★「長橋 羽黒神社」「古峯神社」
場所・ 新潟県五泉市長橋乙800
創建・ 長徳元年(995)
竣工・ 平成6年(1994)
構造・ 木造 木造明神鳥居
祭神・ 天照大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊
社務所・ なし
最終訪問・ 2018.05
五泉市南部の村松の農村地帯にあり、旧村松駅の西3キロの山裾に鎮座します
長徳元年(995)の創立と伝える古社です
天照大神、伊弉諾尊、伊弉冉尊を祭神とします
拝殿背後に建つ本殿は新しいそうです
周囲の玉垣(平成6年・1994年)には「創建壱阡年記念」と刻されています
黒鳥兵衛は越後のダークヒーローで新潟市西区に首塚か
なお『中蒲原郡誌』は、境内に末社八幡神社(誉田別尊、玉依姫命、気長足姫尊)と諏訪神社(建御名方命)があるとするそうですが、確認できないそうです
合祀されたのであろうとのことです
境内の杉の大木は「周防杉(すおすぎ)」と称し、樹齢500年以上と推定されるそうです
高さ32m、周囲6.85m
境内には古峰神社の石塔(昭和3年)もあります
*
ここの農村集落も山裾のへりに沿ってあり、神社も山の斜面にあります
なので、参道からは登らないと行けなくて、申し訳ないのですが、麓からの参拝に、、、根性なくてすみません
麓から見上げるだけでも、周辺の農家も木造で雰囲気がありますし、参道沿いの巨木もすごい迫力です
この後に行った、虚空蔵堂にも樹齢1000年を越えそうな大木があり、村松の自然の豊かさと歴史の深さを感じることができました
ここはちゃんと参道を登って参拝すれば、もっとすごい雰囲気を体験することができると思います
大木に触れれば、パワーも得ることができるでしょう
神様も豪華な顔ぶれで、メジャーな方ばかりです
村松はほんとに雰囲気ある神社が多く、オススメです
思っていたより、感動や収穫があり、もしかしたらへき地なので来なかったかも、と考えるともったいなかったなあ、わざわざ頑張って来て良かったなあと思わせてくれることでしょう
僻地にこそ、今は古き良きものが残っている時代なのでしょうね
公共交通が今はバスしかないので、車がないと農村部は難しいかも知れませんが、、、
村松の農村の神社は山裾にあるから雰囲気があるのかも知れませんね
神社・大木・上る参道好きの方にもオススメです♪
*
★「刈羽神社」
場所・ 新潟県五泉市刈羽887-4
創建・ 天治元年(1124)
竣工・ 大正6年(1917)移転のときか
構造・ 木造 石造明神鳥居
祭神・ 建御名方命
社務所・ なし
最終訪問・ 2018.05
五泉市南部の村松の農村地帯にあり、 村松から羽生田に抜ける幹線道路に面して鎮座します
「神社明細帳」(明治16年)には「中蒲原郡刈羽村字中丸 無格社・諏訪神社」とあるそうです
祭神は、建御名方命で、天治元年(1124)の創立と伝わるそうです
明治40年(1907)、字中丸の十二神社(大山祇命)と字出戸の稲荷社(倉稲魂命)を合併したそうです
稲荷社は治暦2年(1066)創立です
大正6年(1917)、字十二(現在地)に移転したそうです
本殿は拝殿背後に少し離れて建っています
*
ここは開けた場所にあり、目の前には幹線道路があり、わかりやすいです
しかし、村松の神社ですので、ここも丘陵のヘリにあり、奥は山ぽくなっています
まるで箱庭の別天地を見下ろすよう
そのゆるい斜面に参道があり、神社からは周辺の農村風景を見下ろすことができるスポットです
目の前には雰囲気ある屋根のかつては茅葺だったものをトタンで覆っている農家があったり、さらに田園と山の風景
場所的には丘陵と丘陵の間のわずかな平地かも知れませんね
ブラタモリ的にも「ヘリが面白い」そうですので
神社の前には池があり、菖蒲のような水に育つ植物が植えてありました
ここも周辺の風景を含め、癒されるので訪れて体験してほしい場所でした
神社自体も900年の歴史ある神社で、農村らしく諏訪神社ですね
神社・丘陵・農村好きの方にもオススメです♪
*
★「青橋 神明宮」
場所・ 新潟県五泉市青橋1232
創建・
竣工・ 平成期に建て替えたぽくきれい
構造・ 木造 木造明神鳥居
祭神・ 天照大神
社務所・ なし
最終訪問・ 2018.05
五泉市南部の村松の農村地帯にありますが、ここは近くにコンビニや向かいには企業もあるので、少し開けた場所にある神社です
幹線道路に面し、場所も発見しやすいです
ちょうど前を通過して発見した神社です
社殿も新しくきれいなので、今までの農村の流れとは少し違いますね
木造の公民館も雰囲気ありますね
神明系なので、天照大神系かとは思いますが、詳細は不明です
村松は他の地域と比べて神明系の神社は少ないような気がします
神明・道路沿い・新しい社殿好きの方にもオススメです♪
*
★「寺田 諏訪神社」
場所・ 新潟県五泉市寺田1189子
創建・ 康治元年(1142)
竣工・ 明治28年(1895)以降か
構造・ 木造 石造明神鳥居
祭神・ 健御名方命
社務所・ なし
最終訪問・ 2018.05
五泉市南部の村松の農村地帯にあり、旧村松町の寺田地区に鎮座します
丘陵に囲まれた静かな場所です
「神社明細帳」(明治16年)に「中蒲原郡寺田村字城山 無格社・諏訪神社」とあります
康治元年(1142)の創立と伝わり、祭神は健御名方命です
元の社地(字城山)は現在地の西約800mです
字堂ノ前地区にも諏訪神社(健御名方命)が鎮座しましたが、明治28年(1895)、当社に合併のうえ、現社地(城ノ腰)に移転したそうです
拝殿の向拝部分に面のような面白い彫刻が見られます
*
ここも農村の中の素晴らしい立地にある神社で、やはり丘陵のヘリの少し高台にあり、田園風景を見下ろすことができる神社です
鳥居越しの原風景、ほんとに癒される場所です
丘陵に囲まれた、ちょっとした別天地・異世界かも知れませんね
村松は歴史が900年以上もある古い神社が多いということは、古くからの農村地帯ということですね
農村に多い諏訪神社ですし
やはり良い水と山の恵みがが得られる場所には古くから人が住んでいたのですね
きっとこの田園風景はアスファルトに電柱がないだけで、風景はそんなに変わっていないのでしょうね
社殿の彫刻が面白いので、彫刻好きの方には良いかもです
神社自体もうっそうとして雰囲気があります
諏訪・農村風景・彫刻好きの方にもオススメです♪
*
*神社のデータは「にいがた百景」というサイトより