プロ野球の開幕について書きましたが、広島カープに一昨年退団した前田智徳という選手がいま
した。
彼は熊本県出身の同郷で応援していたのですが、落合元中日監督や大リーグのイチロー選手も
認める打撃センスを持った選手で、名球会入りも果たしています。前田選手は15年以上怪我に悩
まされましたが、通算打率は当然3割を超えた大打者です。
そんな前田選手が、常々口にしていた言葉がありました。
「世の中は、いいときもあれば悪いときもある。いいときだけ続くことはないし、悪いときだけ続くこ
ともない。ちゃんといいことも悪いことも平均してやってくる」という平均の法則です。前田選手はそ
う信じることで、つらい怪我で満足に試合にも出場できない時期をを克服してきたのだそうです。
確かに、いいことがきたと思ってもそれは不幸のきっかけだったり、悪いことと思っても、それがい
いことの肥やしになったりします。しかし、いいことや悪いことが人生のどのタイミングでやってくる
かは分かりません。だから、目先の幸不幸に囚われず、損か得かという物差しですべてのことを
測るのではなく、今すべきこと、今できることを粛々と積み重ねていくしかありません。
自分の人生やビジネスの経験からも、どちらかに偏ることもなくいいときも悪いときもありました。
肝心なことは、悪いときに腐ることなくいつかいいときが来ると、気持ちを前向きにもって物事に取
り組む姿勢だと思います。
これからも自分自身も平均の法則を信じて、前向きな人生を貫いて行こうと思っています。