人は過去の記憶のかたまりです。
オギャアと生まれた時点で両親からおじいちゃんおばあちゃんから更には人類創生からの先祖の記憶を引き継いでいるわけです。

そして生まれてからの両親や兄弟、あらゆる人との出会いの中での経験を何一つ忘れずに
記憶して、その記憶が心を作り行動を促す原動力、判断基準になっていきます。まるで化学反応が起きるようにです。

酸素と水素が結合すると水になり、絵の具の
赤と白を混ぜるとピンク色になるのと同様に
人も目の前に起きる出来事に対してどう感じどういう行動を起こすかすでに決まっているんです。
ただ人間の場合、記憶が膨大で、頭も働きますから、日々その反応は違い、環境によっても変わることが多々あります。それも実は元々の記憶、心で判断していて決まっているわけです。
つまり過去の記憶が心を作り人生を決定づけているわけです。

過去の記憶に対する見方が変われば心が変わり人生が変わる。
それもいい方向に劇的に、そんな方法があるんです。

私達は過去の記憶のかたまりです。
その記憶が心を作りすべての判断の源になってます。考え方、好み、得意不得意、性格など、その記憶は生まれた時点で両親や
人類創生からのご先祖さんのDNAの記憶まで
です。そして生まれてからの育てられ方や出会う人との間で経験した記憶が更にプラスされます。
それらの記憶を元にあらゆる出来事が展開されるわけです。
自分と考えや価値観が合わない人がいると時に不快感が出たり、口論になることがありますが、過去の記憶が全く違う相手に自分の考えに合わせてほしいと言うこと自体無理な話なのです。
上下関係や利害関係があれば頭に相手の考えを入れて行動を変えることは可能です。
親が子供に感謝の気持ちを持ちなさい、人に親切しなさいなどと教え子供がその通りに行動しても心が変わったわけではなく、頭を使って行動しているに過ぎないのです。

人への感謝や思いやりを持つ心とは人がひとに教えるものではなく、本来全ての人の中にあるものなのです。あとはそれを出すだけなんです。それが可能なんです?
後輩が先輩に友人から友人に対し、いろんな状況で生き方について考え方について相談をすることがあると思います。

相談された側は良かれと思って、または少し偉くなったような気がして、自分はこんなことしたからこうすればとか、アドバイスをしたりします。

ところがこのやり方だと間違ってしまう可能性があります。何故ならば相談者と相談される側と生きてきた環境も過去の記憶も全く違うからです。たとえ同じ悩みを過去に経験していたとしても人が変われば同じ経験ではない似て非なるものなのです。

ではどうすれば良いか?相談が技術や法律に関するものであれば、アドバイスは時に必要かと思いますが、生き方や人間関係に関しては本人の中に答えがあるという前提で相対することが一番良いのです。むしろ相談者は話を聞いて欲しい場合がほとんどで、アドバイスは必要ないのです。
相談者の立場になり、聞いてあげる、更に相手の素晴らしさを伝えるだけで問題は解決し
ていく、と言うより問題はなかったと気づく
それが可能なのです。