9月21日 敬老の日
父の運転で、久里浜から、フェリーで、金谷港まで約40分。回転寿司でランチして、祖母をお迎えに行く。

ホームにいる祖母を連れ出し、近くのライズリゾート白浜ホテルへ。


私は、大好きなおばあちゃんとの、久々の再会にハグして号泣。
おばあちゃんも、喜んでくれたけど、「認知症」があり、前より記憶が曖昧になっており、すぐには分かってもらえなかった様子で寂しい気持ちにもなりました。でも、誰もが、高齢になると通るであろう道。「思い出」も、「ほんの少し前」の事も忘れてしまう。とても悲しい事だけど、仕方のない事です。
その時、その時、一瞬、一瞬だけでも「嬉しいとか楽しい」と、感じてもらえたら、良いです。^^

この日を「大事」に過ごして来ました。
祖母と手を繋いだり、車椅子を押したり、母と連携しながら、体や髪を洗ってあげたり、耳が遠いので大きな声で、繰り返しのお話しして声がかれちゃいました(笑)

夜は、お手洗いへ行くにも転ばないように、母と気を配り、余り寝れませんでした。(しかも私は、軽い喘息気味になってしまい焦る)でも、一緒に過ごせてとっても嬉しかったです♡

3年前は、まだしっかりしてて、私の「乳がん」の事も凄く心配してくれてました。
いつも、「痛くないの?大変ね。」て言ってたなぁ。
そして、今回は、「再建おっぱい」を見て「大きいね。痛くないの?」と何度も聞いて来ました。(爆)

確実に、進んでしまってる「認知症」、痩せて小さくなってしまった「体」。

祖母は、三人の息子を立派に育てあげたお母さん。
初孫も男の子。女孫の私の誕生を大変喜んで下さり、子供の時、遊びに行くと、着せ替え人形のように、かわいいお洋服などをよくプレゼントしてくれました。

生まれて間もなく、母が病気になり、半年も入院してた時は、赤ちゃんだった私のお世話(孫育て)もして下さいました。

祖母と二人で、海外旅行をした事もあります。たくさんの「思い出」と「感謝」の気持ちをこれからも大事にしていきます。


※シーフードも多数。

夕飯は、バイキング&私は、飲めませんが、飲み放題。和洋折衷でなかなか良かったです。お部屋からは、海が見えました。
のんびりと過ごした日でした♪



9月22日 国民の休日
朝食の前に、海沿いを、車椅子を押しながらお散歩。
写真をとったり、磯の香りが気持ち良かった!


※とても澄んでて綺麗。小魚が泳いでました。

※少し遠くには灯台が見えます。

祖母の自宅を通り→潮風王国→ローズマリー公園では「枇杷ソフト」を食べて。祖母をホームに送り届けて、お別れ。自分の数年前まで住んでた「自宅」は覚えてる様子でした。最初はデイケアからスタートして、徐々に慣らしていってました。とっても嫌がってましたが、今は、認知症のせいか様々な「感情」も薄れているようです。


※ローズマリー公園

※ヨーロッパの田舎のような景色でした。



※公園内には小さな教会もありました。(魔法の鐘。私もいつか!?(笑))

別れ際、またハグして涙した私。
分かってはいても、何だか切ないです。
前は、祖母もお別れの時は「涙」を流していました。
でも、相変わらず、ギュッと手は強く握ってくれてなかなか離さなかったですが。。
次に「再会」出来る時は、どんな風になっているでしょう。
「私」の事を思い出してもらえると嬉しいなぁ。。

祖母を送り届けた後は。。。
両親と3人旅。
一路、夷隅郡の「養老渓谷」へドライブ。

観音橋を渡り、200m程登ると、養老山 立國寺の「出世観音」へお参り。






ここで、母から「五色 無病息災」の御守りのプレゼント。また一つ心のこもった御守りが加わりました。(^。^)

その後、お宿(旅館)へ。
お料理も豪華で、黒湯の温泉で、とっても気持ちが良かったのですが・・・翌朝、怒りに近い、とってもとっても残念な事があり、お勧めも、リピートする事はないであろうお宿となりました。




※しし鍋、自分で作る豆乳湯葉。


※お魚丸ごと揚げとフルーツ。これは3人で取り分けて。

9月23日 秋分の日
朝も温泉へ。←ここで残念な事があり早々に出る。

気分を切り替えて、遅めの朝食の前に、養老渓谷へのんびり1.5時間前後かけて、水と緑のハイキング(お散歩)へ。
中瀬遊歩道に沿って。


※彼岸花も咲き、銀杏も落ちてました。


※観音橋が見えます。

※こんな遊歩道を通って。


※石を渡って。

※お天気にも恵まれ、朝日に反射して幻想的でした。

※ここは、弘文洞跡


※隆起している所もありました。



※大きな鯉も泳いでました。

マイナスイオンたっぷりで気持ちが良かった!紅葉の頃は、かなり綺麗だろうなぁ!

宿へ戻り朝食。



帰りは、アクアラインを通り、父方の祖父のお墓参り。
その後、幸楽苑でラーメンランチ。
初めて入りましたが、お安い上に美味しい!


※餃子は、3人で分けて。

あざみ野駅まで送ってもらい、翌日から仕事なので、電車で戻りました。

両親と、川の字に寝て、久々にゆっくりとお話しが出来たシルバーウィークでした♪
千葉の山奥ですが、ローカル線(小湊鉄道・いすみ鉄道)が近くを通ってるようなので、行きやすい所かなぁと思いました。
今回は、短めのハイキングコースでしたが、他にも遊歩道があるようなので、また機会があればと思います。

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ちなみに、お宿の怒りに近い、とってもとっても残念だった事とは・・・。
旅館なので、大浴場と言っても、5人も浴槽に入ればいっぱい。
朝、母と大浴場へ行って、シャワーがお湯になるまで待ってたら、後から来た方(一人)が、いきなり浴槽に入ったかと思ったら、歯磨きして、さらに、石鹸をかなり泡立てて(洗顔)もうビックリ!!浴槽に浸かりながらですよ!!!

「常識がない人がいるなぁ!」と母と呆気に取られました。
そんな浴槽は、気持ちが悪くて、すぐに出ました。o(`ω´ )o

そして、遅めの朝食の時に・・・。
その「常識がない人」が、何と何と!旅館の「仲居」だったのです。
怒りを通り過ぎて、呆れました。o(`ω´ )o

たった一人の「仲居」のせいで、旅館の信頼・評判を落とす事になるのです。
昨晩のお料理は良かったけど、配膳で落としてないよね?食材は?と、ちょっと疑心暗鬼にね。 >_<

温泉にゆっくりと浸かりたかったのに、本当に残念でした!!o(`ω´ )o

私は、帰る時にでも、女将に一言、言っておきたかったけど、父は、「もう利用しないのだから止めなさい。」と甘い・・。
うーん。最後モヤモヤしました。

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話は変わりますが、ここの所、有名人の方の「乳がん」手術や、「がん」で亡くなられたと言う方の報道が続き、手術から3年が過ぎ、今は落ち着いた日々の私も、ちょっとザワザワと「様々な思い・気持ち」が交差しています。

「乳がん・検診」にも注目されるのは良い事ですが、乳腺専門医でない医師やコメンテーターの誤解を招くような発言や、誤った報道もされているようで、「困るなぁ・・違うのだけど。」と、未だに覆面乳がん患者の私は思います。
やはり、まだまだ「カミングアウト」するのには「勇気」がいるなぁ。

今は、両親も元気だから、手術や自宅療養中は看病してもらえましたが、私自身の「老い方」も考えさせられたシルバーウィークでした。