☆七尾湾を眺めながら演奏のできる
絶景な能登半島のグランピ☆
場所・ 石川県七尾市府中町員外13−1 道の駅1F
モントレー広場 モントレーホール
電話・ 道の駅 能登食祭市場へ
竣工・ 平成期か
構造・ 鉄筋コンクリート2F建て
設置時期・ 2022年9月から
ピアノ・ K・KAWAI グランドピアノ 黒
解放時間・ 9〜17時
備考・ 長時間独占・楽譜持ち込み・歌唱・セッション・強く弾くのは禁止
最終訪問・ 2023.04
石川県の能登半島の付け根にある能登の中心都市、七尾市の中心街にある人気の道の駅です
その中にあるモントレーホールは50名は収容可能な無料休憩所エリア
七尾市の姉妹都市、アメリカ合衆国のモントレー市から友好の記念として命名
能登はやたらと道の駅が多い
ジャズライブや展示会などの催しを開催する多目的ホールとしても利用可能
なお、長時間利用や練習の元になってしまう楽譜持ち込みや長時間独占演奏、歌唱・他楽器の持ち込みセッションは禁止です
朝一でオープンアタック・リベンジ
大変申し訳なかったのですが、楽譜持ち込み禁止というのを先に確認しておらず、楽譜を見て弾いてしまいました
楽譜持ち込み禁止なところは今まで40台のストピを弾いてきた中でも初めてで、まさか禁止なところがあるとは
道の駅 メインホール 海鮮市場がある
やはりこれは練習目的や長時間利用をさせないための策ですね
これもマナー違反になるので今後はきちんと確認します
しかしこのピアノはグランピだけあり、すっごいいい音がするんですよ
これは何曲も弾きたくなるような素晴らしい音のピアノでした
ちゃんと強弱もつけられるし、音の質も良く大きい音も出ます
モントレーホール メインホールの一角に
楽譜立てを立てると、蓋を開けることになるので、音も大きくなります
楽譜立てを閉めると蓋を閉めることになるので、防音の目的もあるかも知れません
グランピからホール入口方面
弾き心地も良いですし、目の前には七尾湾一望のデッキがあり、良い景色を見ながら演奏ができるので、とても気持ちの良いストピでした
七尾湾一望のデッキ 天気が良ければね
*
このときは朝一のオープンアタックを狙って行ったので人が少なく、ホールにも誰もいず、緊張もあまりせず1人で気持ちよく楽しく弾くことができて思い出に残りました
ここは能登半島唯一のストピなので貴重です
目の前にデッキと七尾湾が見える
本当は前の日の15時くらいにも前を通りましたが、ゴールデンウイーク初日のため、車もびっしり停まり人も多い状態だったので、ピアノも誰かが弾いていて弾けないと思い、あきらめました
この日は近くの湯川温泉「龍王閣」に宿泊したので、次の日の朝一にリベンジした次第です
きれいなグランドピアノです
前の晩から雨がずっと降っていたので、この日の朝も曇り気味だったので、雨の日に弾いてやろうと思っていた雨3部作の曲を弾けたことが嬉しかったです
石川県は「弁当忘れても傘を忘れるな」と言われるほど雨の多い県なので、ぴったりの選曲でした
この日のファッションのポイントを説明します
ちなみにこの日のファッションは、自分なりに「加賀」をイメージし表現したもので、
・ネックレス 金色で加賀の金文化・仏壇の装飾文化
・着物のピンクの帯紐 七尾市は「花嫁のれん」のイメージ
・着物のリメイクスカート 「加賀友禅」の和のイメージ
・エナメルの黒い靴 輪島の「輪島塗」をイメージ
すみません 楽譜見てしまいました
ということで、この日のファッションのポイントです
この後に輪島朝市で出会った女性の店員さんや宿の女将さんにも服装を褒められたので、この日のファッションのポイントを説明できました
今後は楽譜気を付けます
13年ぶりの能登、若いときには感じることができなかった能登の自然と一体になった原風景の残る美しさに感動できました(カジカの鳴き声に包まれた夕方の農村の感動といったら、子供の頃の田んぼの通学路の帰りの音)
話題の和倉温泉の映えSPOT「青林寺 御便殿」へも
和倉温泉駅前にも書いてあった「のとは やさしや 土までも」の言葉通り、とても優しい能登
美しき能登、必ずやまた(数年後、奥能登が復興した頃あいと地震の様子見て、絶対珠洲市に行くから)
輪島市 観光地「白米千枚田」世界農業遺産
思ったほど車もいず普通にPに停めれた も食べた
新潟市からだと300km(新潟県境まで200キロ)近くあり遠いですが、頑張って行き帰りしただけあり、とても良い旅になり、本当に行って良かったです
1泊2日で新緑の能登満喫、忘れられない旅になりました
輪島市 「輪島の朝市」終盤であまり混んでいない
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・SET LIST
1・ 「雨だれの前奏曲」 F・ショパン
こちらも本物の難しい楽譜ではなく、小学生でも弾けるレベルに簡単にアレンジし2分程度にまとめた楽譜です
ストピでは長時間演奏できないので、クラシックは基本1曲が長いので、この方がいいかも知れません
初めて外で弾きましたが、雨ぽい日に弾こうとしていたので、ここで弾けて良かったです
七尾市の温泉マニアに有名な名湯 湯川温泉「龍王閣」
たまには曲の生まれた背景の説明を
ショパンは当時、子持ちの宮廷サロンの芸術家・ジョルジュサンドと内縁の仲でした
その方のご家族と一緒に当時、スペインのマジョルカ島に療養に来ていました
夕方の農村の1軒宿 カジカの鳴き声に包まれ感動
マジョルカ島の雨季が、ショパンの咳を悪化させました
島の医者が「ショパンは肺結核だ」という噂をたてたため、ショパンたちは島の人々から追い出され、山の上の荒れ果てた僧院で暮らすことになったのです
世にも珍しい20000mgの名湯 女湯
1日2組限定なのでほぼ貸し切り状態(他2名の大人)
僧院の夜は不気味でした
ショパンは、しばしば精神錯乱に陥りながら「前奏曲集」を完成させたのです
曲集の第15曲目にあたるこの作品は、全曲を通して刻まれる8分音符のリズムから「雨だれ」の名がつきました
夕食 能登の新鮮な刺身・蟹・魚など 11000円
ここにさらに焼き魚・ごはんがつきます
この後はジョルジュサンドとも別れ、その1年後に30代で亡くなった短命であったショパン
伝染病に侵されて割に晩年に近い時期に作曲されたものです
天才作曲家も精神錯乱に見舞われるなんて、どれだけ追い詰められていたのでしょう
輪島市 「総持寺 祖院」これで曹洞宗3大聖堂制覇
コロナの最初も感染者の方を迫害・隔離するような感じでしたが、当時はもっとひどいものでしょうね
そんな孤独な状況ですが、割に明るい曲で中盤で少し切なくなり、また後半は明るい曲調になります
同じ音を八分で刻み、雨のしずくが滴り落ちてるような感じが良く出ています
羽咋市 能登一之宮「気多大社」二之宮も参拝
残念ながら、クラシックはアプリに動画が著作権関係で削除されるのでありません
・調号なし ハ長調 Cmajキー
2・ 「ENDLESS RAIN」 X JAPAN
やはり雨といえばYOSHIKI様の「雨だれ」でしょう
こちらもこのショパンの方ともけっこう似ており、もしかしたら影響を受けたのかも
やはりAメロの同じ音を続けるあたりが雨の雫をイメージさせます
冒頭からABメロでサビ前まで 1分制限のため早めに弾いてます
本当はもう少しゆっくりめに弾いています イ長調 Amaj
続けて再生どうぞEでつながってます
サビから後半終わりまで 新バージョン 本来のペース
最近はあまり練習できていなかった曲ですが、この曲はもうだいぶ覚えているので、気持ちよくミスもあまりなく弾けて弾いていて一番楽しい曲でした
最後は間違ってしまったけど、、、
・#3 イ長調 Amajキー
3・ 「Imitation rain」 YOSHIKI×Six Tones
やはりこちらも雨といえばYOSHIKI様の近年の雨ソング
こちらもあまり練習ができていなかったので、ミスありですが、雰囲気程度には弾けたので良いです
前奏からサビへ ハ短調 Cm
とても素敵なピアノだったのでまだ弾きたかったけど長時間NGだし、予定が詰まっているのでこれで終わり
・転調以外 ♭3 ハ短調 Cmキー
・転調部 #3 嬰へ短調 C#mキー
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輪島市 重伝建「黒島の港町」 新潟・出雲崎と激似
ということで、13年ぶりの能登半島でストピの思い出ができました
前の日は諦めていたので、弾けて良かったです
石川県のストピ、北陸のストピ、1台目制覇
ストピ・食祭市場・グランピ好きの方にもおススメです♪
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*私が能登へ行った数日後、5月5日のGWに能登地方を
震度6強の大きな地震が襲いました。
数日ずれていたらと思うと恐ろしかったです。
古い建物が多い地域ですので被害が大きくならないことを願います。
2007年3月の震度5の能登半島地震といい、ここ2年、能登地方では
地震活動が活発になっているそうです。
新潟市も3くらいの揺れが1日に2度も襲い海が近いので津波が怖かったです。
今回は自分が行った日の数日後でしたが、過去にはNYへ行った1か月半後に
あの9,11の同時多発テロ、石巻など三陸沿岸部へ行った2年後に大津波と
けっこうリアルに怖かったことがあります。