2024.5.15 今から2週間前のこと 能登半島被災地めぐり最終地が輪島の西側、門前町の古刹「総持寺祖院」を見聞。午後3時ごろに訪問、門の中へ入れないかと思っていたが、とうせんぼもなく伽藍を見聞。テレビから各寺院の倒壊を知っていたが、そのままで放置されていた。人の気配がなくだれもいない無人とみた。

創建は1321年と年月を経て壮麗な7堂伽藍が建立されていた。近年悲劇の古刹で2007年の能登震度6の地震で伽藍が破壊され、2021年に長大年月を経て完全再建宣言、まだ年月が経たない内今回の震災。約30軒もあった門前町の建屋もまともな家一軒もなかった。人口の少ない地域でもあるが半島外海の津々浦々港町。北前船・廻船問屋が巨万の富を得て、寺院に財宝を寄進したものといわている。