足利氏の氏寺で国宝の古い建物が残り町の中心となる寺

場所・ 栃木県足利市泉富町2220

電話・ 0284−41−2627 HPあり

創建・ 建久7年(1197) 鎌倉時代

竣工・ 正安元年(1299)再建

構造・ 木造平屋建て Pあり

ご本尊・ 大日如来 

庫裡・ あり

境内・ 自由 常識の範囲内の時間で

最終訪問・ 2023.12

*国宝(本堂)*国・重文 *国・史跡

 *足利市・文化財 *天然記念物 *NHK「ブラタモリ」で紹介
 *日本の名城100選 *栃木県・文化財

栃木県南部の足利市にある有名な国宝のお寺で、足利学校と並び、小京都・足利の観光の中心となりますキラキラ

 


 

鑁阿寺は今から約800年前の1197年の鎌倉時代初期に創建され、現在残る国宝の本堂は1299年竣工で、約700年の歴史がありますキラキラ

・本堂 
国宝 1299年再建 

鎌倉時代に流行した当時の中国の最新の建築様式の禅宗の様式をいち早く取り入れました筋肉

 


 

密教寺院における禅宗様仏堂の初期の例として、関東の禅宗様の古式の例として貴重な文化財として2013年に国宝に指定されましたキラキラ



ご本尊様に大日如来を祀り、地元の方からは「
大日さん」と呼ばれ親しまれていますお願い

・大イチョウ 
天然記念物 樹齢650年

  周囲約10m 見ごろは11月末

 

12月中旬の様子 栃木ブルーの青空に映える黄色



・一切経堂 
国・重要文化財 1407年再建

 



・多宝搭 
栃木県・文化財 1692年再建

 



・楼門(山門) 
栃木県・文化財 

  足利幕府第13代・義輝の再建

 



・不動堂 
足利市・文化財 1592年再建

 





寺院としては
鎌倉時代後期の1196年に足利氏二代目の足利義兼公が発起得度し、邸宅内に仏堂を建てたのが始まりといいますキラキラ
 

楼門 

 

その後、焼失したりもしましたが、子孫の足利貞氏が禅宗様式を取り入れて再建したそうです筋肉
日本としては
禅宗様式への転換期の最初期に当たります上矢印



約40000平方mにもなる境内は、もともとは足利市の館であり、現在でも四方に門・堀・土塁を設けて
平安時代後期の武士の館の面影を残していますお父さん
 

 

また、このことから国に「足利氏邸宅跡」として史跡に指定され、「日本の名城100選」にも選ばれましたキラキラ
鎌倉時代後期から室町時代にかけて次第に寺院として整備され、足利氏の氏寺として手厚く庇護されましたウインク

 

この門が見たくて来た面も 彫刻も素晴らしい

 

なお、境内には地域ネコも多く生息しますが、噛むネコもいるので触らないようにご注意を、とのことでした注意
そして不動堂の修復のためのクラウドファンディングもあるそうですスマホ

 

参道 



                  *

今回は2009年以来、14年ぶりに足利観光ということで、まずはこの有名な国宝の鑁阿寺へ上矢印

 

 

本当は4月にも足利市の方の「JR足利駅」に期間限定のストピがあったので来ていましたが、そのときはピアノだけという予定でしたので、町には寄りませんでしたガーン
 

2009年のときの記事


2009年に来たときは門前町まで見たのに、このお寺には寄らないという失態えーん
その後、なかなか来ることができず14年がたちましたガーン

 

今回、やっと来れることになりましたアセアセ
(足利・佐野は1月は激混みなので時期を選ばないといけないし、夏は暑くて来れないしで)

当時からの堀も四方を囲む 


まずPを探すのですが、なかなか周辺にわかりやすい有料のPが見つからず、寺の周囲の道をぐるぐる台風

 

様子を見ていると境内の中から出てくる車があるので、境内の中に入って停めていいみたい?
 

山門 境内側 

 

背後の門から中に入り、無事に停めることができましたてへぺろ
境内に入ると、まるで公園のようになっており、日曜日の午前中には、
ちんどんやさんの音が聞こえてとても賑やかな様子目
 

門前町側を見る 

 

遊具などもあるので子連れ様も多く、普通の公園の中にお寺がある感じびっくり
なかなか、ちんどんやさんがいるお寺も珍しいですね音符

 

境内 日曜でもそこまで混んでいない



まずは国宝の本堂に参拝ということで行ってみると、とても
大きく迫力のある本堂で、北陸の寺のように屋根部分が大きいですびっくり

 


 

もしかしたら、北陸のお寺は700年前の面影を残して中国の影響を受けたものが多いのかな(奈良方面の影響も)?
この国宝の本堂は10年前に国宝に指定されたそうで、私が以前に足利に来たときにはまだ重文とかだったのかな?

 

12月でも紅葉が見られる境内 

 

めでたく国宝に昇格し、町の史跡が足利学校以外にもまたすごいものになっていいですね乙女のトキメキ
ここは「ブラタモリ」でも紹介されており、とにかく古くてすごい本堂ということでした目

 

紅葉と鐘楼



参道を入口方面に行くと、これまた迫力のある楼門が目
こちらも足利氏の二代目が建てたものだそうで、自分の家の玄関に建てたということですねおじいちゃん

 


 

橋の部分がどーん!!とバズーカ砲のように楼門から飛び出しているバランスが面白いですね上矢印
堀の方には鯉も泳いでおり、えさやりもできるようで、小学生が大興奮していました学校

 

 

ここでしっかりと記念撮影もして、参拝もして境内も見回ってみると文化財だらけで豪華な境内でした乙女のトキメキ
大きなイチョウが印象的で、ちょうど時期が見頃を少し過ぎた12月でしたが、十分に紅葉・黄葉していました紅葉

 



まずは足利観光はここが外せないかと思うので、参拝されてみてはいかがでしょうか?

 

不動堂・本堂を横から 


 

ご本尊は「大日如来」ということで、仏教の代表的な仏様ですねお願い
足利の古い歴史が感じられるSPOTでしたハート

寺院・国宝・楼門好きの方にもおススメです♪