ヘルプマークはリウマチの心強い味方 | リウマチからの復活を目指す30代夫婦の漫画日記

リウマチからの復活を目指す30代夫婦の漫画日記

リウマチ完治を目指す夫婦の日常を描くコミックエッセイ。リウマチの痛みや辛さを、治療と工夫、夫婦漫才で笑い飛ばします。

ヘルプマークの存在を知る

リウマチの方とのやり取りで、『ヘルプマーク』の存在を知りました。

インターネットで早速、『ヘルプマーク』について調べてみると、内部障害のシンボルマークである『ハートプラスマーク』とオストメイトの方の『オストメイトマーク』に似ていると思いました。

確かに、似ているね。

この『ヘルプマーク』は、援助や配慮を必要としていることが外見からはわからない方々が、周囲の方の配慮を必要としていることを知らせ、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。

例えば、義足の方や内部障害やリウマチ・線維筋痛症等の難病の方があげられます。

こういった病気や障害をお持ちの方は、疲れやすかったり、長時間、立っていることで体に痛みが生じてしまいます。

内部障害って?

内部障害とは、疾患等により内蔵の機能が障害を受け、日常生活活動に制限があることです。心臓・呼吸器・腎臓・膀胱直腸・肝臓・小腸の機能障害、HIVによる免疫機能の7つがあるよ。

外見は元気そうに見えても、日常生活に制限があるんだよね。

心臓・呼吸器機能の障害の方は、普通の健康な人と比べ、疲れやすかったりするよ。

そうなんだ・・・

身体機能障害の他に、知的障害の方、精神障害の方、発達障害の方も外見からわかりにくい障害・病気に含まれます。

 

てんかん等の発作で障害者本人に意識がなかったり、パニックになって意思疎通が図れない時に、ヘルプマークが活用されるみたいだよ。

 

ところで、さーちゃんはどこで『ヘルプマーク』もらったの?

東京メトロの日比谷駅だよ。日比谷駅は、全てがバリアフリー化されているわけではないので、もらいに行くのがかなり大変でした・・・

 

お疲れ様!

 

ヘルプマークが心強い味方に

 

この記号にはどんな意味があるの?

 

赤字に白色で十字マークとハートが描かれています。「赤色」と「十」マークは、助けを必要としているという意味があります。そして、「ハートマーク」は「助ける気持ち」を意味しているそうです。

 

へ〜。そういう意味が込められているんだね。

 

ヘルプマークは、付属のシールを貼ることができて、シールに自分の病気や支援してほしい内容を記載できるようになっているよ。

私は、一応、病名をリウマチ、困っていることは両足と両膝が痛いので、立つのが大変ですみたいなのを記載しました。

 

知的障害のある方や発達障害のある方で、中々、自分の意思を他人に伝えることができない方がこのシールを活用すると本当に良いと思います。

てんかん発作で意識を失ってしまった時やパニックになった時に、シールに障害名や自宅の連絡先等が書いてあれば、何らかの対応ができると思います。

 

また「ヘルプマーク」をつけるとしたら、季節や時間に問わずに常に持ち運んでいるカバンにつけるのが一番良いと思いました。

同系色の赤いカバンでなければ、「ヘルプマーク」は目立つと思いますし、気持ちが堂々と強くなりました。

 

(席を譲ってもらったとかじゃないんだ・・・・・・)

<このヘルプマークをつけている人がいたらお願い>

外見は健康そうに見えても、普通の人よりも疲れやすかったり、体に痛みがあったりするかもしれません。

公共交通機関等の優先席付近で「ヘルプマーク」をつけている人を見かけたら、「大丈夫か」どうか、声かけをしてくれると嬉しいです。

 

声かけをしてくれるだけでも、体が不自由な方にとっては気遣ってもらえたと心にしみるものです。

 

また、災害や突発的な事故があった場合、こうした障害や病気を持っている方は迅速な行動ができなかったり、階段や段差を降りるのが難しかったりします。そのような時に、「大丈夫か。何か手伝うことはあるか」など声かけをしてくださると、本当に嬉しいと思います。

 

外見から自分の病気や障害がわからない方は、わからない理由で色々な葛藤があります。外見からわからない病気や障害があることを少しでも知っていただけると幸いです。

 

ヘルプマークを付けたものの・・・

 

 

「ヘルプマーク」をつけて、何か変化はあったの?

そうだね・・・。
「ヘルプマーク」をカバンにつけることで、電車やバスの優先席に堂々と座れるようになったよ。

良かったね。

僕は優先席には座らないようにしてるよ・・・・・・

あとエレベーターにも堂々と並べるようになりました。

以前は、ベビーカー使用の子連れ、杖使用、スーツケース持参ではないのに、私がエレベーターに並ぶと、「この人、若くて健康そうなのに、エレベーターに並んでる」という白い目線を感じた事があったからです。

考えすぎでない?

でも、そういう人もいるかもしれないよね・・・。

ちなみに、「ヘルプマーク」を着けているからといって、私は電車やバスの優先席に譲られたことは一度もありません。

優先席の窓に、「ヘルプマーク」が貼られ、「援助が必要な方のマークです。席をお譲りください。」と記載されているのですが・・・・

「ヘルプマーク」の認知度が低いからなのかな?

「ヘルプマーク」の認知度が低いのもあるかもしれませんが、優先席に座っている人達が私のカバンについている「ヘルプマーク」を見ていない、視覚に入っていないのです。

えっ!?どういうこと??

つまり、彼らは寝ているか、スマートフォンに夢中で、「ヘルプマーク」を見えておらず、周囲に気を配る余裕がないのです・・・。

 

その理由は、朝早くからの出勤・通学で眠たいから少しでも眠りたい、今日も仕事や学校の勉強で疲れたから眠りたい・・・等色々な理由があるかと思います・・・。


たしかに、電車に乗っている人のほとんどは、疲れているか、生気が抜けているような気がする・・・・

「体が不自由な人は、通勤・通学ラッシュ等込み合う時間帯に電車に乗車するは危ないから、避けるべきだ、むしろ乗ってくるな!」という意見を言う人がいるかもしれません。
しかし、体が不自由な人でも社会の構成の一員ですし、きちんと職業についていたり、学生であればそれを阻む権利はないと思います。仕事で収入を得て、何かにお金を使うことで、体が不自由な人でも社会経済活動の参加を果たしています。

そうだね・・・。


ただ、体が不自由な人は、人より長時間立っていることに疲れを感じたり、同じ姿勢でいることが辛かったりします。
外見から体が不自由なことがわかれば、優先席に譲られるといった配慮を受けやすいかと思います。

 

外見からわかりにくい、リウマチ・線維筋痛症等の難病の方や内部障害の方は、中々そういった配慮を受けることはできません。
だからもし「ヘルプマーク」をカバン等に着けている人を見かけたら、「大丈夫ですか?」と声掛けをしてくれるだけで、本当にうれしいものです。

 

もしくは、優先席付近に立っている人を見かけたら、その人が高齢者なのか、体が不自由でないか、妊婦の方でないか、「ヘルプマーク」を着けていないかを確認するほんの少しの気づかいがあれば、良いと思います。

そのうえで、「大丈夫」と声掛けをしてもらえたら、良いと思います。

 

お互い気遣える社会になるといいね。

 

ヘルプマークの認知度向上を願って

 

 

 

他人に対して気づかいができる人は、「ヘルプマーク」について尋ねてくれます。
「ヘルプマーク」を着けている人がいたら、電車やバスの席を譲ると言ってくれました。

とてもありがたいなぁと思いました。

気遣いをしてくれる人もいるんだね。



はい。公共交通機関ではありませんが、「ヘルプマーク」を見た男性が「何かご病気を抱えているんですね。僕でよければ、お手伝いしますよ」と言ってくれました。

中々、言えないセリフだよ。僕も見習わないとね。

 

最近、都営地下鉄の駅構内にも「ヘルプマーク」のポスターが掲示されているのを見かけるようになりました。


凄いね。少しずつ「ヘルプマーク」の啓発活動が進んでいるのかな?

 

平成29年7月20日、経済産業省において、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、日本人だけでなく外国人観光客にもよりわかりやすい案内用図記号とすることを目的に、案内用図記号(JIS Z8210)の規格が見直されました。その中に、「ヘルプマーク」が追加されました。


へ~。少しずつではあるけれど、国も外見からわからない人への支援の一環として、動き出しているんだね。

リウマチを始めとして外見からわからない病気や障害を抱えている人の理解と配慮が進むといいね。

 

<「ヘルプマーク」の普及と心のバリアフリーを願って・・・>

駅や公園や公共施設等には、段差の解消、エレベーターもしくは(車いす対応の)エスカレーターの設置、点字ブロックの敷設、視覚障害者への音声案内、みんなのトイレ(車いす利用者・ベビーカーを押している保護者・オストメイトの方が利用できるトイレ)が設置されてきています。施設の構造上の問題で、一部の階段・段差が解消しきれなかったり、エレベーターの場所が遠すぎるという問題はありますが、10年前と比べ、ハードのバリアフリーは大分進んできていると思います。


しかし、障害がある方や病気を有する方への配慮、つまり、心のバリアフリーは日本の社会には浸透していないと思います。

 

障害がある方や「ヘルプマーク」をつけている方が困っている様子であれば、初対面なのに恥ずかしいかもしれないけれど、「何かお困りですか?」、「大丈夫ですか?」と声をかけて、必要があれば、手助けをしてくれると、私は本当に助かるし、ありがたいと思います。

 

とはいっても、気づかいや配慮ばかりを求めてばかりではいけないと思います。

 

人は、身近な家族や知人に介護を要する人や病気で体が不自由な人がいなければ、どのように接したらよいか、わからない部分があるかと思います。だから、リウマチの私が自ら「ヘルプマーク」を使用して、知り合いや職場の人に、どのようなことに困っているのか、難しい動作は何か、手伝ってくれると嬉しいことは何かを、伝えていくのも大事かと思います。

 

人は誰しも老いからは避けられません。

 

加齢とともに身体機能が低下したり、事故や過度な運動で怪我等を通して、体が不自由になる可能性はあるので、他人ごとではないのです。

 

そういった可能性もあるということも踏まえて、体が不自由な方や「ヘルプマーク」を着けている人を見かけましたら、お気遣いして頂けると、本当にありがたいです。

 

 

お助け印のヘルプマーク。リウマチへの理解に期待。

 

 

NHKのあさイチという番組で、『ヘルプマーク』が放送されたようです。

私は、この番組を観れなかったので、あさイチのホームページや一般視聴者の『ヘルプマーク』の感想を拝見しました。

 

『ヘルプマーク』は、全国24の都道府県で導入されているようです。

 

東京都だけでなかったんだね。僕達が住んでいる千葉県は導入しているの?

 

・・・残念ながら、千葉県は導入されていないよ。しかし、『ヘルプマーク』は、これまでに、22万個配布されているようです。

ただ『ヘルプマーク』を知っている人は35%しかいませんでした。

 

『ヘルプマーク』の認知度はまだまだ低いんだね。

 

 

ホームページやツィッターで、あさイチの『ヘルプマーク』の感想・意見を見ましたが、肯定という意見と微妙という感想がありました。

 

微妙と感じた人もいるんだね。

 

微妙と感じた意見は、健康な人でも生理でひどく重たい状態や非常に疲れている時に『ヘルプマーク』を使っても良いと言った番組の発言に対してでした。

ひょっとしたら、拡大解釈をして、健康で体がなんともない人が『ヘルプマーク』を平然と使ってしまう可能性があると感じたのかもしれません。

 

 

世の中には、ずる賢い人も多いから、『ヘルプマーク』を悪用してしまう可能性があるかもね・・・・。

 

しかし、この番組が放送された意義は、『ヘルプマーク』そのものの周知と、外見からはわからない病気や・障害を持っている人がいることへの周知だと思います。

このあさイチという番組は、主婦層がよく観るようです。

『ヘルプマーク』の特集を観た主婦層が『ヘルプマーク』や外見からはわからない病気や障害を有する人がいることを知る良い機会になります。

 

また、この主婦層が自分の家族や知人に番組内容を話したら、口コミで『ヘルプマーク』の理解がさらに広がって、それに伴い外見からはわかりにくい病気の一つであるリウマチへの理解も社会に広まればと思いました。

 

 

『ヘルプマーク』の理解が進んで、リウマチのことも理解してもらえるといいよね。

バスで遭遇した人とかにもね・・・・・・

 

 

関連記事

リウマチあるある

続リウマチあるある

(バスで遭遇した人の話)

 

ヘルプカードについてもお忘れなく!

ヘルプマークと同様にヘルプカードでもいいんだよね?

 

はい。

こういうのは、まずは人目に触れて多くの人に認知される必要があると思います。

たとえヘルプマークの配布対象自治体でなくても、ヘルプマークやヘルプカードに対する認知が広がって、やがて病気に対する理解が深まればと思う次第でした。

 

ドジのお陰?ヘルプマークの浸透?ある日の満員電車で。

ヘルプマーク

ヘルプマーク

ヘルプマーク

ヘルプマーク

ある日電車に乗った時の話です。

満員電車で手すりや吊革に捕まることはできませんでした。

 

満員電車だとそうなるよね・・・・。しかも、さーちゃんは背が小さいから大変だよね。

 

一応、ヘルプマークをつけて優先席前に立っていましたが、この時点では席は譲ってもらえませんでした。

 

そうだね。みなさん、携帯を見るか、寝ているかだから、中々、気づかないよね。

しかし、電車特有の急ブレーキにより、私はバランスを崩して隣のおじさんに倒れ込んでしまいました。

そんな私のドジさを見かねたのか、それともヘルプマークに気がついたのか、優先席に座っていたおじさんが私に席を譲ってくれました。

 

良かったね。

はい。

ヘルプマークが少しずつ世間に浸透してきているのかもしれません。

 

ヘルプマークは、外見からわからなくても、援助や助けを必要としている人のためのマークです。

リウマチなどの難病の方や内臓疾患を抱えている方、義足の方などは、外見が健康・普通に見えることも珍しくありません。

しかし健常者と比べ、疲れやすかったり、同じ姿勢を保つことが難しい場合があります。

 

そういえば、僕ヘルプマークを鞄につけている人を何人か見たよ!

 

はい。私も電車の中だけでなく、道の駅などの「みんなのトイレ」や「車いす対応のトイレ」にヘルプマークをつけている女性が入っていくのを見かけました。

 

ヘルプマークの使用や世間のヘルプマークの周知がますます広がるのを願ってやみません。