1時を少し過ぎて、ゆったんからの着信携帯

 

スマホをスピーカーにして旦那に渡し、私はボイスレコーダーを近づける。

 

 

いよいよだっ!!

 

 

ゆ「あの、今、ちえみ先生は?」

 

旦那「いないよ。」

 

ゆ「ちえみ先生、何て言ってますか?

私、土下座までしたのに無視されましたっ!」

少々キレ気味のゆったん・・・

 

旦那「俺の職場と、婚約者先生に話すって。」

 

ゆ「ひどいですよ!

何でそんなことされなくちゃならないんですか!」

 

慌てて紙になぐり書きをして、旦那に読ませる。

 

旦那「俺ら夫婦が離婚になって、君の結婚も破談になるから

俺と君が結婚して、母親の介護しながら、子どもたちの養育費払えって。」(ものすごい棒読み滝汗

 

ゆ「何でですか!

私だって普通の結婚したいですよ!

何でバツイチで3人も子どものいる、歳の離れた人と結婚しなくちゃならないんですか!

介護なんて冗談じゃないですよ!

あんまりです。」

 

旦那「・・・・・」

 

ゆ「別に結婚しようとか、そんな約束してないですよね?

旦那先生が勝手に家を借りるって言ってただけですよね?

私が結婚するの知ってて付き合ってきたのに、今更そんなこと言うなんてひどいです!」

 

旦那「・・・・・」

 

ゆ「それに!

そもそも、旦那先生が鍵つけてくれなかったせいで、こんなことになってるんですよね?

今までいいように扱われて、こんな仕打ちされて、あんまりじゃないですか!」

 

旦那「・・・・・」

 

ゆ「何か言ってくださいよ!」

 

旦那「俺を訴えるの?」

 

ゆ「ちえみ先生が彼に言うなら、私だって黙ってません。

私がどれだけの被害を受けたか、裁判で明らかにしてもらいます!」

 

旦那「・・・そう。」

 

 

しばし無言の時間。

 

突然始まった、ゆったんの嗚咽汗汗

 

以前、土下座の時に聞いたヒックヒックが始まったゲッソリゲッソリ

 

 

パワハラ&セクハラ&ストーカーの被害者から

不倫の女王さまに変身キラキラ

 

 

ゆ「こんなこと、私に言わせないで下さい。

私たちが過ごしてきた時間が、全部嘘になってしまいそうで悲しいです。」

 

ゆ「私たち、お互いを大切に想って、大切な時間を過ごしてきましたよね?

私たちの想いは、こんな風にいたずらに壊されてしまうものではないですよね?

私がりょーたんを想う気持ちに嘘偽りがないこと、ちゃんとわかってくれてますよね?」

 

 

ひたすら沈黙の旦那をよそに、ヒックヒックしながら、まくし立てるゆったん音譜音譜

 

 

ゆ「私の気持ちは、今までもこれからも、りょーたんにあるんです。

だから、りょーたんの裏切りが辛いから、訴えるなんて言ってしまったんです。

私はずっと、りょーたんを信じてついてきましたっ。

お願い、私を守って。

私を守れるのはりょーたんだけ。どうしたらいい?助けて。」

 

ゆ「一度時間作って会いませんか?

私たちの気持ちは揺るがないって安心したいです。

電話だと、きちんと想いが伝わるか不安もあります。

会って先の事を考えて相談しませんか?

ちえみ先生のこと、考えましょう。」

 

旦那「もう会うことはないよ。

もう終わり。

今までの事をなかったことにできないけど、この先はないってことで。」

 

 

旦那の一言で、ゆったんはまた被害者モードに滝汗滝汗

 

 

ゆ「それなら今までのこと、きちんと償ってもらいますね!

今まで散々尽くして、最後にこんな仕打ちして!

信じてたのに!裏切り者!最低っ!」

 

 

一方的に電話は切られて終了~爆  笑爆  笑

 

 

私「嘘泣きしながらも、よくこれだけ証拠残してくれたよねぇ。

ありがたいわっ。

んじゃ、おやすみ~音譜音譜

 

 

ボイスレコーダーと旦那のスマホを持って、部屋を出た。

スマホ返せって言われるかな~と思ったけど、そんな気力は残ってないらしい爆  笑爆  笑

 

 

うん。今日はいい夢が見られそうだっニコニコチョキ