「漂白と空想」展、終了いたしました。 | 青東風堂メモ帖

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描いたり作ったりをコツコツ綴ります。

初めての夏の展示会、無事終了いたしました。

ご来場くださった皆様、暑い中本当にありがとうございました…!

 

 

正直、まだまだイベントごとは大っぴらには宣伝できないなぁという雰囲気で、ブログに告知はしておりましたが

今回もやはり、ひっそりと行わせて頂きました。

 

しかし、そのひっそりとした静かな感じは今回の自分の目指した展示の雰囲気に合っていたのではないかなぁと思います。

 

 

今回は特に、空想画というか、色を何となく置いてみた先に見えてきたイメージを少しずつ形にしていった絵が多かったと思います。

 

特にポスターにも使用した魚の絵は、私の中では、どこか遠くに行きたいなぁという気持ちが全面的に出ている感じです。

 

こちらは、黒を置いてからそこにアゲハチョウを描きたくなった作品。

アゲハの軽やかだけどしっかりとしたルートを飛んでいる感じ、好きなんです。

 

こちらも背景から、絵の具の滲みが中央からぶわっと広がるように出来たので、奏でる音楽に森が揺れているような絵になるように

中央にハープのような楽器を演奏する女性を描きました。右側にいる蜘蛛の糸のハープ。

いつもより彩度低めにかけたので、この雰囲気でもっと色々描いてみたいです。

 

青と白だけの世界。

乗り物や機械などの人工物は苦手なのですが、描いてみたいものだったので飛行船にチャレンジ。

スチームパンクのような有機的でゴテゴテとした装飾の機械が好きです。

とりあえず、3色ぐらいに色味を絞って描いたら悩まず楽しく描けました^^ もうちょっと練習が必要ですが…。

 

 

こちらは夏ということで描きたかった花、ヒマワリ。…と、太陽系。

太陽の花なのでねヒマワリ


もうひとつ、タチアオイ。

このタチアオイの花がてっぺんまで咲くと梅雨明けになると言われているとか。

父方の祖父母の家で見るイメージが昔からあるので、おじいちゃんと一緒に夏の散歩。

 

こちらはふとしたところで見つけてしまう非日常を描きたかったのです。

現実でも、夏の明るい日差しで、木々の生い茂るところは逆に暗い影が出来るので、ちょっと違う世界のように感じたりすることがあります。

おわかりいただけただろうか…

林の奥に巨大な魚が泳いでいるのが…

ってやりたくて、最奥に薄ーく大きな魚を描きました。

 

このウサギの絵は、背景をラフに一回り小さく切り取ったのですが、こういう方法もありだなぁと発見した1枚。

鳥と魚以外の生き物を描きたいと思ってウサギを描いたけれど、結局鳥も描いてます(笑)

 

あとは金魚が増えました^^

新しく描いた絵はこのあたりです。

本当はもう少し余裕があるのではないかと思っていたけど、目の痛みとか体調不良とか、7月になってから急に発覚した仕事とか(もっと早く知らせてよぉー!って憤ってました…)

結構、てんてこまいで大変で、一昨日くらいに何かようやく正気に戻った気分ですあせる

 

本日、無事に終わって、お店の方に挨拶をして帰ろうとした時に、お店の方から思いがけず熱い感想を頂きまして…

車の中でちょっとウルっときました…キラキラ

大変だったけどやって良かった。

 

改めて、見て下さった皆様、ありがとうございました!