先の大戦末期、中国満州から命からがら途端の苦しみで引き揚げた海老名香葉子90生存が書いた本。東京本庄の自分生家へ帰ってきたら、終戦間際の3月10日、アメリカ軍B29戦略爆撃機による東京大規模空襲、僅か2時間で10万人超死亡、その内家族6人全員焼夷弾で焼け死に、子供時代に天涯の孤児になった。

前後して能登穴水町に半年間疎開、異郷に地疎開先の村人から親切可愛がってもらい、再び焼け野原東京に帰る時、村人から帰っちゃいかんと号泣引き留められたとも。その後長く能登穴水の所縁の人々と交流が続いたという。

著者海老名香葉子の夫「爆笑王」一世を風靡した「林屋三平」。余談になるが前「笑点」のメンバーだった2代目林家三平は初代の次男。

おもしろくないとしてか諸々の理由で降板。これは書かんでもいいことだが、当方も笑点のファンでみており、すべる外れてなんかおもしろなく、いいのか思ったりしていた。この本能登穴水町の発行2017.8.26となる。

 

 

 

 

初代林家三平はいかに爆笑王だったか検証。