2月14日

1年振りの乳房再建でお世話になっている形成外科主治医のS先生の診察日でした。

(昨年のSOG主催の講演会の時にお見かけしているので4ヶ月ぶりですが。)

少し早めに病院到着。

2番目でした。

朝早かったこともあると思いますが、近年稀なゆったりとした診察でした。

いつものように、二つの診察室を使われておられるので(1番目の患者さんの診察のやり取りが聞こえちゃっています。)

上半身を脱いで、タオルをかけてしばし待つ私。

 

先生がいらして、いつもだと、すぐ「変わりなかったかなぁ?」とカーテンを開けてお胸チェックの診察に入られる時が多かったですが、今回は何かの数字を声に出してPCをカチャカチャする音が聞こえ、すぐそこにいらっしゃいますがなかなかカーテン開けられず。

手の手術を昨年10月にしたのでその時のカルテを確認されてたのかなぁ?(でも、手の手術の担当医はS先生ではありません。)

 

昨年の診察では、「修正したいです。」と先生がおっしゃっていました。

私自身、入院してまでの修正は躊躇する気持ちは今年も変わりませんでした。(小さくするのは、脂肪吸引。傷(穴?)は5mm程だそうです。)

 

ちょっと大きく立派に作って頂いてしまっていて(穿通枝皮弁なのでどれだけ吸収されてしまうかは分からないので当時は大きめに作られていました。)

脇にあたって、多少は気にならなくはないのですが、乳がん摘出も含めて8時間に及ぶ大手術をして頂いたお胸は温かくて柔らかくて。(臀部がドナーですのでお腹よりは硬めです。)先生にとっても感謝している気持ちはずっ~とあります。

私も術後動けない48時間頑張りました!

 

私の体重コントロールが出来ていないのもいけないのですが・・・m(__)m

 

先生に「ホルモン療法が終わって戻りましたか?」と聞かれました。

きっと、この「戻る」は体重の事も含んでたと思います。

「月の使者」がやっと戻ったことを報告。

ホルモン療法が終わってどの位経ったかも聞かれました。

そして、「取り戻した?」とも聞かれて、何を指してるのかよく分かりませんでした。(他の患者さんと間違えておられる?!)

 

思い起こせば、乳がん告知から、一部の検査を挟み、院内の乳腺外科から、当時いらした乳腺外科部長のI先生に初めて「同時再建」を提案されました。でも、まだ乳がんのショックと不安と怖さと涙で頭がいっぱいでした。そのまま翌週、院内紹介で形成外科のS先生の初診へ母と行きました。なので、私は「再建」の事もよく分かっていないですし、ポカン(放心)とした患者でした。(母は、すぐにS先生のご本を読んで勉強してましたが。)

最初はそんな状態の患者でしたから、母には、「お母さん、心配ですよね。」とおっしゃっていました。

私には、「乳がんと聞いてどう思った?」とか心のケアというか優しく、寄り添って説明して下さったので、心が和らいだのを思い出しました。

あの日から7年近く経って、長かったホルモン療法が終わり、「乳がん罹患前の私の生活(気持ち)」を取り戻せた?の意味だったのかなぁと思いました。(初診時の様子から思いつめた患者に先生には写ってたのでしょうか・・?(^_^;))

お陰様で、今は、普段は、乳がんを離れて(忘れて)過ごせています。

 

今回の診察では、数年振りにドナー部の臀部の事も聞かれました。

後ろ側なので、自分では左右の状態は余り確認出来てません。

母曰く、多少は左右差もあるし、傷も分かるとは言ってましたが。。

この部分も体重コントロールは影響していると思いますが、引きつり、違和感は今でも多少はあります。

でも私自身はそんなに気にはしていません。

 

先生に、胸の「健側は大丈夫?」とも聞かれました。

乳腺外科で、「1年に一度、マンモとエコーはやって頂いている。」とお伝えする。

 

10月に手術した「手」も診て頂く。

経緯をザっと説明。痛くなってきたので、整形外科クリニックで診て頂いたら、「採って調べた方が良い。」と言われたので、それならば、乳がんでお世話になっている病院が良いと紹介状を頂き、形成外科の受付に連絡。この件もS先生が良かったですが、受付に「S先生の診察は混んでるから他の曜日にして下さい。」と言われた事をお伝えする。

 

するとS先生「ごめんね~」とおっしゃいました。(笑)

「どの先生にやってもらったの?」

「いつ手術した?」

「結果はどうだった?」と聞かれました。

1月までテーピングはしていましたが、まだ傷は赤いと言うと、またまた「ごめんね~」とおっしゃる。

グーをしながら、S先生曰く、「ここはどうしても良く動く所だからね。」と。

 

先生謝る必要ないのに!「ごめんね」とおっしゃっるので恐縮してしまいました。

ここの大学病院の形成外科の先生はどの先生に診て頂いても、感じも良く、良い先生ばかりです!!!

 

ちなみに、良性で「静脈性血管腫」でした。

(手術の病理結果だけ前に受付にコピーをお願いしてたら少し大げさな手続きになぜかなっていた模様?(*_*;))

 

保湿クリーム:ヒルドイドソフト軟膏0.3%×2本処方して頂く。

「湿疹の薬はどうする?」と聞いて下さったので、たまに術側が痒い時があるので、こちらもお願いしました。

リンデロンDPクリーム×2本。

 

ヒルドイドは手の傷にも塗ってOKとの事でした。

次回は、2020年2月20日の予約でした。

 

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形成受付窓口で、手のご担当医のH先生の診察を5月から、7月に変更して頂けないか相談。

(形成窓口→看護師さんの確認了承が得られて7月24日に変更して頂けました。)

 

お会計後、院外薬局でお薬を頂き、病院のお友達で、とってもお世話になり今も仲良くして頂いているYさん(お腹ドナーの穿通枝皮弁で同時再建)と待ち合わせの横浜へ。病院がスムーズに終わったので、少し時間があったので、先に用事を済ませて。

 

ランチは、ベトナム料理。

 

食後は、スタバで久々にゆっくりと色々とお話出来ました♪(いつもは、カラオケ行くことが多かったですが。。(笑))

 

Yさんは、乳がん同時再建手術直後、病室に戻たのにすぐに出血で再手術となり手術室にUターンになってしまったのですが、今となっては懐かしくも思えるお話もたくさんしました。Yさんは、術後は非浸潤だったので術後無治療でした。私は、残念ながら浸潤だったので術後療法が必要だったので、時に心配もして下さり、ずっと見守って下さいました。手術前に出会えて、色々と親切にして頂き、励まされ、大きな手術を乗り越えられました。

お見舞いにも来て下さったり、ご自宅に呼んで頂いたり、旅したり病気以外の思い出も増えました。

Yさんにもいつも感謝しております♡

そう言えば、診察時写真は毎回S先生に撮られるとおっしゃってたなぁ。。

私は術後2回しか撮られてないです。(>_<)

 

お菓子頂いちゃいました。m(__)m

お見舞いにいらしてくれた時もお花と地元のお菓子を持ってきてくださったのですが、それがとっても美味しくて。。

同じお店とおっしゃってたなぁ。。

 

Yさんと出会えたのは、偶然が重なった病院のマンマサロンでしたが、再建サロンにも罹患してからの2、3年はよく一緒に行きました。(私は、一人でも行くその頃の常連でしたが。。^^ その後は、もう一つの患者会だったSOGの方のお手伝いを少しだけさせて頂いていました。)

 

すっかりご無沙汰してしまっている再建サロンですが、今月は一人でもお邪魔させて頂こうかなぁと考え中です。

もし参考にしたいと思って下さる方がいらしたら嬉しいです。