まるで地下宮殿のような壮麗な地下空間を公開

場所・ 栃木県宇都宮市大谷町

電話・ 028-652-1232

採掘開始・ 741年から大正8年(1919)

営業・ 4月~11月 9〜17時 (最終入館16:30まで) 

12月~3月 9時30分~16時30分 (最終入館16時まで)

   4月~11月無休 12月~3月 毎週火曜日休館(火曜日)

料金・ 大人 800円 *当時の御値段

最終訪問・ 2009.02

栃木県の県庁所在地、宇都宮市郊外8キロにある大谷町にありますウインク
大谷資料館の地下採掘場跡は、1919年(大正8年)から1986年(昭和61年)までの約70年をかけて、 大谷石を掘り出して出来た巨大な地下空間ですキラキラ
その広さは、2万平方メートル(140m×150m)にもおよび、野球場が一つ入ってしまう大きさです筋肉

 

「大谷資料館」 P すべて大地が大谷石


なお、坑内の年平均気温は8℃前後で、地下の大きな冷蔵庫といった感じですゲホゲホ  
冬はコートが必要ですが、夏は涼しいかも知れませんキラキラ
 

戦争中は地下の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として利用され、現在では、コンサートや美術展、演劇場、 地下の教会として、また写真や映画のスタジオとしても注目を集めているそうです音符

 

「帝国ホテル ライト館」 ここで明治村とつながる


私がもらった資料によると、最初の採掘は奈良時代にさかのぼり、741年に栃木の国分寺の石垣、土止め、土台等に利用されたのが最初となっています(1300年の歴史!びっくり
次に810年、平安時代には大谷寺(大谷観音)、弘法大師により開基と伝わるそうですキラキラ
 

 

現代で一番有名なのは、大正11年の1922年竣工の、現在明治村にある「帝国ホテル ライト館」の材料に使われたことですよねウインク

*大谷石の成因

日本列島の大半がまだ海中にあった
新生代、第3紀の前半(2000万年前)、火山が噴火し噴出した火山灰や、砂礫(されき、チャート、砂と小石)が、海水中に沈殿して、それが凝固してできたといわれています波

*特徴

耐火性、石の重量が軽い、石質が柔らかいので、加工しやすい、見た目が他の石に比べて温かく、白く、清らかな、しかも柔らかみとやさしさがあるキラキラ
 

暗い所で光に当たると、わずかにラメがあり、きれいです乙女のトキメキ
現在はその特徴を利用して、いろんな使われ方がされているようですよねハート
石蔵のCAFEとか行きたいです照れ

          *

宇都宮市の大谷町というのは、その地域全体(東西8キロ、南北37キロ、地下200~300m)が
全部、地下まで大谷石でできている、という規模の大きな石の町ですキラキラ
 

年間の生産量は70万トンになるそうです(多すぎて想像がつかない)びっくり
現在は宇都宮観光で大谷石観光もテレビで盛んにやっているので有名ですよねおねがい

 

私が行ったのはもう昔になりますが、そのときは冬で普通の土日だったこともあり、車は関東のナンバーが中心でした(まあ基本は関東でしょうね)車

 

受付左側から地下の方へ階段を使い、降りる


大谷町といえば、B級スポットの雑誌や廃墟の本などで、大谷石をそのままホテルの内装に利用した廃ホテルがある、とかで気になっていて、実際に外観だけ見たりもしましたカメラ
 

街全体に使われている塀や石蔵の石材もすべて大谷石で、こんな町も日本では珍しいんじゃないかと思いましたチョコがけハート
古代エジプトでいったら、この町全体はピラミッドの石切職人の町だったような感じで、職人さんの町があったんだろなあと想像されますウインク

 

ここだけ見るとまるで

エジプトのピラミッド内の大空間みたい


今でも大谷町には石材会社の社長宅があり、大谷石製の立派な家が何軒かあり、本にも載っているので、見学したりましたおねがい
 

興味のある方は個人宅なので、外観のみ、迷惑のない程度に見るようにすると良いと思いますウインク
私がそれらの家を知ったのは、「日本の洋館」という、東大の洋館先生・藤森先生の本でした(他の記事でも紹介)学校
 

まるでヨーロッパのようなお洒落な石の装飾があったりして、木造が中心の日本ではやはり珍しい街だと思いますハート

 

薄暗いので、残念ながらブレブレカメラ


大谷石資料館は、外観だけ見るとコンビニのような平屋の小さな建物が玄関なので、なかなか地下の壮麗な空間があるとは想像できませんが、内部がすごく広いんですねチョコがけハート
 

受付で料金を支払うと、地下へ続く階段を下りて行きますウインク
けっこう下まで降りるのですが、そうすると天井の高い、広い地下空間に出ますキラキラ
 

これを100年前はツルハシで手動で掘ったとは、どれだけの労力と時間が注がれたのだろう、、、
でも原材料は0円で、石がお金になるなんて良いなあ
コイン

 

GLAY 「SOUL LOVE」PV 

 もここで撮影された(大好きな曲)音符


地下の空間はまるで地下神殿のような、神秘的な雰囲気で、こういう場所はなかなかないので、やはり良いなあと思いますチョコがけハート
 

さすがはロケ地に使われるだけありますね(関東で東京にも近いし)カメラ
 

私がこの空間で撮影されたPVで知っているのは有名なGLAYの「SOUL LOVE」、最近だとアレキサンドロスの「NEW WALL 新たなる障壁」です(これも大好きな曲)カチンコ
アレキの曲なんか、まさに「壁」ですよね音符
 

他に映画でもここが使われているのを見たことがありますし、響きが良いので演奏会や式場に使われるのも、うまい使われ方だなあと思いますハート

 

アレキサンドロス

 実はGLAYとも仲が良いらしい(後輩ですね)


戦時中は悲しい使われ方をされましたが、現在は平和利用されているのが嬉しいですチョコがけハート
やはり宇都宮が軍都だったことも関係があるのかな日本
 

ここの他にも、水がたまっている採掘跡ではカヌーで見学できるところもあるそうですよね波
 

ここはなかなか他にない、面白い産業遺産観光地だと思うので、行かれてみると面白いと思います(栃木にはもう1か所、大きな産業遺産がありますね)ハート
周辺の観音様や町並もセットでぜひどうぞ!

大谷石・産業遺産・観光好きな方にもオススメです♪