現在では蔵の跡地は小学校になり門の横に鎮座

場所・ 新潟県新潟市中央区鏡が丘5−7

創建・ 江戸時代(1683)

竣工・ 昭和6年(1931)との記載アリ タイル鳥居か

構造・ 木造 流れ造り 木造 明神系鳥居

祭神・ 御餐神 保食神 

社務所・ なし

最終訪問・ 2017.03

新潟市の県庁所在地、中央区のJR新潟駅より東に1キロほどの沼垂地域にあります波
沼垂小学校の校門脇に祭られていて、鳥居の額と社号標に「高砂稲荷大明神」とあります神社

 

稲荷神社らしく鳥居の連なる参道

 

この場所はその昔は、現在の小学校のある場所に沼垂湊の重要施設があり、その施設を守っていたのがこの神社だと思いますキラキラ

「神社明細帳」(昭和6年編入)に「新潟市沼垂字鏡ヶ岡八番地ノ三鎮座 高砂稲荷神社」と記録されています鉛筆

新発田藩第4代当主の溝口重雄公が、天和2年(1683)の沼垂蔵所の開設に合わせ、五穀守護神として当社を創建しました乙女のトキメキ
祭神は
保食神、御餐神ですUMAくん

珍しいタイルの足の鳥居 


はじめは沼垂小学校の敷地に鎮座していましたが、明治37年(1904)、小学校の建設のため現在地に遷されました学校

 

寛延2年(1749)に七代藩主の直温公が米蔵の守護を祈願して京都で作らせた黄金の秘仏・婆珊婆演底主夜神(ばさんばえんていしゅやじん)を収蔵しているといいますびっくり

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現在は小学校の脇でひっそりとしている稲荷社ですが、沼垂湊が栄えていた頃はもっと表舞台にいた神社かも知れません神社

 

拝殿 

 

鳥居が奥に連なり、ひっそりとしている稲荷社は子供の目から見たら少し怖い、異空間に見えるかも知れませんふたご座
昔は名水が湧いていたとの表記があり、近くに今代司酒造があるのはそういうことか!!と合点が行きました日本酒
 

今でも境内の手水舎に龍の口から水が出ていますが、これは名水の水なのかはわかりません波
神社の近くには酒蔵、このセオリーはここでも生きていますウインク

付近の「今代司酒造」今ではYOUに人気


境内はこじんまりとしたものですが、
鳥居が珍しい、足にピンクのタイルが貼られている、初めて見る鳥居があり驚きましたびっくり

 

 

ここは名水の神社、水場にはタイル、的な発想からでしょうか?
タイルも昭和6年のものと思われる細かい小さなピンクのタイルでとても可愛くて嬉しかったですウインク
こんな鳥居、そうそうないと思うのに、全然知られていないところがまた良いですチョキ

ここも沼垂の神社、街巡りに欠かせない神社だと思うので、珍しい鳥居もありますし、寄ってみると良いと思いますハート
酒蔵が近くにあるので、酒蔵見学のついでにでも寄ると良いのですが、バスツアーで来るYOUはこの神社には来ないのかなあ!?

神社・稲荷社・タイル好きの方にもオススメです(^^♪