★唯一残った矢立峠・秋田側の1軒宿の秘湯★
場所・ 秋田県大館市長走字陣場311
電話・ 0186-51-2311
泉質・ (峠の金の湯)ナトリウム・カルシウム・塩化物泉
PH6 8・37g 240L分 48度 かけ流し
(等張性・中性・高温泉)
開湯・
創業・ 昭和期
竣工・ 新しいので平成期 和11室 和洋1室
構造・ 鉄筋コンクリート2~4F建て 宴会場 会議室完備
風呂・ 男女別 内湯・露天1ずつ
料金・ 2食付 8800~15000円 時期による
*当時の情報
立ち寄り 350円 7時~21時 無休
最終訪問・ 2014・08 旦那が仕事の際に何回も利用
秋田県の最北部、青森県との県境にある大館市の矢立峠にある秘湯です
この辺りにはいくつか特徴のある大人気の秘湯があったのですが、全て廃業してしまい、道の駅を経営しているここだけが生き残りました(この後に日景温泉が復活)
青森県側にはあとは古遠部温泉が付近に残るのみ
男湯 内湯 L字型の広い浴槽
他にも白濁の湯の沢温泉や日景温泉、ここと同じ矢立温泉「アクトバード矢立赤湯」もあったのに全滅
どうしてこんなに良い湯ばかりなのに矢立峠はだめなのか
矢立峠には厄病神がいるとしか思えません
そんな中でも一番近代的な施設のここは地元の方はもちろん、温泉マニア、国道に面していてPが広いことからもトラックドライバーの方にも人気の施設です
建物は風情ということはないですが、ここは風雪の厳しい北国なので近代的な施設の方が良いかも知れません
右の方にある小さな浴槽は何だろう 水風呂かな
建物は峠の崖に沿って建てられており、1~3階はロビーや会議室、宴会場、客室などで4階に浴室があるようです
2階建ての建物の後ろに丘があり、その丘の上に源泉があるのかな
浴室は内湯と露天があり、日替わりで男湯と女湯が変わり(それか時間制)それぞれ違う造りを楽しめます
まず内湯は床には成分の濃さを感じさせるスケールがすごいそうです
これだけでも温泉マニアはしびれてしまいますね
床にはスケールが広がる
肝心の湯は色からも想像できる通り強い金気臭
色は濃い茶色に濁り、底は見えません
白い手拭なんかは色が染まり洗っても落ちません
これを付近の白濁の硫黄泉に浸けると化学変化により黒く変化するということを楽しめたのに。。。
湯の温度は熱めで肌触りはヌルヌル系
L字形の大きな浴槽には寝湯スペースもあり、もちろんサラサラかけ流しです
旦那はいつも夜に訪れますが、昼間は大きなガラス窓から高台なので付近の峠の景色が楽しめるそうです
露天の方はウッドデッキのような造りで、これはスタッフの手造りだそうです
こういう手造り感のある施設は、宿の方の湯に対する愛着やこだわりを感じられて嬉しいです
不思議な湯口のオブジェ
夜はこの露天は白熱灯の灯りでなかなか雰囲気があります
昼間ならもちろん付近の自然の風景が一望できるのでしょうね
ここには樽風呂のようなものもありますが、小さいので男性にはちょっと向かないかな
もちろん露天もかけ流しだそうです
よく見ると外には廃湯がどんどん流れて行き、湯量の豊富さを感じられるそうです
以上、旦那から聞いた話をもとに記事を書いてみました
私もいつかはこの湯に浸かってみたいですが、施設があんまり鄙びてないのがなあ
でもそのおかげで生き残ることができてるわけで
男湯 露天 ウッドデッキで涼める
ここは宿泊しても安価に泊まれるし湯の質も良いので、良い施設だと思います
普通に鉄筋コンクリートで快適で析出芸術好きにも良いと思います
旦那もこちらに来た時は、何度もリピートしたほど良い湯です
秘湯・濁り湯・かけ流し好きの方にもオススメです(^^♪