ハピネスマネジメント | saki☆のブログ

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青山先生が本を出版されました。
いち早く読ませていただく
機会をいただいたので
感想を少しだけまとめようと思います。


主人公の藤井が人生の段階を経て、
色んな方々との出逢い、
経験を通して、自分の芯を作っていく
物語でした。

出版業界での日々の葛藤、
親の病気、
夫婦関係の縺れ、
結婚、子育て、そして不倫
長男の小児ガンの闘病、
そして離婚

色々な出来事がある中で
藤井は生きていく上での
自分の揺るがない信念というものを
どんどんと確立していきます。

読み進めていくうちに、
藤井が人としてしっかりとした芯を
持っていくことがよく分かりました。


私が印象に残っている言葉は
70ページにあった、
幸せの定義とは
お金持ちになったり、
仕事で一番になることだけではない。
自分の置かれた環境の中で
自分のできるベストのことをして
いい人生だったと思える
最期をむかえられるようにしたい
という言葉でした。

与えられた人生の長さではなく、
命が有限であるということを忘れずに、
人生を振り返ったときに
「これが自分にとってベストだった」
と思える選択をしていくことが、
幸せの定義だと感じました。

他人と比較するのではない。
幸せの感じ方は人それぞれだと
言っているところにとても共感しました。

結婚生活も言ってしまえば、
他人同士が生活を共にしていくもので、
全く同じ価値観を持っている
同じ人間がいる訳ではないので、
主人公の藤井と同じように、
結婚生活の上ではいくつも
衝突があると思います。

男女は違うと言ってしまえば
それまでかもしれませんが、
他人の価値観を理解しようとする
気持ちをお互いが持ち続けていれば、
最初は違った価値観をだんだんと
埋めていけるようになると思います。
それが、一つの家族を作っていくこと
なんじゃないかと思います。
主人公の藤井には、不倫に走らずに
打ち勝って欲しかったです。笑
読んでいて少しモヤモヤしましたが、
その分、自分はこうならないように…と
学びに変えようと思いました。

あと、とても心に残った文が
232ページにあった
「起こった出来事は変えられないが、
出来事の意味は自分次第で変えられる」
というフレーズでした。

何事にもこの内容は
当てはまるんじゃないかと思いました。
仕事や人間関係で良いことばかりが
起こる訳ではない時に、
意味をどうとらえるかで
モチベーションが変わると思います。

ピンチをピンチと捉えて
マイナスに考えるのか、
ピンチからチャンスを
見つけ出して考えるのか、
同じことをするのでも、
モチベーションが異なると思います。
色んな出来事があっても最終的には
このフレーズに行き着くことが
多いような気がしました。

この本を読むことで、
新しい切り口で物事を見る
きっかけになりました。