赤ちゃんを抱くと、決まってどなたもお尻をぽんぽんと叩きませんか?


それこそ副交感神経に適度な振動を与えて、安定を促進している行為なのです。


また、電車やバスに乗って暖かい椅子に座っていると、不思議と眠くなった経験をお持ちでしょう。


これは副交感神経が安らいで働きが発揮されるからなのです。


人間の身体は、息を吸うと交感神経が働き、息を吐くと副交感神経が働くようにできています。


ですから、便秘の時など、息を強く吸い込んで下っ腹に力を入れて排便しようとしても、


交感神経が排便阻止の方向に働けば、出なくて苦しい思いをすることもあります。


逆に早く出そうと力まないで、背を真っ直ぐにして、静かに息を吸って、しっかり吐くのを繰り返しながらリラックスし、


腸の働きにお任せいたしますといった、楽な気持ちになると、スルスルっと出てきます。

アルコールが交感神経に影響して顔が白くなる人は、栄養が皮膚に届かないので、長い間には、


太い針で突っついたようなブツブツの夏みかん顔になってしまうのです。


そうなると活性酸素が体内で大量に発生し、『酸化』つまり老化を促進することになるのです。


血液のPH値が酸化に傾けば、血液の尿石酸が針状結晶を発生させ、それが足首の関節などに刺さって痛風になることもあります。


副交感神経は汗の制御・勃起・子宮拡張・排尿を起こす・膵液分泌促進・心拍制御などの働きがあります。


ですから、腸機能や内臓機能が低下して、背骨両側のスジを太くしてしまい、仙骨が引き上げられると、


骨盤全体が影響を受け、副交感神経の働きが減少してしまうのです。


こうなると、興奮をしずめるという働きが弱くなりますので、イライラしたり、怒りっぽくなったりするのです。

筋肉をもみほぐすのではなくて、スジと神経に光を入れるのです。


神経に光を入れることで、安らぎと活力が生じます。


それが各器官にめぐっている神経を通して、内臓の働きが上がるのです。


体内の理解 ― 交換神経と安定神経


胸椎1~5番のあたりに交換神経の中枢があります。そう知ってみると、


そのあたりが凝り固まっている人のほとんどが、寝つきの悪さ眠りの浅いことを訴えます。


そして、お尻の仙骨の中には副交感神経の中枢があります。


ですから、ここが引き上げられて締め付けられると、副交感神経はそれを収める安定神経です。


交感神経の働きは、射精・子宮収縮・尿を溜める・膵液制御・心拍促進・アドレナリン分泌・発汗による体温調節、胃・小腸・結腸(大腸)の運動制御などです。


交感神経が緊張すると、排泄・分泌能力の低下(排便・排尿・ホルモン・消化酵素・白血球に必要なタンパク質など)を招きます。


そして毛細血管の挟縮によって血流障害が起き、不要物の溜め込みが始まります。


必要なものは得られないで、不要な物は捨てられないといった状態です。