ほぼ足元湧出の全国的にも貴重な共同湯で激熱注意!

場所・ 秋田県鹿角市十和田大湯荒瀬

電話・ 管理人不在なのでなし

開湯・ すぐ横の大湯川に1200年代に湧出

泉質・ (荒瀬の湯)ナトリウムー塩化物泉
     51度 PH7・8 自然湧出・足元自噴 かけ流し
     (低張性・アルカリ性・高温泉)


竣工・ 昭和中期以降か

構造・ 鉄筋コンクリート平屋建て Pあり

風呂・ 男女別内湯1ずつ

料金・ 立ち寄りのみ 200円 6〜21時
     券売機で自分で入浴券を購入  *当時の情報

最終訪問・ 2023.05

秋田県北部の岩手県との県境にある十和田湖のある鹿角市の住宅街にある湯で、なんと足元湧出です(厳密にいうと完全足元湧出ではないそう)温泉
 

温泉街を流れる大湯川 

 

全国的にも足元自噴の共同湯なんて、あまり聞いたことがありません(和歌山の世界遺産の湯の峰温泉くらいか・九州方面はわかりません)ハート
 

こちらも足元自噴の共同湯

 

だいたいそこには宿が建って、宿がそれを売りにして高い宿の値段をつけて売りそうなものですが、東北の方は欲がないのか、ここは200円という破格でそれを味わえますキラキラ

 

源泉が湧いていそうな部分のある川 



「荒瀬」というだけに、共同湯のすぐ横には流れの早い大きな川が流れており、これが大湯川でしょうね波
800年前に、この川から湯が湧いたとのことなので、元はこの共同湯がある位置も河原なのでしょうね温泉
今でも
川を観察したら、湯が湧いていそうな箇所が見えたので、すごい川ですねハート

 

この部分とか入れそう(危険です)注意

 

なので、ここは川が増水などすると影響を受けそうです波
先ほどの「白山荘アパート」からは徒歩1分、すぐ2軒隣で泉質が全然違いますルンルン
いかにも
地元系共同湯で、道路からは奥まりわかりにくい場所にありますが、温泉好きなら雰囲気でわかると思いますハート

 

入口 川側を向いている 

 

昭和レトロな玄関を入ると券売機があるので、これで自分で200円で入浴券を購入して料金を支払いますコインたち
管理人は不在なので、ちょうど脱衣場にいた地元の方に料金の支払い方を聞きましたタラー
この方に断り、一瞬だけ浴室が無人になったので撮影できましたカメラ

 

「鹿角市所有鉱泉地」とある 

 

脱衣場に入るとすぐに地元のおばあさん2名が入ってきて、常連さんのようですおばあちゃんおばあちゃん
お2人とも何を話してらっしゃるのかあまり聞き取れませんでしたが、「農家の人は雨でも田植えは関係ないからねえ。収穫のときは晴れでないとだめだけどね」とのことアセアセ

 

玄関 

 

この辺りはまだ田んぼは水が張られた状態で、新潟県よりやはり寒いので、田植えは5月末のようですびっくり
新潟県ではGWが毎年田植えの時期なので、やはり違うんだなあと思いましたおねがい
そしてここは、そういった
地元の農家さんの疲れを癒す湯治場なんですね温泉

 

張り紙類 熟読のこと 

 

脱衣場はシンプルな造りで5名でいっぱいになる造りで、貴重品などは持ち込まないか、ビニル袋に入れて、自分の目の届く浴室に持ち込んだ方が良いですアセアセ
シンプルな造りなので、ロッカーに蓋がありませんガーン

 

利用券 自動販売機で自分で購入して下さい 

 

浴室ではおばあさんたちと3人で入ることになりましたアセアセ
あまり秋田県・青森県の方は、コロナもあるのかもともとなのかわかりませんが、あまり話しかけてきませんタラー
やはりよそ者は警戒されているのか、内気なのかもガーン

 

脱衣場の張り紙 

 

浴室は浴槽が1つあるだけのシンプルな造りで、シャワーもカランも、シャンプー類もありませんアセアセ
ボディーソープやタオルは持参で、浴槽の湯で体を洗おうとしたのですが、熱すぎてそのままでは浴びれませんえーん

足元湧出なので、熱いままの46度の湯が湧いているのです(ほぼ源泉に入るような感覚)温泉



 

これでは入ることもできないので、まず水の蛇口が目の前にあったので、源泉と水を混ぜてかけ湯して、浴槽には水で埋めて入る作戦に!
おばあさんたちはずっとお話をしていて、湯に入ろうとしません(やはり熱いからか)おばあちゃんおばあちゃん

 

源泉温度は46度とあります 

 

お話の途切れるのを待って、「あの、埋めて良いですか」と許可を取り、湯に入れることにチョキ
地元の方がいる場合、埋める場合は許可を取るのが共同湯・銭湯での鉄則注意
勝手に埋めると熱いのがいい常連さんに怒られますガーン



 

どうにか水で埋め、その周りだけ攪拌して一瞬だけ入ることができましたが、激熱で1発でガツン!と温まりましたハート
やはりここも
足元湧出なので、湯底は木のすのこが張られて、ところどころに河原の石のようなものもありますウインク
男湯の画像を見ましたが、男湯は湯底は普通の平らな感じで、少し違いましたガーン



 

湯は無色透明で匂いもそこまでなく、さらりとしたもので、毎日使うには飽きの来ない名湯ですチョコがけハート
ナトリウム・塩化物泉なので塩系ではあるとは思います波
アルカリ性のPH8くらいあるので、浴後は肌がつるつるになりましたキラキラ

 

脱衣場 シンプルなものです

 

なんと足元湧出の貴重な共同湯を体験できたので、嬉しかったですチョキ
できれば気泡が上がるのを見たかったですが、今回は薄暗く独泉でもなかったので早めに上がりましたアセアセ

 

温泉街のおしゃれな道の駅 やはり隈研吾さん建築

 

浴室への階段の脇に、上がり湯のようなものがあったので触ったらさらに激熱で思わず「あちっ」と言ってしまいました注意

 

立ち寄り情報・宿の情報あり

 

ここも十和田大湯温泉の4つの共同湯のうちの1つなので湯めぐりにいかがでしょうか?
温泉街の情報は、道の駅が近くにあるので、そこで得られますラブ
なかなかおしゃれな新しい道の駅なので、おススメです♪

足元湧出・共同湯・湯治場好きの方にもおススメです♪