違和感スッキリ個人セッション 池袋 -5ページ目

違和感スッキリ個人セッション 池袋

あなたは日々様々な人間関係で苦しんだり、傷ついたりしているのではないでしょうか。そんな心の優しいあなたに、人間関係を劇的に改善し、心と身体を開放するセッションを提供させていただきます。

無意識下の抑圧と憤怒


無意識下の憤怒には3つの原因が考えられる。


1.幼少時に発生し、今に至るまで発散されていないもの。


2.自ら課すプレッシャーによるもの。強迫観念の強い人、完全主義者、善良主義者に多い。


3.日常生活での実際のプレッシャーに対する反応。


預金口座にたとえて説明しよう。怒りの預金は子供時代だけでなく、生きている限りずっと続く。


この口座からは預金の引き出しが行われないため、怒りは溜まる一方だ。


そのうちに怒りは憤怒となる。


これが危険レベルに達し、あわや意識上に噴出するという状況になると、脳は痛みなどの身体症状を引き起こして注意をそらし、


感情の大噴火を避けるのである。


次のケースはこのプロセスを如実に、かつ印象的に伝えている。


ここまで重症で衝撃的な病歴をもつTMS患者はそうはいないだろう。


それでもこのケースを取り上げるのは、これによって痛みと抑圧された感情との関係が非常に明快になるからだ。



しかし、わたしが特に関心をもったのは、コフートが自己愛憤怒について言及している点だ。


コフートは、人格障害のある人は幼年期に激しい怒りを「自己愛憤怒」と名付け、幼少期に激しい怒りを溜めこみ、


それを解消できないまま大人になったと主張する。


そして、この激しい怒りを「自己愛憤怒」と名付け、幼少時の発達期に体験した情緒的外傷がこの憤怒の原因ではないかと提言する。


わたしは、こうした憤怒は誰にでもあるのではないか、もっと詳細にいえば、


この本質的に自己愛を追求する自己は誰の心にも住みついていて、それが抑圧されているために怒りや憤怒が発生するのではないかと考えた。


これについては次章で詳述する。


以上を予備知識として、ここからは身体症状を発生させる無意識下での出来事について厳密に検討していきたいと思う。

身体症状の発現につながる一連の出来事を理解するには、20世紀の卓越した精神分析医ハインツ・コフートの提示した概念が不可欠だ。


コフートは、子供という捉え方ではなく、どんな人の内部にもごく幼い自己というもの ― 発達の度合いはさまざま ― が存在するとし、


専門用語で自己愛と呼ばれる自己中心志向は、多少とも粘着型の自己には普通に見られる特徴があり、


適切に発達すれば正常で健全なものに育つと信じていた。


彼は自己愛がまったく未発達の状態から完全な成熟に至るまでのようすを一本のライン上に表して理論化し、


自己愛は誰もが手放そうとしないものであり、健全たりうる可能性を秘め、環境さえ整っていれば成熟した形の自尊心に育っていくと主張した。