武蔵野の風景薄れる新選組の故郷は庄屋風駅舎

場所・ 東京都日野市大坂上1丁目9-6

開業・ 明治23年(1890)1月6日

竣工・ 昭和12年(1937)

設計・ 伊藤滋

構造・ 木造平屋建て 入母屋造り

乗降者数・ 1日 52000人!! さすがは都会だ

最終訪問・ 2011.01

東京都の西端、日野市にあります乙女のトキメキ
鉄道が日本に登場して半世紀ほど経つと、駅に対して理解が深まるとともに遊びも現れて来ますハート
そんな中で登場するのが土地に根差したものを駅舎に採り入れる手法で、主に神社仏閣系が多かったそうです神社

ところが昭和12年(1937)に改築された日野駅は、地元の旧家スタイルを採り入れた駅になりましたおねがい
入母屋に下屋根を巡らせた屋根のフォルムは茅葺屋根を連想させ、かつて周辺が水田だった頃は、そのまま武蔵野の風景になってもおかしくない出来栄えです乙女のトキメキ
戦前の駅舎で農家風とはここだけではないでしょうか??
設計は合理主義的なお茶の水駅(昭和7年築)手がけた伊藤滋というから面白いですウインク
確信犯的に農家風を選択したのは、まさに「遊び」といえるでしょうハート

棟木を表に見せる入母屋の棟は、関東の農家では寄棟の茅葺が多いですが、武州だけは入母屋が見られます霧
これは養蚕の通気口確保のためだといいます乙女のトキメキ

築堤下に建てられた駅舎は、その農家風の屋根が目立ちますキラキラ
強く郷土性を意識した建築ですが立姿がいいのは設計の妙でしょうか??
駅前はビルに囲まれ、武蔵野の風景は薄れてしまいましたガーン
駅前には甲州街道の国道20号が通ります富士山

                      *

まるで
駅舎には見えないような珍しい古民家風の佇まいチョコがけハート
しかしそのすぐ後ろには大きなマンションが迫り、都会の通勤駅ということが感じられますアセアセ
かつてのこの辺りは武蔵野の風景を残す長閑なもので、こういう古民家が建ち並んでいたのでしょうキラキラ
現在ではすっかり様変わりをして、マンションの建ち並ぶ郊外住宅地となりましたガーン
1日の乗降客数もさすがの52000人ですびっくり
もうすぐ100年を迎えますが、このままの姿で武蔵野の原風景を伝えてほしいですハート

まるで土地勘のない日野市はどんなところなのでしょうか??

日野といえば大型トラックで有名な「日野自動車」くらいかなあ??
日野市には、今でも甲州街道沿いに江戸時代築の日野脇本陣で、土方さんの義兄の生家があり(資料館もあり、子孫の方がアメブロもやられているそう)、旧日野銀行の洋館もあるそうなので、機会があれば見たいですハート
休日の朝一で見れたのでけっこう空いていましたチョキ

近代和風・古民家・駅舎好きの方にもオススメです(^^♪