★地元出身のスノボーダー・平野兄弟の拠点でもある市の施設★
場所・ 新潟県村上市瀬波温泉3丁目ー2−22
電話・ 0254−53−8802
開業・ 2019年4月27日
構造・ 鉄筋コンクリ平屋建て 木造一部RC造り アリーナ
時間・ 9〜21時 年末年始休み(12月29日から1月3日)
料金・ 見学だけなら無料 アリーナ利用 個人・500円から
スケートボード貸出 500円から
最終訪問・ 2021.12
*アリーナは撮影禁止
新潟県北部の城下町・村上市の日本海沿いにある瀬波温泉の一角にある屋内スポーツ施設です
練習の後はすぐに温泉で疲れと汗を流すことができて一石二丁です
記憶にも新しい平野歩夢選手の快挙 地元の号外新聞
元々は、平野兄弟選手の父上が経営する「日本海スケートパーク」があったのですが、今のこの施設は1966年築の村上市の体育館が老朽化(子供の頃の3兄弟の練習拠点)したため、かつての「瀬波ビーチランド」の跡地に建設されたものだそうです
そちらの体育館ではもともと、平野兄弟(イケメン三兄弟です)も練習をしていたそうです(歩夢さんは真ん中、海祝さんは末っ子)
2014年には屋外に日本最大級のサマースノーボードアプローチキッカーが建設されていました
メインとなるアリーナには、ストリートとパークのコースが設置され、これは国際大会にも使える形だそうで、カリフォルニアのスケートパーク社監修のものだそうです
屋内に使用されている木材は、地元の木材を使用し、トラス構造で広い空間を作り出しています
鉄筋と木材の素材感がとてもお洒落な感じで、機能性と見た目のバランスも良くて、なごむし良い雰囲気です
屋内にはこのほか、ボルダリングやトレーニングマシーン、ランニングコースもありました
新しい施設なので、とてもきれいで気持ちの良いモダンなデザインで、日本最大級のスケートパークの拠点に村上がなってほしいなあ、と思いました
ここは、北京五輪の際に、地元のパブリックビューイング会場になりました
弟の海祝君は、市内のパブリックビューイングでソチ五輪でメダルを獲得した兄を見て、
11歳で自分もスノボを始める決意をしたので、こういう文化は影響が強いですよね(やはりもともとスケボーの腕はあった)
(そこから8年で五輪に出てしまうのですから、すごい兄弟)
地元の号外新聞 15歳の初メダルから「夢への歩み」
当日は、2階席からの見学のみなら無料ということで、あのテレビの五輪で見たパークの施設を初めて目の前で見ましたが、地元の子供たちが練習しているのを意外に見入ってしまいました
やはり地元のスター、平野選手の影響は大きいのか、村上市が肝入りでこんなすごいスケートパークを建設したのは五輪の影響ですね
平野選手が冬の平昌五輪で2度目の銀メダルを19歳で獲得した際には、町をあげてのパレードが行われて、ほんとにスターな存在です
しかもイケメンなので、幅広い女子のファンも県内外にも多いと思います(普段はスポーツに興味ない私)
予選でも1位で余裕の通過(トリプルコーク1440は出さず)、決勝でも、人類史上最高のこれ以上ない、トリプルコーク1440などをしたのに、2回目の判定は2位、本人もこれに怒りを感じ、
館内 ここは撮影OK 平野歩夢選手のポスターと記念撮影
3回目は「この野郎、これでもか」と高さも見せつけ、
見事に金メダルを2位とも得点差を残して初獲得、一回、ヒヤッとしたけど、無事に結果を出し、さすがの存在でした(異次元の存在ですね)
あの穏やかな歩夢君の底力を見ましたね
3回目の冬期五輪、2度の銀メダルを経ての金メダル、「夢」が叶い、感動もひとしおだったと思います
今回は1つめの夢、次の夢は何でしょう(スノボ・スケボーでも世界一を取りたいと卒業文集にあったみたいだけど)
右・弟の平野海祝(かいしゅう)君 彼も今後が楽しみ 19歳
弟の海祝君も、初五輪で9位、印象に残る高さのあるプレイを3回とも見せつけ、「記録よりも記憶に残る滑りをしたい」との作戦、本人もうまくいったかと思います
これからも、兄弟でメダルを目指して頑張ってほしいですね
彼は高さだけは、6m超と今大会1位だったので、さすがの兄弟だなあと思います
歩夢君の「誰も足跡のないところを歩いて行きたい」(雪だけに足跡、そして名前が「歩む夢」)、その生き方自体もカッコいい
こうして私のようなファンが村上市に見に来たりするんですから、
少し離れた場所にあるアプローチキッカー 日本海も見える
町の観光の1つにもなっていると思います
残念ながら本人にはポスターでしか会えませんでしたが(当然。本人は外国で練習している)
いつか、20年後とかでもいいから、地元のイベントなどで、そのお姿と声を目の前で拝見したいです(できればプレイも)
瀬波温泉に来られた際には、日本でも有数規模のスケートパークなので、五輪で興味を持たれた方は見学されてみてはいかがでしょうか(村上にも興味持ったら遊びに来てね)
県都の新潟市にもこんな施設はないので、高速で1時間で着くので、通っている子もいるんだろうなあ
実は、この五輪の後に、県都の新潟市中央区の鳥屋野潟スポーツ公園に、スケボーパークが建設されることが発表されました
やはりこれは本県出身の金メダリストの歩夢君の影響ですよね
村上市にあって県都にないとねー、規模はどれくらいになるのかな
ということで、また新潟県から平野兄弟選手の後続が生まれたらいいなあ、と思います
スケボー・スノボ―・五輪好きの方にもオススメです♪