★新潟市を代表する沼垂の鮨店・せかい鮨★
場所・ 新潟県新潟市中央区沼垂東4−8−34
電話・ 025−244−2656 HPあり
営業・ 11〜14時 16〜22時 Pあり
予算・ 4000円〜 のど黒炙り丼 1700円 *当時の値段
特徴・ 新潟市内を代表する老舗郷土料理、鮨店
最終訪問・ 2013.12 父還暦祝い会
JR新潟駅からも徒歩圏内の新潟市を代表する鮨店です
この沼垂(ぬったり)と呼ばれる地域は昔から栄えたエリアで今でも酒蔵や銭湯の残る昔ながらの町の残る地域です
しかしアクセスが良い地域なので、中心地にいながらにして昭和レトロなアーケードの商店街を(シャッターですが)味わうことができます
そんな中にある老舗の郷土料理店、居酒屋です
県内のメディアでもよく登場するので県内でも有名なお店で、もちろん県外のゲストにもオススメできるお店です(県外からも新幹線代を払ってでも来る価値があるかと)
今回は父の還暦会ということでいつもより良いお店に行こうということで奮発しました
と言っても一番人気の「極み」でも夜3000円ということなので、そんなに大変な金額ではありません(当時の値段)
「極み」今は4000円代 画像は当時の内容です
自分はカウンターの寿司店に行くのがこれが初めてだったので、手に汗を握りつつ(笑)予約の電話を入れました
父は佐渡島出身で、日本海の魚を食べて育ち魚が大好きなので還暦会にふさわしいと思いました
家族のイベント担当はいつも私で、会場選びから予約まで毎回色々やっています
季節は冬ということで日本海の海の幸が美味しくなる時期です
沼垂の商店街を抜けたところにこじんまりとしたお店がありました
外見的には町の居酒屋風ですが、ここが新潟市で有名な鮨店かあと思いました
Pの場所を尋ねると女将さんが向かいのガレージを指差しました
席の様子
女将さんも女性の店員さんも優しいアットホームな方で初めてのカウンターの寿司店でビビッていた私は安心できました
そういえば店内のBGMがHIP HOP系なのはびっくりしました、大将が好きなのでしょうか
店内へ入ると時間が早かったためか、お客は私たちだけで(日曜の夕方)貸切状態でした
内部もこじんまりしていて、カウンターが10人ほど、座敷は4人卓が5組ほどです
追加で注文した寿司 味噌汁の南蛮海老
もしかしたら2階とかに広間があるかも知れませんが、このときはわかりませんでした
一番奥の座敷席に案内されると3000円の「極み」を電話で予約しておいたため、すぐにお味噌汁などが出てきました
お寿司屋さんの味噌汁は、いつもだしが効いていて本当に美味しいです
今回は南蛮海老のだしの効いた味噌汁で、これは絶品でした
追加で頼んだかっぱ巻き・あじの寿司かな
ちなみに母の座った席の後ろに口を開けた大きなのど黒のポスターが貼ってあり、その口のすぐ下に座ると頭がくる高さで、母がのど黒に頭を食べられそうで面白い写真が撮れました
「極み」のセットは全部で10貫で、卵焼きと一つずつネタが違います
特に美味しかったのが、人生で初めて食べたのど黒の炙りです(なかなか逆にいつでも食せる地元は食べなかったりする)
今日は人生初の回らない鮨に来て(旦那はそんなことはない)初めてののど黒(旦那は仕事で富山に行ったときに刺身を食べた)を食べて初体験だらけです
初めてののど黒は濃厚で甘く、炙ったおかげで風味が増していてこれは確かに高級品で人気が出る味だと思いました
もちろん、新潟の名産・南蛮海老(甘エビ)も濃厚でうにの軍艦も蟹も甘くて絶品でした
他にもまぐろ、寒ブリ、いくらなど日本海の冬の海の幸は美味しいものばかりで、あっという間に完食してしまいました
のど黒に頭をかじられている図
ここで面白かったのが海老で作った醤油で、これは海老を食べるときにのみ使う魚醤で、こういう文化は北前船による加賀文化の影響も感じました
旦那と父はまだ色々と食べたかったらしく、追加でのど黒やかっぱ巻き、光物やアナゴのの握りセットなどを注文して大満足の還暦会でした
後半になると他のお客さんも来て1人で来ている高齢の常連さんや家族連れ(私は大人になってからのカウンターデビューなのにまだ何もわからない幼児が来ていた)なども来て、そんなに敷居の高いお店ではない感じで気軽に来れそうでした
のっぺい イメージ 会津でも似たのが「こづゆ」である
ここは鮨だけでなく、のっぺいなど新潟の郷土料理も食せるので、新潟に観光で来た際にも寄ってみると良いと思います
私も県外のゲストが来たら、ここに案内するのも良いかなあと思っています
もちろん日本酒が好きな方には新潟の銘酒が揃っています
鮨・日本海の海の幸・日本酒好きな方にもオススメです(^^♪
*11年前の情報ですので、最新はHPなどチェック
店の実存は確認しております
新潟市中央区の同じ万代地区にも支店があるこちらの店もおススメ
*
★能登半島地震の余震 2月7日 朝6時代
これで能登半島地震の余震は体に感じるのは3回目
今回は震度3でした(中央区は震度2)
まだ寝ていた時間でも飛び起きてすぐに逃げる準備をしてTVを付けて確認しましたが、スマホの警告音は鳴りませんでしたし、津波警報も出なかったので逃げずに済みました
2月半ばまでに佐渡沖の断層の「割れ残り」が破壊されると、また震度7クラスの地震が起こると言われているので、毎日2月半ばまであと何日と数えて、夜も風呂もゆっくりとできません
元旦の大地震では、新潟県上越市が1番大きな津波が来て、6mほどだったそうです
今回の予想されている震源地は前回よりも新潟県に近付いて上越市沖です(津波は直角の位置に襲ってきます)
元旦の地震で液状化の大きな被害を受けたのが新潟市西区
新潟市中央区や東区は今回はあまり被害が出ませんでした
(新潟地震の直下型では液状化になった地域だが)
新潟市西区の何が被害を大きくしたのか
中央区や東区と西区との違いは地盤の固さの違い
新潟市から長岡市にかけては全国でもワーストの地盤の弱い地域です(長岡市は元旦の地震で震度6でした)
特に西区は沿岸の砂丘から流れて来る地下水が地上に近い場所を流れており「大堀幹線」など「堀」を埋めた道路や信濃川を埋め立てた住宅地が液状化の大きな被害が出ました
(未だに上水道が使えないとか1万5千軒以上の家屋に被害が出た)
地盤が柔らかいと地震の揺れが増幅するので、西区は震度6の部分もあったそうで、中央区は震度4だったので被害があまりなかったそうです(これも地盤の固さの違い)
今回は地盤の悪い地域に住むと大地震に遭いやすいことがわかりました
全国で1番地盤が良くて本州の県は群馬県、福島県です
(本州以外で沖縄県が琉球サンゴで日本一地盤が良い県)
どちらも新潟県の隣で大きな違いです
富山県も地震が少ない県1位でしたが、今回の能登地震でそれは違うことになりました
新潟県は沿岸部は津波も怖いし夏は38度、冬は大雪、天気も悪い、医者の数もワースト、地盤の関係で大地震が多く、何もいいことがありません
いいことは食べ物がおいしいくらいで、ちょっと一生住むのは考えてしまいますね
移住先人気ナンバー5ですが、、、