お花を活けている時は、リウマチの痛みを忘れることができるんだったよね。
そうですね。集中しているからなのか、痛みがあることを忘れているような感じですね~。
「脳内リセット!笑って泣いて健康術」の吉野愼一医師によると、何かに没頭すると、炎症を抑える物質が増えたり、炎症を促進する物質が減るそうです!
吉野医師は、リウマチ患者に怪談の落語を見せることで、「没頭」の実験をしました。
怖い話でも痛みを抑える効果があるというのは驚きだね。
ところで、この2コマ目の方はどなたですか?30年後のご自身を描いたんですか??
えっ?んなわけないでしょ。
怪談と言ったら、稲川淳二でしょ?
知らない。でも、マーさんと目や眉が似ているね。
え~いやだなぁ・・・・・・
昔、僕の母親にも似ていると言われたことがあったけど。
それにしても、何か没頭できる趣味とか見つけると、良いんだね!
フラワーアレンジメントに限らず、痛みを伴わない趣味活動をやると良さそうだね!
フラワーアレンジメントは、今後も続けていくといいよ。
細かい手先が可能であれば、刺繍とか編み物とか集中できそうですよね。植物を育てたり、お手入れするのも集中できるのかなぁ。後、絵画も良さそうですね。
ぜひ、絵も描いてね!
<没頭することの効果>
2004年3月に、吉野愼一医師が怪談噺の実験です。「脳内リセット!笑って泣いて健康術」から一部内容を抜粋します。
「実験に参加されたのは、日本医科大学リウマチ科に外来通院中の関節リウマチ患者二十三人、健康な方々(コントロール群)二十四人で、全員女性です。
・・・略。
まず、交感神経系(俗称:いらいらの神経)から直接、または間接的に分泌されるアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンが、関節リウマチ群で有意に減少しました。
・・・略、噺に没頭して、病気などにまつわる精神的ストレッサーが減弱、または消失してしまったことが推測されました。
また、炎症を増悪させるインターロイキン-6とTNF-aが、関節リウマチ群で有意に減少しました。とくに「噺に熱中した群」と「熱中しなかった群」に分けて、その程度を調べたところ、熱中した群では著しくインターロイキン-6の値が減少していました。
・・・略。
反対に、炎症を抑えるインターロイキン-1レセプターアンタゴニストは、噺の後、有意に増加しました。
・・・略、手段にかかわらず、精神的ストレッサーを無にするか、またはそれに近い状態にすることができれば、身体や精神にストレスが出ないようにと、頑張ってスクラムを組んで対応している神経系、内分泌系、免疫系の乱れを正すことができることを、実験を行うごとに、強く確信するようになりました。」と吉野愼一医師は述べています。