★「新潟大神宮」



高級住宅街の丘に鎮座するこじんまりの大神宮

場所・ 新潟県新潟市中央区西大畑町5195

電話・ 新潟大神宮 025−222−4212

創建・ 明治5年(1872)

竣工・ 明治22年(1889)

構造・ 木造平屋建て 木造神明系鳥居 

祭神・ 神宮というだけに天照大御神?

社務所・ あり ご朱印あり

最終訪問・ 2017.02

新潟県の県庁所在地、新潟市中央区の砂丘の上にある高級住宅地に鎮座する大神宮ですキラキラ
明治5年(1872)の教部省通達によって全国に神宮教会、神宮分教会が組織されました乙女のトキメキ

 

第一鳥居 こじんまりと


 

これを受けて新潟市にも神道事務分局(中教院)が開設され、施設が東大畑に置かれました神社
さらに教院地方本部が本町通に置かれ、東大畑の中教院を吸収しましたアセアセ

 

拝殿 

 

以後、ここを拠点に皇道の布教が進められましたキラキラ
その後、本町通八番町の教院地方本部は火災で焼失し、西大畑の現在地に再建されたそうです(明治22年落成)びっくり



すぐ脇が戦後の「無頼派」として活躍した小説家・坂口安吾の生家だったそうですお父さん
やはり実家がこんな新潟市の高級住宅街にあるということはおぼっちゃま君だなあ札束
参道の途中に記念碑(平成18年)があり、「石の思い」の一節が刻されていますウインク

「私のふるさとの家は
   空と 海と 砂と 松林であった
  そして吹く風であり 風の音であった」

風の音がうるさい家、砂丘、松林、まさに平成(当時)の今でも残る新潟市沿岸部の風景そのままだなあアセアセ
拝殿の横には戊辰戦争で戦死した会津藩士を慰霊する殉節之碑が建っていますえーん

                 *

★「
旧太平神社、御林稲荷社

場所・ 新潟県新潟市中央区西大畑町5195

創建・ ?

竣工・ ?

構造・ 木造平屋建て

祭神・ 稲荷だけに宇迦之魂命?

社務所・ なし? 神宮と合同か

最終訪問・ 2017.02

稲荷神社は、新潟大神宮に隣接する小社です(画像なし)キラキラ
「神社明細帳」の「新潟区西大畑町字藤山 無格社 稲荷神社」が当社でしょうか?

 

『新潟市史』(新潟市役所編、1934年)によると、かつて浜浦五番官林(現在の新潟市美術館以北の一帯)に稲荷社があり「御林稲荷」と称しました(長岡藩の経費援助による防砂植林につき「御林」を冠したのか)が、

 

後にこれを町役人の小田平右衛門が現在地に遷し、小田稲荷」と呼ばれて崇敬を集めていたものの、廃社となり「今存せず」という(「神社明細帳」の追記によると、大正13年(1924)に廃社となったようです)そうですアセアセ

古い地図(たとえば「慶應二年新潟分間繪圖」「明治三年新潟港圖」)には、このあたりに「イナリ」の記載が見えるそうです神社
あるいは当社でしょうか?

 

新潟県神社庁が提供する「県内神社一覧」には「太平神社」として当社が記載されているそうですびっくり
いったん廃社になったものの信徒によって再興され、新たな社号を付けたのでしょう、とのことですルンルン

                 *

私がこの新潟大神宮に興味を持ったのは、新潟市の町並み巡りを始めて10年経った頃アセアセ
10年経ったので、新しく買い替えた地図で見ていたら「新潟大神宮」の文字が西大畑付近にあるのを発見びっくり

 

付近の「新潟カトリック教会」 昭和初期

 

あんなところに「大神宮」と呼べるような大きな神社があったっけ?ということで訪れてみることにラブラブ
実際に行ってみると、今まで何度となく古い建物を見に散策して来た地域びっくり

 

付近の「砂丘館」(旧日本銀行新潟支店頭取役宅)

 

周辺には「新潟カトリック教会」「旧斎藤邸 別邸」「北方文化博物館 分館」「金井文化財館」「砂丘館」「新潟大学 医学部」「新津記念館」など近代のお金持ちの洋館、近代和風建築の集まった、新潟市の歴史地区ルンルン
 

 

すべて徒歩圏内なので、セットで周ってみてほしいところですチョコがけハート
そんな環境にある新潟大神宮は思ったよりも敷地が狭く、こじんまりしている印象アセアセ

 

 

「大神宮」というからに、付近の新潟縣護国神社バリに大きいのかと思ったら、普通の神社くらいの大きさで、この辺の土地が高いからか、と思いましたタラー
確か、
西大畑は新潟県の中でも上位に入る地価の高い地域なので(県外の方は知らないでしょうね)札束
 

「金井文化財館」明治中期 中大畑町

 

神社の系統は伊勢神宮系、現在では新潟グランドホテルが挙式を行う際に使用するようですドレス
保育園のバスと掲示もあったので、保育園も経営しながら、どうにかこの辺の地価に対応しながら運営している感じ?

 

「新津記念館」石油王の館 昭和13年築 現在非公開

 

入口は狭い路地に面しているし、これじゃあ気付かないかもなあアセアセ
神社の建物は明治22年とのことなので、近代和風の雰囲気でなかなか良い感じですチョコがけハート

 

「二葉幼稚園」 西中町 大正10年開業

 

しかし、社務所やお守りを授与できるところがあるかと思って来たので、そんなのもなく少し拍子抜けでしたガーン
社殿の左側には小さな社殿がもう一つ、右側には社務所がひっそりとありましたウインク

「二葉幼稚園」 洋館部分 


新潟大神宮の境内の左側の民家と民家の間にある人一人しか通れないような小さな路地を行くと、隣の「
御林稲荷社」に出ます神社
こちらも民家の庭にあるような小さな稲荷社で、海が近いからか、「海上安全」の稲荷社のようでした波

 

 

稲荷社らしく、赤い鳥居が何本か連続して参道沿いにありました神社
境内のすぐ横にはモダンなモデルハウスがあり、さすがは西大畑の高級住宅街だなあと思いました(デザイナーズみたいな大きい家が多いのよ)乙女のトキメキ

 


この神社を出ると右手には大きなマックス・ヒンデル設計の「新潟カトリック教会」(後ほどUP)、西堀の方へ出れば寺町と、基督教、神道、仏教と3つの宗教が仲良く共存している旧港町・新潟町の風景を感じることができますお願い

 

 

砂丘館の前にある「ドッペリ坂」「異人坂」を下れば古い繁華街・古町にも出れて、そこには旧遊郭、花町のある「鍋茶屋」周辺もお茶
オススメの私の大好きな地域なので、ぜひ新潟市散策の際はどうぞ義理チョコ

神社・町歩き・古い建物好きの方にもオススメです(^^♪