☆雲母温泉街向かいの高台に建つ自家源泉自噴の宿☆
場所・ 新潟県岩船郡関川村上関669
電話・ 0254−64−1130
泉質・ (雲母2号泉)ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉
85〜95度 PH7 2312mg 加水 かけ流し
(低張性・アルカリ性・高温泉)
開湯・
創業・
竣工・ 昭和中期〜平成期改築
構造・ 木造2階建て
風呂・ 男女別 内湯 1ずつ 宿泊のみ貸切1
料金・ 2食付き宿泊 8000〜12000円
日帰りプラン 3000〜5000円
立寄り 500円 10〜16時 *すべて当時の御値段
最終訪問・ 2018.06
新潟県北部の山形県との県境に位置する人口5500人ほどの関川村
その中でも2番目に大きな温泉街(といっても現在は宿2軒のみ)が雲母温泉で、その昔、名前の通り雲母がキラキラしていたので、雲母という変わった温泉名の由来だそうです
メインの雲母温泉街は、国道113号を挟んで向かいにあります
そちらの方には集落と共同湯が2つ、宿が2軒ほど(「雲母本館」は廃業)並んでいます(共同湯も宿も同じテーマに記事あり)
国道沿いにはレストランなど飲食店があり、土曜日の昼間はにぎわっているようでした
こちらの方は、少し高台にあり、宿へはpから少し階段を上ります
その代わり、宿の前からの眺望がよく、山並みも良く見えて見晴らしがよい宿です
この宿もいつ電話しても立寄りを気持ちよく受け付けてくれます
よく、湯好きの方のブログでも「独自源泉かけ流し」の宿として登場するので気になっていました
他の雲母温泉の源泉が1,3号泉なのに対し、こちらは自噴で95度の独自源泉の2号泉ということで、ぜひとも入り比べてみようと思ったのですが、前に雲母に来たのが4年前であんまり覚えていない、、、(多分、違いはわからない女)
当日は、法事があっておときの昼食を食べている団体様がおり、玄関にはずらりと黒い革靴が並んでいました
宿の名前が「寿荘」なので、そこで法事というのも何ですが、まあお食事処が限られる村なので仕方がないですね
湯の方は昼食を召し上がっている間なら大丈夫そうかなと思ったので、立寄りをお願いしたら、2階の湯まで案内して下さいました
2階にもお客さんの気配があり、忙しそうで繁昌されてるようでした
館内は新しい造りできれいです
奥の方には貸切の浴室もありましたが、昼間は鍵がかけられて中を見ることはできません
2階の奥にある浴室は、高台にある宿ですが、眺望はありません
浴室の窓から見えるのはお庭のような景色です
浴室の作りも新しいタイル張りで、そこまで風情があるわけではないですが、使い勝手は良い造りできれいです
最近は、きれいはきれいでそれはそれで使いやすくて良いと思うようになりました
昔みたいに古くないとがっかり、とかはないです
視野が広がったんでしょうね
でも優先するのは今でもレトロ、風情がある方には変わりはないです
浴室の前ののれんは、「亀田縞」と書いてある染物で、これは新潟市江南区亀田の織物産業ですね
ちゃんとさりげなく地元の名産品を使用されているところが素晴らしいと思いました
浴室の作りは作りが違いますが、もしかしたら宿泊したら時間別で両方に入れるかも知れません
今回は男湯の方がよく湯巡りの男性のブログで見る、広い方の真ん中に湯船がある方です
女湯の方はもう少し狭い造りで、浴槽も壁についていて、男湯より小さいです
そういう場合は、女湯の方が湯が新鮮、と思うようにしています
もちろん、両方、2号泉のかけ流しです
男湯の方は、湯に入ると四方にオーバーフローが広がり、贅沢だったようです
湯の方は無色透明で、ほのかに硫黄臭の香る上品なものです
源泉は95度もありますが、加水されて温度が下げてあるので、快適な温度でした
他の共同湯の方の湯のように、濁りやぬめりはありません
それでも気持ちの良い浴感でした
浴後は3日後まで肌がつるつるになりました(個人の感想です)
泉質は関川で定番のナトリウムー塩化物・硫酸塩泉なので、癖もなく入りやすい湯です
残念ながら「雲母本館」さんは営業休止中
関川の温泉の湯巡りで、ゲットしやすい湯でオススメです
雲母は共同湯2、以前に立寄りした「雲母本館」さんは多分コロナの影響で現在は廃業、「清流荘」さんは立寄りのみは不可です
こちらは宿泊のみの
こちら現在は宿泊のみ(通常・2食13800円〜)です
先月、新潟県の宿泊補助の制度を利用し、1人・2食で9500円(土曜日で一番安いプラン)で利用したので記事あります
高台の宿・湯巡り・独自源泉好きの方にもオススメです♪