★金土日のみ、1日15食限定のため電話予約した方が確実★
場所・ 新潟県村上市塩谷1073
電話・ 0254−66−6894
創業・ 2015年 平成期
竣工・ 昭和中期系か
構造・ 木造平屋建て 席18席 P7台
営業・ 土日 11〜14時 金曜日は予約あれば営業 月ー金休み
(売り切れ次第終了)
お品書き・ ざるそば(天ぷら4つき)1000円、大盛300円+
天ぷらなし ざるそば 900円 他 *当時の御値段
そば・10割 つゆ・ 鰹節、昆布、本返し
最終訪問・ 2022・01
新潟県北部、村上市の旧神林村の日本海に面した港町・塩谷の海岸沿いにあるお店です
ここは土日にしか営業していず、それも1日15食限定なので、なかなかチャンスがなく、13時代にはもう売り切れていたり、11時から人が集まって来ていたりして、3度目の塩谷でやっと行くことができました
店の外観 夏の時期 平野歩夢選手のポスターも
当日は、新潟県でも初のまん防が出てしまい、冬で雪もあるので人出が少なかったおかげで行けたようです
それでも、事前に電話して、2名分、まだそばが残っているか確認してから行きました
ついでに通るような場所ではなく、かなり日本海沿いに町の奥地に入って行く立地で、ドン詰まりみたいな場所にあるので
この海はわりに地形のせいかいつも荒れているので、サーファーにも人気のようです
塩谷の北前船の寄港地、北国街道浜街道の街並み
本当は、村上駅前のカフェに行こうとしていたのですが、冬はお休み(HPも確認したのに)、他の村上北部の郊外の古民家cafeも行ってみたら土日でも休みでした(こちらもインスタ確認したのに)
お店の前 夏の時期
海はすぐそこでサーファーに人気の浜
まん防のせいか冬のせいか知りませんが、コロナ禍、新潟県の飲食店は休むお店が多いですね
それにしても、SNSやHPで告知してほしいです(おかげで調べたのに旦那に怒られた)
(もう1台、やっていると思ってきたと思われる車がUターンしてた)
客席 囲炉裏の間
こちらもやっているか不安だったので、電話したら運よくやっていたので、少し戻る形のルートになってしまいましたが、無事に前から行きたかったお店に行くことができて、結果的に良かったです
こんなチャンスでないと行けなかったかも
ご主人の電話対応もとても良かったので、接客も行く前から安心でした
客席 居間
JR村上駅から車で約20分、自宅を開放して週末だけの小さなお店をリタイア後に始めたご主人
温泉と蕎麦をこよなく愛するご主人が、定年を迎えてこれからを考えたとき、思い至ったのはやはり蕎麦
本格的に蕎麦打ちを習い始め、2015年、自宅に週末限定の蕎麦屋を開きました
客席 2部屋ほどある
新潟県五泉市産の玄ソバを自家製粉し、「十割こそ蕎麦」と、強い信念をもって作る蕎麦は、十割らしいコシと風味が際立ちます
地元の木桶造りのしょうゆを使ったつゆは、甘辛のバランスの良い仕上がり
客席 旅館の部屋のように立派
「お客さんが喜んでくれることがなにより」と、腕によりをかけて蕎麦を打ちます
帰りには、「ご自由にどうぞ」と陶器のお土産をくれたりします
器にもこだわっており、ご自分で勉強されて陶芸もされているようです
*
今回は、冬の土曜日、昼の13時くらいに直前ですが予約をし、無事に塩谷の奥地へ
周辺の町並みも以前に写真を撮りに来たことがあるくらい、素晴らしい場所です
前は、売り切れて入れなかったので、今回は安心して来れて良かったです
お通し 酢漬け しょうがなど
周辺は普通の住宅街の中にあるお店とPなので、周辺の家の方のご迷惑にならないように静かにマナー良く移動した方が良いです
店の前にはPが2台、少し離れたところに5台分くらいあります
セルフの村上茶 どちらも美味しい
立地は知る人ぞ知るマニアックな場所にあるのがまた良いお店です
当日は、先客が1名おられましたが、すれ違いくらいのタイミングで別の部屋で食べれたので、店内は貸切状態で安心でした
ざるそば 900円 普通盛
本当に玄関から人の家にお邪魔した感じで、床の間のある居間と囲炉裏のあるリビングがあります
レトロな町屋のお店で、とても落ち着く明るいお店です
店内も加湿と温かくしてあります
天ざる 大盛 1300円 新潟北部でもあつみかぶら漬け
ご主人もとても良い接客で、てきぱきと配膳や注文を取ってくれますが、お一人でやられているので、多少時間がかかったり、片付けや飲み物はセルフになります
天ざる 1000円 漬物3品も美味しい
最初に、お通しで季節の漬物が出てきて、今回は酢漬けでとても美味しい、優しい味付けで、これはそばも期待できる味です
お茶も地元の村上茶を頂けるようになっており、とても美味しかったです
星の見える透明感のある10割、
黒いそば ざるそば 900円
しばらくすると2名分のざるそばと天ざるが運ばれてきて、これで2名で2200円、片方は大盛で天ぷらつきなので、お得だと思います
味も美味しく、十割らしいコシのある星の見える透明感のあるきれいなそばで細めです
そば湯
つゆは、地元の醤油を使用し、甘みもあるバランスの良い美味しいつゆです
天ぷらも4つほどでちょうど良い量で、美味しかったです
そば湯も温かい状態で運ばれてきて、白濁したどろりとしたもので、旦那も喜んでいました
廊下の展示 棚もDIYでしょうね
店内には、御主人の製作されたと思われる陶芸作品や、各地の焼き物のつゆを入れる陶器を展示されていて、とても凝り性のコレクターの方のようです
蕎麦も陶芸も行程が似ていますもんね
廊下の展示コーナー 各地の焼き物
今回も店内貸切状態で静かにゆっくりとそばを食べることができて、安心で良かったです
やはりコロナが危ない時期はマニアックな店に行くと貸切状態で良いですね
お土産に頂いた湯のみ
黒は写りこみがあるのでモザイクです
会計のときに、「村上市から違うかな」と聞かれたので、
「新潟市からですが、村上市はしょっちゅう来ています。
塩谷も3回目です」と答えると、
「お土産にそちらの中からお好きなものをお持ち下さい」
と陶器のお土産をくれました
塩谷の鎮守様 「塩竃神社」 碇の奉納も
この後は、あつみ温泉「かしわや旅館」宿泊(4回目の利用)のため、一路、新潟県境から車で10分のほぼ新潟県の庄内地方へと向かいました
「稲荷神社」 北前船の湊町につきものの日和山に鎮座
実はこちらでも850円相当の温泉の元(入浴剤)を頂くことができ、今回は色々とプレゼントをもらえる旅でした(やまがた冬割のクーポン4000円分ももらえました)
やはりリピーターになると、色々と得点があるのか、それともこんな時期に来てくれたからかな
そば・町並・陶器好きの方にもオススメです♪