昨夜、ポータブルトイレで用を足した後、移乗リフトささえ手でベッドに横向きに腰掛けるまでは順調でした。
ベッド上から私の背中を抱えてくれていた妻が私の足を抱え上げようとした際に一瞬めまいがしたらしく、前かがみで腰かけていた私の上に倒れこんで来ました。足に全く力が入らない私は踏ん張ることができず、前屈姿勢のまま顔面から床に落ち、その上に妻の身体が落ちてきました。
顔面から床に落ちる間、スローモーションのように床が接近して来て、ゆっくり床にぶつかるように感じました。
これと似た経験を約30年前にしたことがあります。大学通学のため国道をバイク運転中だった私は渋滞中の左折レーンから急に車線変更してきた車を避けようとして転倒。スピードが出ていたので倒れて仰向けのままお尻でしばらくアスファルトの路面を滑った瞬間も周りの景色がスローに見えたのでした。どうやら人間の脳は生命の危機の瞬間に、たった1、2秒の出来事をスローモーションのように感じる働きがあるようです。
話が脇にそれましたが、幸い鼻筋に切り傷と、左太ももと右臀部の軽い捻挫、左足親指の擦り傷で済みました。また私がクッション代わりになったので妻は無傷で済みました。
それでも今回の一件は妻にとってはトラウマになってしまったらしく、今後はより安全な方法をとるようにしよう、ということになりました。
