邸宅の域を超え自治体でもある陣屋と大正の邸宅

場所・ 栃木県栃木市嘉右衛門町1-12、扇島

電話・ 0282-22-0001 

竣工・ 大正13年(1924)

構造・ 木造2階建て P20台

開館・ 9時30分~17時 共通券800円 (金)休み *当時の情報

最終訪問・ 2009.11

*国・重要伝統的建造物群保存地区
*国・登録有形文化財 *ロケ多数

栃木県南西部、かつては
県都だった陣屋、宿場町、商家町の小江戸・栃木市にあります乙女のトキメキ
当岡田家は遠くは京都三条の出と言われていますキラキラ

 

嘉右衛門町の町並 歴史ある景観が続く重伝建


後醍醐天皇が滋賀に行幸なされお病気になられた際、オオバコを煎じて献上したところ、たちどころに病がお治りになった功績から、天皇から家紋を賜わりました乙女のトキメキ

当家は現当主岡田嘉右衛門をもって26代を数える栃木市屈指の旧家ですキラキラ
 

古くは武士でしたが、帰農して江戸時代慶長の頃、士豪として栃木に移住し、荒地を開墾し、地域発展のために尽くしました乙女のトキメキ
 

以後代々の当主は嘉右衛門を襲名し、「嘉右衛門町」という地名の起こりともなりましたラブ

 

嘉右衛門町の日光例幣使街道沿い


また、日光例幣使街道の開通とともに名主役、本陣を勤め、代官職を代行するなど要職を担いましたビル
 

当記念館では、この長い歴史の中で、代々の当主が使用した品々、貴重な文献、交流のあった文人・墨客が残した美術品などが展示されている代官屋敷、文化財に指定されている粋を凝らした翁島別邸四季折々の花や古木が楽しめる見事な庭園などが見学できるそうです義理チョコ
 

表通りに面した一角には「無庵」というレトロな喫茶店があるので、ここで町歩きの一休みをしても良いですねジュース

岡田家の中興と言われる22代の当主は雅趣に富み、隠居後70歳で別荘建築を発起しました(下の画像)乙女のトキメキ
銘木を吟味し、練達の工匠が技を競い合って作り上げた別荘が翁島ですピンクハート
 

ここで使われている廊下の一枚板はこれ一枚で家が一軒建つほどのものだそうです(さすが名家)コイン
大正建築を代表する建物で国の登録文化財に指定されていますハート
特に風呂の傘天井が見てみたいです傘

 

「岡田記念館 翁島別邸」


この岡田記念館は25代当主が、邸内を広く一般に開放し、岡田家所蔵の品々を展示することにより栃木市の観光に寄与しようと昭和53年6月に開館しました筋肉
 

現在まで多数の観光客が訪れました乙女のトキメキ
また近年はテレビ、映画のロケ地としても利用され、西田敏行さん、宮沢りえさん、黒木瞳さん、本木雅弘さんなど、数多くの芸能人の方が撮影にいらっしゃっています(この辺は関東らしい)ランニング

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今回は時間がなかったので外観見学のみになりましたが、今度こそは中に入って見てみたいと思います
ランニング
共通券が800円と少しお高めですが、見応えのある内容だそうなので今度こそ行ってみたいですコイン

 

栃木市はかつての中心地だったので、やはり名家がありますね乙女のトキメキ
栃木県はまだまだ行きたいお店、場所、温泉がたくさんあって楽しみですねハート

洋館・和館・喫茶店好きの方にもオススメです(^^♪