まずは、形成主治医の患者会SOG主催では最後の講演会のことから。

2018年10月8日(体育の日)

 

SOGとは。。。まだ私の形成主治医が無名の時に、穿通枝皮弁で再建された先輩方が立ち上げ、再建や穿通枝皮弁の礎を築いて下さいました。乳がん罹患から10数年が過ぎて、今もお元気に活発に過ごされておられる先輩方にたくさんの勇気と、素晴らしいご縁を頂きました。

感謝しかありません。

私がS先生に再建をして頂いたのは2012年でしたが、当時はもう一つの患者会「再建サロン」にはよく行かせて頂いておりましたが、

SOGの一員に入れて頂いてからはまだ3年程?でした。

特に、一昨年の山梨の講演会の後のお仲間とのお泊り温泉が思い出に残っております。

皆さん綺麗なお胸で感動でした☆

そして、修学旅行みたいで楽しかった♪

 

勿論、腕だけでなく、気さくで優しいS先生のお人柄もあっての素敵な会です☆

S(素敵な)O(おっぱい)G(get)

S(S先生)O(お仕事)G(頑張って)の意味もあるらしい。

 

今回 横浜開催。

先輩方におんぶに抱っこでしたが、メンバーの一員としてほんの少しだけお手伝い。

少し早めに行って、会場・連絡係。(仲良くして頂いているYさんと、I(tamtam)さんとも一緒に。)

 

【第17回乳房再建講演会-乳がんを美しく治す-】

講演1:「脂肪注入による乳房再建の未来」

私も入院中お世話になった気さくで優しい女医の先生 M先生の講演。

講演2:「皮弁による乳房再建-Experiences in YOKOHAMA-」

そして、私達SOG形成主治医 S先生の講演。

講演3:「再建手術の術後ケアについて」

特別室病棟看護師 T看護師さんの講演

動けない術後48時間の手厚い優しい看護に感謝です!

講演4:「乳がんの最新治療」

山梨のY・K病院の乳腺外科 I先生。

一昨日の山梨の講演会の時にホルモン治療のことで質問させて頂いた時があったのですが、丁寧に答えて下さり。山梨に住んでたらこの先生に診て頂きたいなぁと思える先生です。

乳がんの新薬(名前メモしてません。m(__)m)も出てきてるそうで嬉しい情報でした!

講演5:「私が考えるアンチエイジング医療」

K先生。

 

準備が終わったらお弁当を頂いて、講演4までは、拝聴することが出来ました。

講演5のK先生の講演も拝聴したかったですが、3人とも体感会担当なので移動。

 

自家組織(穿通枝皮弁)で再建の同時再建、二期再建。

ドナーもお腹、臀部、太腿、そして最新の脂肪注入BRAVA再建もお一人。

十数人がお見せして、時に触って頂いて、比べて頂いたり、質問を伺ったり致しました。

 

近くでは、講演して頂いた先生方を囲んで質問ができる席も設けられていて、これから考えていらっしゃる方には有意義だったのではないでしょうか。

 

私と同じ臀部ドナーは3人で同時再建でした。2009年、2011年そして私2012年。

私自身、2009年の10年近く経過された同じドナーのお仲間のお胸を拝見したのは初めて。

感動しました!

それから、私は申し訳ない事に覚えていなかったのですが、一昨年の山梨の講演会にもいらしたと言う方が、私の事を覚えていたらしく(同様にその時も私は、体感会でお見せしていました。)来年だったか再来年?の、3月に穿通枝皮弁で再建して頂くとおっしゃって、感謝のお言葉を頂き、嬉しかったです。^^

 

講演会の後は、打ち上げ懇親会☆

久々にお会いした方がたくさん♪

お世話になったあの方にも♪

 

感謝な気持ちがいっぱいと、たくさんの笑顔もいっぱいと、SOGとしては終止符という事で、寂しさもありつつも、とっても楽しい時でした♪

時期は違えど、同じ「乳がん」という辛く、悲しい時を乗り越えた仲間達。

本当に感慨深いひと時でした。^^

どうもありがとうございました。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

 

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乳がんに罹患してから、両親が旅行でお参りの機会がある度に、「病気平癒」のお守りをプレゼントしてくれていました。

昨年、ホルモン療法が終わって無治療になってからはなかったのですが、手の手術を控えているという事で、久々にプレゼントしてくれました。伊豆山神社のお守り。今回は、「健康守」と言うもの。これは、小さいから「身に着けておきなさい。」と母。

かわいい。お守りです。

 

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2018年10月12日(金)

町の整形外科クリニックから始まった手の気になる症状でしたが、やっとと言うか、いよいよと言うか手の手術日を迎えました。

 

手も綺麗に治して頂きたかったので、大学病院の整形外科ではなく、乳房再建でもお世話になっている形成外科でお願いする事にしました。

でも、この件は、乳房再建の主治医S先生ではなく、担当医は、H先生。

(受付で、S先生の曜日は特に凄く混んでるので別の曜日にして欲しいと言われた為。)

でも、H先生も優しそうで、お話し易い先生でホッとしています。

そして、説明も丁寧です。

 

先日、Aちゃんが診察で上京してきた際、看護師さんの立場から、日帰りでも「付き添いはいた方が良いよ~」と言われたので、母が来てくれました。(私は、一人で大丈夫だと思ってたのですが・・。)

 

手術名「皮下腫瘍切除術」→病理検査にて診断。

14時30分病院着。

14時55分 診察室へ呼ばれる。

看護師さんが、血圧、体温を測り、ネームバンドを右手に着けられる。(入院の時と同じでちょっとビックリ!)

手術室からお声が掛かったら手術室へ移動するのでまた外待合室でお待ち下さいと言われる。診察室の隣の処置室でやると思ってたのでここでもビックリ!

16時少し過ぎに、看護師さんに呼ばれて一緒に、医療者用エレベーターで本館3階にある手術室へ。

ここで、インターフォンが押され、手術室の看護師さんとバトンタッチされるが、と同時に執刀医のH先生が女医の先生と一緒に「お待たせしてすみませんね。」といらっしゃる。

 

手術室の看護師さんに、ロッカーを案内され、洋服の上から手術着に着替え、不織布の帽子を被るように言われる。

そして手術室へ。知らない音楽が流れ、広い部屋に手術台が中央に。

 

乳がん手術の時はコンタクトを外してたので見えませんでしたが、今回はバッチリ見えて緊張!

手術台に寝るように言われ、手術する左手は横にも台がありそこに乗せる。右手には、血圧・脈・酸素濃度測定器が付けられて心電図までも。

局所麻酔の手術でも本格的にセットして行うのですね。またまたビックリでした!

 

かぶれ防止のスプレーがかけられ、手は両面に垂れるほど消毒液がバッチリと塗られて、穴の空いた大きな布を手に通して見えないように仕切りがされました。

H先生。「まずは、局所麻酔をしますよ。頑張って」と。

局所麻酔の痛みは、採血時の針を刺す痛みに+α+少し長い時間程度だったかなぁ。

麻酔が効いているかを確認されてから開始。

でも、「痛かったら途中言って下さいね~。」と言われる。

痛みはなかったですが、触られている感覚はハッキリと分かりました。

 

開始する時も写真を撮ってましたが、途中も撮ってました。

そして縫合。女医の先生がやって下さってました。(乳房再建もそうですが、最後の縫合は下の先生がされる事が多いのですね~。)

痛みはないのですが、縫合されている「感覚」はハッキリ分かって、何とも言えない「ウ~」と寒気のする感じでした。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

意識がある、手術は初めてでしたので・・・。(^_^;)

 

実は、病院に向かう途中に、右手に棘が刺さってるのを発見。

ダメ元で、ついでにと言ったら恐縮ですが、先生に頼んだら、最後にとって下さいました!

ありがたいです。

 

30分程度で終了。

摘出したものを見せて下さいました。

赤いもの(血管腫)と、その周辺の被膜?腱膜?(白っぽいもの)病理へ出されました。

患部は、ガーゼと、クロスされたテーピングで固定されていました。

このテーピング・・多分、乳がんの検査で引っかかって、精密検査でこの大学病院を初めて訪れて、組織検査をした後に、胸にぐるぐると巻かれたテープと同じだったと思います。その時の記憶が蘇って来ました。おっぱい全体が青く内出血して、ズキンズキンとして痛かったなぁ。

 

術後、H先生より以下の説明を受ける。

・翌日の夕方にガーゼは外すようにとの事。

・濡らさないようにする事。

・今晩から抗生物質(セフゾンカプセル100mg)を二日間服薬(1日3回 毎食後)。

・一応、痛み止め(ロキソニン錠60mg)を処方しておきます。

・1週間後に抜糸をするので、19日に受診して下さい。(執刀のH先生の外来日ではないので、午前中外来のA先生がやって下さる。←多分、途中から手術室に入って来た男の先生と思われる。この先生も乳房再建を勉強されている様子。)

 

そして、乳房再建のS先生の診察日は次はいつか?を聞かれてから。。。

・病理は、3週間後位には出るのでその時に患部の様子を見たいとおっしゃるが、私の都合で、24日に一旦患部を見て頂いて(病理はまだ出てない可能性は高いのですが・・。)少し間をあけてからまた受診という流れにして頂いた。

今回の件で、少し長めの休暇をとってたので(病理はもっと早く出ると思ってた(^_^;))、復帰後すぐは忙しいし休みにくいので・・。

 

病院を出たらすっかり暗くなっていました。

そう言えば、この日は、金曜日で乳腺外科が外来のある曜日でした。

母が、乳腺外科が16時過ぎの時点で、まだ14時の診察の表示が出てたわよ。と、ビックリしていました。でも、私が乳がん告知から手術受けて暫くはその位待つのは当たり前でした。一時、乳がんの方の執刀医のI先生が栄転で東京の病院へ行かれてしまってからは空いたように思えましたが、最近またTVでS先生の乳房再建や同時再建など取り上げられるようになったから、またかなり混みだしたのかなぁ・・と思いました。

院外薬局でお薬を頂き、家族と待ち合わせて中華のディナー後帰宅。

やはり、局所麻酔の日帰り手術は体の負担が少なくて良いですね。

思ってたより元気で大丈夫でした!(休暇少し長すぎたかも。普段は、休みにくいので夏休みもとっていなかったし今回は強気で申請したんです。それにどうしても、仕事すると頑張っちゃいますし、重いものも持つことがあるので。)

それでも、お休み早々遠隔でお仕事対応しましたけどね・・。(>_<))

 

手術翌日の夜。

ガーゼとテープを恐る恐る外しました。

糸で塗ったのを見たのは初めて・・・乳がん手術では、抜糸は一切なかったので。

やはり、テープ周辺は痒くなりはじめていました。

傷が盛り上がって縫われている。←確か、形成外科的な縫合で「あえてそうしている」と以前聞いたことがある。

確かそうでしたよね?結構ボコッとしていますが。

でも、思ったより切られていなくてホッとしました。^^

どうか綺麗に治りますように!

 

痛み止めは飲まなくて大丈夫そうです。

前日切ったのに不思議です。

人間の回復力て凄いな~!

 

シャワー時は濡らさないように患部にラップして、ビニールを被せています。

そして、傷が指の付け根当たりなので抜糸までは、余り動かさない方が良いかなぁと思い、指先は動かさないように片手生活しています。

先生にガーゼをとった後の事を伺うのを忘れてしまったので、白い木綿の手袋をして保護しています。(縫合されている患部が見えるのもゾッとして、嫌なので・・。)

 

指先だけでも使えないのは不便です。体験しなければ分からない事、気づきが身に染みて分かります。

改めて、健康で、自由に動かせる事の有難さを感じました。

 

抜糸で通院dayは、同じ形成主治医の福岡のAちゃんとのご縁を繋いで下さった方が、関西から上京されているのでお会い出来そうで嬉しいです♡

手術がどうか良い方向に上手くいきますように私も祈っております!!