Yukiko Nakagoさんのブログ
「うさ追いアリス」
近鉄奈良駅→東向商店街→もいちどのセンター街→
→🏣→奈良市杉岡華邨書道美術館(ならしすぎおかかそんしょどうびじゅつかん)→奈良町資料館
へと歩いて下さいませ。8/2迄展示しています。
商店街には古着屋さんから古美術商から
お土産屋さんから多種多類いっぱいあるから絶対に一直線には歩けないよ!
誘惑に負けないように歩いて下さいね(笑)(笑)
楽しいんだから(。・о・。)ワオ
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入場料は無料です。
南都七大寺のひとつ、元興寺の門前町として栄え、かつての奈良町の佇まいを今に残す西新屋町に「奈良町資料館」があります。
昭和60年に私設資料館として誕生した「奈良町資料館」には貴重な資料として、懐かしい昔の看板、美術品や奈良町の艮俗資料や、仏像などがあり、無料公開しております。生活のぬくもりが感じられる民具類を見て、懐かしむお年寄り、昔の人の智恵に目を丸くする子供たち、守り伝えられてきた仏様に静かに手をあわす人。
長年の風雪に耐えてきたこれらのものは、時を越えて人々に感動を与え、今なお光輝く奈良町の魅力として語りつづけられております。
お時間のゆるす限り当館を堪能していただきたいと思います。
赤いのは身代わり申🈸
奈良町(ならまち)の家の軒先に赤いぬいぐるみがぶら下がっている。これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの申をかたどったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしている。災いを代わりに受けてくださることから「身代り申」とよばれている。 また、背中に願い事を書いてつるす「願い申」ともいう。
「庚申さん」とよばれる青面(しょうめん)金剛像は、西新屋町の当館にまつられている。中国の道教の教えを説く庚申信仰は、江戸時代に民間信仰として庶民にひろがった。 言い伝えによると、人の体の中に三尸(さんし)の虫がいて、庚申の日の夜に人が寝ているあいだに体から抜けだし、天帝にその人の悪事を告げにいくという。 その報告により寿命が決まるというので、人々は六十日に一度回ってくる庚申の日は、寝ずに「庚申さん」を供養したという。
徹夜の習わしはなくなったが、身代り申をつるし、庚申さんをまつる信仰は、今もこの町に息づいている。
つづく