★八角形の風呂と館内、ぬるぬる
石油臭の温泉が自慢の昭和レトロ空間★
場所・ 山形県最上郡鮭川村大字中渡1312
電話・ 0233−55−2525 HPあり
開湯・ 大正8年(1920)石油試堀の際にガスと噴出
泉質・ (羽根沢源泉)ナトリウムー炭酸水素・塩化物温泉
47度 PH8 3848mg(低張性・アルカリ性・高温泉)
竣工・ 昭和中期系
構造・ 木造モルタル3階建て 和室21室 宴会場あり 117名OK
風呂・ 男女別内湯 1ずつ
料金・ 2食付宿泊・8500円〜、立寄り 8〜20時 400円
最終訪問・ 2021.03
外観 モダンなアール 除雪機が豪雪を物語る
山形県最北部の豪雪地帯の農村に湧く、個性的な温泉の湯元です
3軒の宿のうちの真ん中にあり、「加登屋食堂」という食堂も経営しています
モダンなアールを描く昭和レトロな外観が目立つ木造モルタルの3階建ての旅館です
玄関 昭和レトロな自動ドア
内部も昭和ゴージャスな照明や、床の模様、池に浮くような造りになっている廊下や浴室がとても個性的で造りが凝っている旅館です
1階 玄関 照明 レトロな喫茶店のようなゴージャス
とても懐かしい昭和な雰囲気のままで、なごむ館内ですが、1階奥の廊下の方は改装工事をしていました
女子WCの場所を厨房にいた方に聞いたら、山形弁が聞けて嬉しかったです
玄関で呼び出しのベルを押すとおばあさんが出て来て、大女将さんでしょうか
その方に400円を支払い、玄関すぐ右手の浴室へ
ロビー 様々な展示あり
運よく最初は貸切だったので速攻で画像ゲットですが、床が泉質の関係で滑るので、要注意です
ロビー 3月なのでお雛様とレトロストーブ
ここの浴室もとても凝った造りで右側の男湯と天井でつながっていますが、8角形のような形をしている浴室棟です
1階 廊下 四季折々の池の風景が見れます
その半分部分を女湯で壁沿いに細長い浴槽があり、20人以上は入れると思います
ここは最大117名収容の宿のため、それくらいの広さは必要ですね
タイル張りの八角形の半分のような形の洗い場は5人分くらいしかないので、ここは厳しいかな
旅館なのでシャンプーやボディーソープも完備ですが、タオルは持参です
床や浴槽も昭和タイルレトロ、浴槽の外側は庭のような造りで珍しいです
お湯は羽根沢の湯元だけあり、一番良いのでは
わずかに濁りますが、ほぼ無色透明で石油臭と硫黄のような個性的な匂いに、茶色系の小さな湯花が舞い、肌触りはヌルヌル
温度は湯口から遠いところはぬるめですが、熱め適温で良かったです
もちろんかけ流しですが、浴槽が大きい分、湯口から遠いところは少しへたり気味かな
でも、入る人数が共同湯より少ないので良いのでは
女湯 久しぶりに石油臭のヌルヌルの個性派湯
わが新潟市秋葉区の新津温泉的な(それよりマイルド)
宿泊すると馬刺しが出て、山形の郷土料理が食べられるそうです
天ぷらや茶わん蒸し、鍋はジビエのようなお肉がHPでは見えますね
女湯 天井は男湯と繋がっている
湯治プランはまた違った料理もあるようですし、目的によって対応してくれるようです
お値段も8500円からと、とてもリーズナブルで良いですね
湯元なので、羽根沢の湯巡りには欠かせない宿で、風呂や1階の造りも素敵です
最上地方の湯巡りの宿や、一環にいかがでしょうか
昭和な空間にタイムトリップできます
女湯 洗い場 シャワー・カランは少なめ