銀山温泉手前の観光地で観光バスも停まってた

場所・ 山形県尾花沢市大字上柳渡戸207

電話・ 0237−28−2437

創建・ 改宗後は文禄年(1593)

竣工・ 江戸時代以降?

構造・ 木造寺院

最終訪問・ 2008.07

*市・文化財「薬師尿来立像」

山形県村山地方で超有名な大正時代の温泉街が残る銀山温泉の手前にありますウインク
薬師寺の創建は大治5年(1130)に開いたのが始まりとされ、後に開発された延沢銀山との関係が深かったとされます富士山
 

当初は天台宗で薬師堂と称していましたが、文禄2年(1593)暗室関牛大和尚によって曹洞宗の寺院として改宗開山しています乙女のトキメキ
本尊の薬師尿来立像は鎌倉時代中期に彫り込まれた木彫一本木造で尾花沢指定有形文化財に指定されています星



 

又、境内には元々銀山温泉付近にあった最上三十三観音霊場第二十四番札所だった上ノ畑観音堂(本尊:聖観世音−慈覚大師の作伝)が移されています乙女のトキメキ
 

正面の山門は楼門形式、三間一戸、入母屋、金属板葺きの建物で威容を誇っていますキラキラ

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銀山温泉の帰り道、素晴らしい山門が見えたので降りてみました
キラキラ
観光バスも停まり、年齢層高めの観光客の方が沢山いましたおばあちゃんおじいちゃん
銀山温泉と関係する寺院らしいです温泉

 

銀鉱山があったから「銀山温泉」 

 

曹洞宗らしい凛とした私の大好きな禅建築だったので、見学できてよかったです乙女のトキメキ
このときはちょうどお経が聞こえて来て、やはり般若心経でしたおじいちゃん

この近くには鶴子温泉という肌がツルツルになる鄙びた湯治場がありましたが、私の行きたかったタイルレトロの旅館は廃業されてしまいましたドクロ
銀山温泉ばかりが注目されるので、こちらは地味な温泉ですが、地元の方に親しまれているそうです星

寺院・曹洞宗・禅建築好きの方にもオススメです(^^♪