☆塩原元湯の中でも歴史ある建物が素敵な湯治系の宿☆
場所・ 栃木県那須塩原市湯本塩原153
電話・ 0287−32−3221 Xあり
開湯・ 800年代
泉質・ 含硫黄ーナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉 52度 PH6 20L
(低張性・中性・高温泉)かけ流し 男湯のみ足元湧出
竣工・ 昭和中期以降か
構造・ 木造2〜3階建て
風呂・ 男女別内湯1ずつ(立ち寄りでは)
料金・ 1泊2食付き 9900〜17000円 自炊部 4000円くらい
立ち寄り 500円 日曜のみ 10時10分〜14時 予約で入れるときも
*当時の情報
最終訪問・ 2023.11
栃木県北部の福島県境の秘湯で、塩原温泉郷の発祥の地でもあります
宿の奥のPへ行くと隣は「元泉館」
開湯は800年代と1200年の歴史があり、長く湯治場として愛されてきた白濁の湯です
日帰り入浴は日曜日のみ
かつては80軒ほどの旅館がありましたが、江戸時代の1659年、大地震による山津波で温泉街が壊滅し、源泉も出なくなってしまい、住民も引っ越してしまいました
その後、源泉を復興し現在は3軒の旅館が営業を続けています
その中でも、木造3階建てのレトロな風情が残るのがこの宿で、おじいさん・おばあさん世代と30代くらいの方が頑張って営業をされています
私が受付へ行ったときは、おばあさんがいて、廊下ではおじいさんのご主人とすれ違いました
なので、ご家族で経営されているのかなと思います
宿泊棟 木造3階建て
旦那が宿の前のPで待っていたら、ちょうど部屋を掃除する時間だったらしく、窓から30代くらいの若女将さんが見えたそうです
宿泊棟か 木造2階建て
湯は1階の受付より左手に道なりに行き、手洗い場の左の階段を下ります
玄関 猫タワーがあるので猫がいるのかな
ここの鉄の扉もすでに硫黄の強い成分で腐食しており、良い湯だと期待が高まります
階段を下りるのも「良い湯は下に」の法則ですね
萌え系「温泉むすめ」がいるよう
階段を下りると左手が女湯で、右手が男湯になりますが、混浴はどこなのですかね
湯は階段を下りる
立ち寄りでは男女別だったので、その2つの浴槽のある混浴はわかりませんでした
混浴はまあ無理なので、あってもいけませんが、このときは男湯だったような(もう今は混浴自体はやっていないのかは謎)
天井 成分がくっついている
脱衣場の前の廊下にはWCと、奥に飲泉所があり、ここでも源泉に触れることができます
腐食している鉄部分
女湯の脱衣場は2名でいっぱいになるくらいの広さですが、日曜なので残念ながらすでに浴室には3名のおばさま
洗い場は3名分ほどあり、浴槽は4名サイズ1つ、浴室も4名でいっぱいになりました
なかなか湯は熱い湯のようで、おばさまたちも熱い熱いとのこと
湯口の前に水道があるので加水をしてもらい、どうにか入れました
浴槽の周りには析出もあり、成分の濃さを感じます
見た目はミルキーグリーンで、濁り湯の硫黄泉ですが、そこまで強い硫黄の匂いというよりも金気臭もしました
1階 タイルレトロな手洗い場
さらりとした湯で、そこまで刺激が強くなく、中性で炭酸水素の塩化物泉だからでしょうか
見た目のわりにはマイルドで入りやすい湯ですが、温度が熱いのでガツンと温まりました
浴室は残念ながら、まだまだゆっくりされる方が3名おられるので、画像は諦め、密は困るので早めに出ました
土日は激混みの塩原・那須、入れただけでも御の字です
(もう1軒の「大出館」は激混みでPにさえ入れず諦め)
画像はここまで 成分で腐食した入口
いつか独泉でゆっくり入れる日が、栃木北部ではあるのでしょうか(宿泊か平日に来るしかないだろうな)
なかなか、混むとわかっているとリピはキツイですね
やはり東北が近くて空いてていいなとなりますね
白濁・硫黄泉・秘湯好きの方にもおススメです♪