前回のお話はこちら。




まだB君お付き合いし始めて1ヶ月の頃。  

私は「B君の恋人としての私」が嫌いだった。



・私は好きじゃないのに、B君は何がそんなに嬉しくてニコニコしてるんだろう


・友達だった時と表情違うの、怖いんですけど。。。


・これ、好きな人が見せてくれる笑顔だったら愛おしいんだろうな


・なんでコイツの為に、貴重な休日に時間割いてやってんだ


・そっちは好きな人とお付き合いできて嬉しそうでいいですね。


・あー。やっぱり同僚のこと好きだなぁ。カッコいいんだよなぁ。


・もし同僚がフリーになっても、今私に彼氏がいると付き合えないんだよなぁ



B君のことを見下しまくっている自分がいた。

会う度に、B君と私の気持ちの温度差が開いていくことを実感し、居心地の悪さは増していった。


お付き合いしてから1ヶ月経っても名前の呼び方も友人の頃のままだったし、手を繋いだことも無かった。


私は恋愛では男性にリードしてほしかった。

でもB君は私が知る限り、恋愛経験がほぼ無い。いい人だけど、その点は私の理想とは不一致だった。


私がB君を異性として好きでは無かったから仮に手を繋いでくれても引いてたかもだけど…(B君ごめん。)



あんなに友人としては、人としては好きなのに

恋人になった途端ここまで変わるんだ…。自分にもびっくりした。



そのうち、私はこの関係が耐えられなくなった。





へ続きます。