下部温泉 「古湯坊・源泉館」 夕食 馬刺し・ほうとう・湯葉など
☆信玄の隠し湯の冷泉岩風呂が名物で食事も美味☆
場所・ 山梨県南巨摩郡身延町下部45
電話・ 0556-36-0101
泉質・ (しもべの奥の湯 高湯温泉)(源泉館神泉の加温源泉)混合
アルカリ性単純温泉 32度足元自噴
源泉かけ流し PH8~9 49度
加温、塩素、循環の浴槽も(低張性・アルカリ性・高温泉)
開湯・ 平安時代前期 830年頃
創業・ 江戸中期
竣工・ 昭和初期築を昭和中期改築 ステンドグラス有
構造・ 木造3階建て 30室
風呂・ 男女別 加温内湯1ずつ、 混浴内湯 1
人物・ 文人・井伏鱒二、野球選手や力士(傷・骨折に効く湯のため)
料金・ 観光2食付き 11000円~ 人数・プランによる
立ち寄り入浴のみ 1000円 10~17時 *当時の御値段
休憩・入浴 3000円~ 10時30分~15時 食事+2000円
最終宿泊・ 2009.11
ここからは2009・11に実際に宿泊したときのレポートです。
今回、下部温泉「古湯坊・源泉館」に宿泊することになったのは、山梨の洋館めぐりの旅で県内に宿泊する必要があり、かつ山梨といえば前から泊まってみたかった下部温泉しか思い当たらなかったからです
その中でも有名な「信玄の隠し湯・岩風呂」(足元自噴・混浴)に到着予定の夕方以降に入れるのは「古湯坊・源泉館」しかなかったため、ここに決めました
しかし、私がボケっとしていて見ていた本の宿の写真は、この宿の前に建つ「裕貴屋」さんだったと気づいたのは連休の前日。。。
(本の写真が紛らわしく「裕貴屋」の後ろの路地にある「源泉館」の看板が「裕貴屋」バックに小さくしか写っていず、ほぼ「裕貴屋」しか写っていなかった)
電話予約をしたのは「古湯坊・源泉館」で建物を「裕貴屋」だと思い込んでいました
もう連休の前日で今頃変更もできませんでしたが、結果的に下部温泉のシンボルの「岩風呂」にも入れましたし、お料理も美味しく(馬刺し・ほうとうなど)接客も温かいもので良かったです
実はこの前月に自分自身の結婚式があり、忙しくて気が回っていなかったのでしょう
午後18時
下部川を遡り谷間の温泉街に到着
観光や洋館めぐりで、すっかり真っ暗になってしまいました(11月なので16時30分には日没)
赤い欄干の神泉橋を渡り(なぜか古い温泉街にはシンボルの赤い橋が掛かりそのたもとに木造3階建ての風情ある宿があります、四万温泉もそうです)今夜の宿「古湯坊・源泉館」の玄関に着くと、駐車場はなく、宿の前の路地に路駐することになりました
古い狭い谷間の温泉街のため、駐車場を造る土地がないのでしょう
この駐車の仕方の温泉宿は四万温泉「積善館」もそうでした
縦列で
(温泉街に向かって踏切を渡ってから右手の橋を渡った先に大きな駐車場があるそうです、温泉街へはここから徒歩可能)私の温泉師匠様よりの情報です
下部温泉街の最新の詳しい記事は許可を頂いて八幡大佐さんの記事をリンク(記事)
温泉街の造りが似てる四万温泉「積善館」
遅くなってしまったにも関わらず、宿の方は温かく迎えて下さり、昭和初期の面影を残しながら改築された館内の階段を登り今夜のお部屋へと案内してもらいます
きれいで快適ですが、正直風情はあまりなかったので、写真はありません
なので写真は夕食・朝食のみです
内湯も昭和中期の普通のものです
シンボルの「岩風呂」は撮影禁止ですし、長湯の風呂のため、ほぼ常に人がいます
お部屋は2名には調度良い6畳一間です
お部屋に着くとスタッフの方と少しお話して、山梨にほぼ初めて来て気になっていたことをおたずねしてみました
「山梨の信号のところについている、その交差点名の看板がこげ茶色ベースに白い字で書いてあるのはどうしてですか」と
他の県では普通、白地に青色の字で書いてあります
もしかして観光立県のため景観に気を使っているのか(観光地のコンビニなどもそうですね)それとも山梨は全国でも、かなりの晴れる日の多い県のため、日差しが眩しいからなのでしょうか
結局スタッフの方にもわかりませんでした、そもそもその方は他の県へあまり行かないので、その事実さえ知りませんでした
誰かわかる方がいたら教えてください
他に私たちは先月結婚したばかりの新婚です、などとお話しました
到着時間が遅かったためさっそく夕食です(一番上の写真)
夕食はお部屋に持ってきてもらえます
夕食の内容は豪華で美味しいものでした
名物の馬刺し・湯葉が大きなお皿いっぱいに盛ってあり非常に嬉しかったです
私は馬刺し好きなのでこんなに食べられるなんて
他にも人生初めてのほうとうや天ぷら、岩魚の塩焼き(定番)、煮物、鴨肉、漬物、和物、茶碗蒸しなどの全10品ほどの豪華なものです
これで2食11000円ならお得でしょう
量も多めで、ご飯もおかわりができます
男性でも満足できます
長くなったので続きはへ
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