(シラク)を行った話です。
この日の私の体の状態は、両肘に熱があり炎症が起きていること、足の指先の色が悪くて瘀血(オケツ)の可能性があると言われました。そのため、鍼やお灸(箱灸)以外の治療以外に、(皮膚)刺絡をすることになりました。
手と足の爪の根元付近の皮膚に鍼を何回か刺して、血を絞り出しました。当然、刺した瞬間は痛いです。
僕は、頭に一か所だけ刺されて頭の血を絞り出されたことがあるよ。
確か、頭に熱があるからとか言っていたけれど・・・・。
ところで、瘀血(オケツ)って・・・・?
瘀血(オケツ)は、簡単に言うと、体の中の不要な血らしいです。瘀血(オケツ)は不要な血なので、とどまっていると血流が悪くなったりするようです。
へ~。
後、手と足の指以外に、首もとにも刺絡(シラク)を行いました。
首の皮膚上に、糸ミミズ用のような毛細血管が浮き出ていたので、特殊な鍼で何か所か刺した後、吸い玉を乗せ、空気を抜いて、悪い血を取り除きました。
うへ~。
手と足・首から出た血は、どす黒かったようです。瘀血(オケツ)だから、仕方がないかもしれませんね。
ちなみに、この刺絡(シラク)を健康な人が行っても、血はでないようです。私の様にリウマチで炎症や腫れがあったり、老廃物が多かったり、アレルギーがある人は、不要な血として血がでるようです。
僕も黒い血がでるのだろうか・・・・?もともとアトピー性皮膚炎だし、お酒もけっこう飲むから・・・・・。
吸い玉の治療を行うと、余分な血が取り除かれて、血流も良くなるので、首が軽くなりました。ただし、数日間、吸い玉の痕が残りますけどね(笑)