★大正期の木造校舎は都内でも数少なく貴重★
場所・ 東京都葛飾区水元4丁目ー21-1
竣工・ 大正14年(1925)
構造・ 木造平屋建て
最終訪問・ 2011.01
東京都東部の葛飾区、荒川ほとりにある帝釈天と寅さん、こち亀で有名な葛飾区にある唯一の洋館です(帝釈天はこの7年前に行ったが画像なし)
この建物は、大正14年(1925)に建てられた、水元尋常小学校の増築校舎の一部です
はじめは4教室ありましたが、昭和40年に北側の2教室が撤去され、2教室のみが残され昭和57年3月まで、水元小学校の2年生の教室として使われていました
昭和58年に保存のため現在の場所に写し、可能な限り当時の姿に復元して、葛飾区教育資料館として生まれ変わりました
関東大震災後の(1923)資財不足のためか、輸入材が多く使われ、また構造上にも強化がはかられています
この校舎は大正期の木造校舎としては、都内でも数少ない例として、教育史、建築史上からも貴重なものです
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葛飾区内では唯一の洋館で、都内でも数少ない大正期の木造校舎ということで貴重です
住宅街の中にあり、住みやすそうな場所にこの洋館はありました
道路に面しているので学校の中に入らずに見ることができますが、中は見れませんでした
平日に来れば見られるかも知れません
シンプルな白い木造校舎でいかにも洋館校舎なのが良いですね
ここではエピソードがあり、私たちの新潟ナンバーの車を見て地元のおじいさんが声をかけて来ました(卒業生かも)
車が邪魔だと怒られるか(路駐)と思ったら、「新潟から、そんな遠いところから来たの~」と声をかけて来ました
「葛飾に来たなら縛られ地蔵も見て行くと良いよ」と言ってくれたので「有名ですよね~」と返したら嬉しそうでした
私たちの車は雪山の中を走って来て塩カリ(凍結防止剤)で白く汚れていたので、いかにも田舎から来た汚い車みたいで恥ずかしいなあと思ってたらやはりナンバー見られてますね。。。
洋館・校舎・資料館好きの方にもオススメです(^^♪