まずは頭から始めましょう。


頭蓋骨のつなぎ目に光を入れるようにします。


ここには胃や腸の信号が通じているのです。


まずは額の生え際あたりから始めますが、このポイントは胃が悪いとかなり凹みが出ていて、痛みを感じます。


また脳天は腸が弱い程指が挟まるくらい凹んでいることがあるのです。


ここに逆信号の光を射し込むことで、神経の働きを覚醒させることになるのです。


光を入れるときは指を立てて、先端の光のハリが深く入り込むようにしますが、強く押しすぎないことです。


耳の上、側頭部には視神経が集まっています。


ここを3本の指で皮膚の下を動かすつもりで、耳の少し前から、側頭部へと回っていき、後頭部まで施術します。


次に頭蓋骨を持ち上げるように、首の中心から3ヶ所程施術します。


最後に、首のスジをグリップしながらほぐしていきます。

身体の背面の施術


全身の体調を読み取る ― 左右のバランスが大切


まず初めにうつ伏せになり、背中から足先まで指を熊手のようにして交互に掻き落としていきます。


このときに、背中、特に右側の肝臓胆嚢部分や、お尻の左右が平均になっているかどうかを見ます。


掻き落としが終わりましたら、腸脛を大きくつまみ上げて、その硬さを確かめます。


これは腸脛の硬さが、腸の壁の硬さだと言われているからです。


一般的に右腸脛の硬い人は便秘気味で大腸が、左腸脛の硬い人は下痢気味で小腸が弱い人だと言えます。


もちろん腸機能の低下が激しい人程両方が硬く、酷い人では、よく乾かした身欠きにニシンのようになっていることもあるのです。


腸機能低下の前兆として、腸脛が痙攣して引きつることがあります。

腰痛と坐骨神経痛



仙骨の穴を通って出た坐骨神経痛はやがて足首にゆき、足底を通って、指の付け根まで達するのです。


多くの坐骨神経痛の場合、この腰椎5番と仙骨の交点にある神経部分に施術すると、急速に痛みが引くことが多いのです。


坐骨神経痛になると、最初膝裏のひかがみが痛みだし、次に股関節がきしむような痛みを感じます。


しばらくすると、腓骨部分に痛みが走り、ついには指の付け根が痛み出します。


この症状はモートン病と呼ばれています。


足底の神経ブロックか神経を切断するのが通常の治療であるとされていますが、その元は腰痛ですので、


原因である腰椎5番付近を治すことが早道なのです。


坐骨神経痛で右腰が痛み出し、そこをかばいながら生活した結果、脾臓付近にコリを作ってしまうという

悪循環も起こり得るのです。


こういった痛みを無意識にかばう姿勢を取っているうちに、コリは上にまでジグザグに上がり、ついには全身のコリへと繋がるのです。


このジグザグの曲がり角に脾臓や膵臓付近があれば、当然圧迫が生じ、機能低下を招くと考えています。