★田園風景の中の1300年の歴史と雰囲気のある北陸系の古社★
場所・ 新潟県長岡市気比宮
創建・ 神亀元年 (724)
竣工・ こま犬は明治33年6月5日
構造・ 木造流れ造り 明神系両部鳥居
祭神・ 足仲彦尊、猿田彦命、少彦名命、宇氣茂智命、氣長足姫尊、級長津彦命、罔象女命
社務所・ あり 境内の右の方に民家あり
最終訪問・ 2019.10
新潟県の中央部、長岡市の三島地区の農村にある神社です
旧三島町から出雲崎町に抜ける国道352号線の脇に鎮座し、朱の鳥居が目に入ります
「神社明細帳」(明治十六年)に「三島郡氣比宮村字長村 無格社・氣比神社」とあるそうです
神亀元年(724)、越前国の気比神社をこの地に分霊したのが起源と伝えるそうです
本社の敦賀気比大社のような明神系両部鳥居
「明細帳」が記す祭神は、足仲彦尊、猿田彦命、少彦名命、宇氣茂智命、氣長足姫尊、級長津彦命、罔象女命の七柱です
明治42年(1909)、字長村の若宮社(譽田別尊)、字熊ノ木の諏訪社(健御名方命)、字熊ノ木の熊野社(伊弉冉尊)、字堰免の神明社(天照皇大神)、字浦田の十二神社(大山祇命)、字長村の稲荷社(宇賀魂命)を合併したそうです
大正6年(1917)に村社に列せられたそうです
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今回は、河忠酒蔵から逆谷(さかしだに)に向かう途中で、「気比宮」という住所の看板を見つけ、
「ということは、気比宮がある地区か新潟で気比宮は珍しいので行ってみたい」
とのことで、探したら割と道路沿いにわかりやすい場所にあったので発見できました
近付いてみると、「村社 気比神社」という社標があり、立派な神社でした
緑の農村に映える赤い両部鳥居
旦那は「気比」といえば「敦賀気比」と、甲子園で有名な高校名を上げました
そうですよね、気比といえば福井県、石川県方面の北陸ですよね
神社の歴史は1300年ととても古い神社のようですね
そんな昔からこの地域には人が住んで、農業を営んできたんですね
神社はうっそうとして、階段もコケ蒸して、とても雰囲気があります
階段を上ると太いご神木が2本、コケが地面を覆っているとても雰囲気のある空間
ここはパワーがあるパワスポだな、と感じることができました
「気比」というだけに「気」にあふれた場所でした
やはりたまにこういうところに来て、パワーチャージをして、心を洗浄しないといけないなあ、と思いました
昔の人はこの地にきっとパワーを感じて、この神社を創建したんじゃないか、と感じられました
太く背の高いご神木も、1300年以上、きっとこの地を見守って来たのでしょうね
拝殿 欄間の彫刻も素晴らしい
私の数十年の命なんて、このご神木に比べたらほんの一時期のもの
そんな雄大な歴史も感じられます
この辺りに通りかかった際は参拝されてみてはいかがでしょうか
気比宮・神社・パワスポ好きの方にもオススメです♪
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*神社のデータは「にいがた神社探訪」より