★ファサードで見せる両毛線スタイルの旧駅舎でした★
場所・ 群馬県伊勢崎市曲輪町3
開業・ 明治22年(1889)11月20日
竣工・ 昭和9年(1934)7月29日 2010年に建て替え
営業区間・ 栃木県小山市~群馬県前橋市
84.4キロ 16駅
構造・ 木造モルタル2階建て
電圧・ 1500V
1日の乗降者数・ 5987人 2017年
最終訪問・ 2008.11
*残念ながら建てかえられました
群馬県南東部、伊勢崎ショッピングモール「スマーク」のあることで有名な伊勢崎市の玄関口です
正面左手に事務棟を持つ本来アンバランスな建物ですが、印象的なファサードを配することによって視覚的に安定感を出す巧みなデザインの駅舎でした
昭和9年(1934)7月29日に2代目駅舎として竣工した時は駅前通りの改修や祝賀会も催されたほど期待を集めた駅舎だったといいます
旧駅舎はそれほど大きくないですが堂々とした構えを崩しません
廃レールを多用したホーム上屋など、全体がいい感じに古びていて駅前も広いです
看板の幾何学模様は昭和初期の流行のアールデコ
金属棒で庇を吊り下げ、駅頭の柱をなくしてます
駅舎のすぐ脇のホームに東武伊勢崎線が発着しこちらの利用者も多いです
足利駅や栃木駅などファサードに特徴を持つ両毛線駅舎群の一つでした
駅開業は明治22年(1889)11月20日
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駅前は地方の駅らしくのんびりとしていました
ですが、なんだか派手なバスが停まっています
よく見てみるとこの日開店の伊勢崎市内にできたショッピングモール「スマーク」直通のバスらしいです
実は私たちもこの後に行く予定にしています
現在のプロフ画像のメキシコのスカル人形はここのチチカカで購入
男骸骨のタータンチェックのキルトは私の後付け
タクシーの運転手の方にちゃっかり場所を聞きましたが、「渋滞してるよ~」との情報が
開店日にモールに行ったというのはこの日が最初で最後ですね
(群馬に滞在できる日は限られているので)
館内は土地柄らしく南米系の方が多かったです
さすがは国際的な県・グンマー
駅舎自体は個性的な駅舎の多い両毛線らしいアールデコです
この独特の駅舎はこれからも現役で大事にされて行ってほしいと思いましたが、残念ですがもうありません
伊勢崎グルメといえば、先日の「三宅裕司のふるさと探訪」で、東MAXさんが訪ねていました(今は三宅さんが足の骨を折ってリハビリ中なので代打です)
駄菓子屋さんで140円ほどで食べれる「もんじ焼・アマ」というのがあり、初めて知りました
地元のぞっこんさん情報によると、地元民の発音は「もんじゃき」だそうです
「アマ」はいちごのかき氷のシロップを入れた甘いもんじゃ焼きだそうです
味は他にも「から」があり、こちらはカレー粉の入った辛みのある味、どちらも合わせた「あまから」もあるそうです
他にも市内の菅原神社にある「連取の松」(藤棚のように横に広がっててすごい、樹齢300年)や100年ほど続く大衆食堂「矢嶋食堂」などが出ていました
なんと本町通りは「かかあ町」という愛称だそうで、「かかあ天下」から来ているのでしょうね(地元には浸透してないそう)
伊勢崎の方ならよく知っている4点(地元のぞっこんさん、いかがですか)かもですが、グンマーゆかりの旦那も全然知らなかったので(ケンミンショーでもやってない)機会があれば行ってみたいと思います(見られなかった方、再放送もありそう)
洋館・駅舎・鉄道好きの方にもオススメでした(^^♪