「ヴォーリズ通り」にあるヴォーリズさん設計の教会

場所・ 滋賀県高島市今津町今津1650−1

電話・ 今津ヴォーリズ資料館へ

設計・ w・m・ヴォーリズ

竣工・ 大正11年(1922)

構造・ 木造平屋建て 塔屋つき 

最終訪問・ 2025.11

*国・登録有形文化財

滋賀県北部の高島市のヴォーリズ通りに残る教会建築で、今でも幼稚園の施設として使用されていますふたご座
こちらは現役の建物なので、外観のみの見学になりますアセアセ
今でも現役で使用されているのが嬉しいですね二重丸



キリスト教信仰と来日

ウィリアム・メレル・ヴォーリズは、米国カンザス州レブンワースの敬虔なクリスチャン家庭に生まれ、幼いころから建築家を目指し大学で建築を学び始めましたが、在学中にYMCA(キリスト教青年会)の活動に従事し、強くキリスト教に傾倒するようになりました十字架



明治38年(1905)25歳のとき、滋賀県立商業学校(現・県陸八幡商業高校)の英語講師として来日しましたお父さん
海外宣教の目的をもって来日したヴォーリズは、学生たちに聖書を教え始めますが、学内での意見の対立から商業高校を解任となり、その後は近江八幡にYMCA会館を建てて本格的な布教活動に力を注ぐようになりましたガーン

 

教会堂の背後に幼稚園棟 



また、キリスト教の精神に基づく生活の実践を目指したヴォーリズは、建築事務所を設立し、
生涯に約1600軒以上の建築設計を手掛けましたキラキラ
教会やYMCA施設などのキリスト教関係の建築物が多く、東京・大阪・京都・神戸など全国に及んでいます(新潟にもあるよ)乙女のトキメキ

 

周辺のヴォーリズ風のデザインの洋館 



他にも、
伝道文化雑誌の発行、製薬会社、病院、学校の開設など様々な事業に尽力しましたラブラブ
これらの活動は「近江ミッション」と呼ばれ、ヴォーリズの伝道活動の根本を支えるようになりました十字架十字架

ヴォーリズと今津

基督教会のなかった今津では、ヴォーリズに派遣された鎌田漢三牧師によって、積極的な布教活動が行われました十字架
仏教徒の多い今津の地ですが、人々は鎌田牧師のもとに集まり、
聖書や讃美歌を習ったといいますルンルン
 

「今津ヴォーリズ資料館」「旧百川三銀行今津支店」

 

今津地域にはヴォーリズ建築事務所の設計による今津教会、旧百川三銀行、旧今津郵便局などが建てられたほか、ヴォーリズの教えに触れた人々が中心となってその理念に基づく病院、農繁期託児所、保育所等がつくられましたラブラブ

昭和初期の歴史あるピアノ 今津幼稚園にあったもの


ヴォーリズの思いは今津の地で様々な形で実現化され、現在に生き続けていますチョコがけハート

伝道船ガリラヤ丸

伝道の情熱溢れる若きヴォーリズは、交通網が未整備であった滋賀県西部に基督教を広めたい、その一心から湖上を船で往来することを考えました船
 

そしてその思いは、メンソレータム(現在のメンターム)の開発創業者である、A・A・ハイド氏の寄付により叶えられ、大正3年(1914)に動力船を湖上に浮かべることができましたラブラブ
 

ハイドさんはこちらも(大正時代の外人です)


この船は、イエス・キリストの伝道地「ガリラヤ湖」にちなんで伝道船「ガリラヤ丸」と名付けられ、ヴォーリズ一行はこの船で今津を訪れました波
いやー、ヴォーリズさんの情熱や行動力は本当にすごいですねアセアセ

 

ヴォーリズ通りの町家建築 ひし形窓がモダン

 

キリスト教を布教したいという信仰による力もあると思いますが、やはり元が情熱的な方なのでしょうね飛び出すハート
異国の地でこれだけ受け入れられるというのは、本当にヴォーリズさんの人柄の魅力なんだろうなと思いますウインク
人気がない人は、同じ日本人でも受け入れらない、、、

洋館・キリスト教・教会建築好きの方にもおススメです♪