急にスポーツを止めたり急激に痩せたりしますと、心臓の大きさが元に戻っても、


収まっていたあたりが膨らんだままになり、動きがガタついたりして、寝汗が出たり、だるさが襲ったりします。


もちろんこのあたりのコリが取れれば解消されることも多いのです。


ここが凝る人の大半はスポーツによることが多く、特にゴルフが最もコリを大きくします。


力一杯グラブを振り回したときに、この左肩甲骨下付近に力がこもってしまうのです。


うつ伏せになると左肩が引き上げられてしまう程凝り固まった人を見たことがあります。


テニス、卓球、そして上半身をひねるサッカーでもこのあたりを凝り上げさせてしまいます。


しかし、ここのコリをほぐしてやると、ほとんどの人が改善するのです。


右側は胃と十二指腸のツボです。


上二つが胃で、下一つが十二指腸です。


食べ過ぎ飲み過ぎによる疲労にも効果があります。

心臓付近のツボ ― 背中のコリで不整脈になる人もいる


少し重なりますが胸椎の7~9番あたりまで降りて行きます。


左側には心臓が位置しています。


心臓肥大症の人はここが膨らんでいますし、このあたりが凝っている人は、心臓付近の胸のあたりが


ぐりぐりといたんだり、ぎゅーっと締め付けられて呼吸が苦しくなったり、


妙にどきどきと動悸が早くなったりと、不整脈や呼吸困難症のような状態になる人もいます。


心臓肥大は大きく2つの要因が考えられます。


1つはスポーツ心臓と呼ばれるもので、強く大量に血液を押し出しているうちに心臓が発達してしまうのです。


もう1つは肥満によるものです。


肥満になるということは、皮膚表面積が広がるということでもあります。


皮膚表面の毛細血管が延びているので、正常なら約10万キロの血管の総距離が延長されてしまい、


末端まで血管を巡らせるには、心臓がかなり強く働かなくてはなりません。


これも心臓が発達してしまうことになります。

肩甲骨と肺のツボ ― 交感神経をほぐす


肩甲骨の上端からは神経が頸椎1~4番まで繋がっているので、このスジをほぐします。


次に、胸椎2~5番までに光を入れます。ここが先に述べました交感神経がコリによって緊張してしまう部分です。


ここが凝っている人は交感神経の緊張と興奮で寝つきが悪いことが多いです。


肩甲骨縦スジには胸椎1~5までが通じていますので、肩甲骨の裏に力が少し入るように施術します。


次に肩甲骨が鎖骨と繋がるための横棒下の6つのポイントに人差し指一本で光を入れます。


ここが気管支と通じている部分です。


強すぎるとかなり痛みが走りますから注意が必要です。


そこまで終わってから胸椎5・6・7と降りて行きます。


人差し指・中指・薬指の3本で3点ずつ施術します。


3点の幅は7~8㎝程です。


ここまでが肺にあたります。ここまで施術してから右側も同様に行います。


このあたりが凝って引き締められると猫背になり、呼吸器へ影響が出ることがあります。